突然ですが、シリコンとシリコーンの違いはご存知でしょうか?
実はこれ、マクドナルドを人によって「マック」と呼んだり「マクド」と呼んだりするのとは違って、そもそもが違う言葉なのです。
このあたりついて信越シリコーンさんのHPに分かり易い説明が書いてありました。
オヤイデでもお馴染みの信越シリコーン |
つまり金属のケイ素を表す「シリコン(Silicon)」と、ケイ素を元に作り出された化合物を表す「シリコーン(Silicone)」のそれぞれの名称があるわけです。
オヤイデを始め電線・電材界隈で見かけるゴムっぽい材質のあれは「シリコン」ではなく、正しくは「シリコーン」なんですね。
でも結局みんなシリコンと呼んでしまう(書いてしまう)んですけどね。
さてさて、オヤイデの古参商品にシリコンゴムチューブ、またの名をRSチューブと呼ばれる商品がございます。
薄くてふにゃんふにゃんなチューブです。
連続使用できる温度範囲は+180℃まで。
世間的にはシリコンチューブと言うと、半透明でコシ(?)のある肉厚タイプもあるようです。
耳のピアスホールを開けた後に、穴がふさがらないように数週間挿入しておくシリコンチューブも、
自動車のライトメイクに使われているのも肉厚半透明のタイプです。
では、なぜオヤイデにあるのは薄くてふにゃんふにゃんな方のシリコンチューブなのか!?
それはなんと言っても、可とう性に優れる点でしょう!
ちなみに「可とう性」とは、以下のような意味で使われます。
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可とう性
読み方:かとうせい
別名:可撓性,フレキシビリティ
【英】flexibility
可とう性とは、物体が柔軟であり、
折り曲げることが可能である性質のことである。
可とう性の「とう」は「撓」で、たわめることである。
対義語としては「剛性」を挙げることができる。
力が加わっても折れないようにすることで、
災害などが起きても破壊から免れるなどのメリットが得られる。
(Weblioより)
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つまり、医療機器やロボットなど稼働の多い箇所にうってつけのチューブと言うわけです。
そんなシリコンゴムチューブも、例によって切売 or 袋売りで小分け販売しております!
仕込み中の風景。まるで手打のうどんのよう(笑) |
シリコンはうっかり床に着こうものなら、静電気の影響でホコリや毛ゴミを吸い寄せて汚れてしまうので、扱いに注意が必要です。
同じ材質のRSCB(シリコンゴム電線)などもやはり床に着くと 汚れますのでご注意ください。
内径1φ~4φは10mカット品、5φ~10φは1mから切売販売しております。
実験研究や工作、機器配線の絶縁・耐熱保護など、ご入用の際は是非お問い合わせください。
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直売店舗 TEL 03-3253-9351 FAX 03-3253-9353
本社 TEL 03-5684-2151 FAX 03-5684-2150
齋藤新でした。
仕込みをしていて頭をよぎった、新宿にある「慎」のざるうどん。 先日久々に食べに行きました。美味ひ。 |
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