2018年3月23日金曜日

【DIY講座】『USBケーブル』を自作する!≪USB Bタイプ編>

新製品『DA-404 4N純銀単線USBケーブル』を使って、
USBケーブルの作り方をご紹介していくブログでございます。




今回は【USB-B】コネクタを製作します!
(2024/12/12更新)
切り売りケーブルを「DA-404」に変更しました。写真は「オーグラインUSBケーブル」のままですが、電線内部の色や作業工程に変更はありません。


オヤイデ電気直営店限定【オーディオ用高品質USBケーブル】
切り売りを開始しました。
100cm未満:¥1,760
(税込)/10cm単位
100cm以上:¥1,540
(税込)/10cm単位


 【  商品ページはこちらから  】 


かなり高価ですが『確実なシールド処理』と『インピーダンスマッチング』が取れている為、容易に整合性を持ったUSBケーブルを作ることができます。
特にUSB DACなどデータ通信用途にオススメします。

*

【DA-404内部構造】
↓DC-404について解説したブログはこちらから↓
https://oyaideshop.blogspot.com/2024/12/da-404.html

DA-404は4N純銀単線0.4mmを2ペア(4芯)使用したUSBケーブルです。
ハイエンドUSBケーブルとして「Continental 5S V2」を販売していますが、ケーブルの切り売り販売は無く、完成品のみの取り扱いとなります。

信号線の絶縁体は「EPTFE×)」
電源線の絶縁体は「FEP×)」
細径ながらも細部の性能まで拘り抜いた高品質USBケーブルです。

シース材は柔軟性の高いPVCを採用し、単線を採用しながらも取り回しの良さを実現しています。

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それでは早速DIYしていきましょう!

基本的な流れはUSB-Aと同じになります。

   1:ケーブルの構造解説・剥き出し作業   


 ケ―ブルの被覆を約15mm剥く。

 被覆を剥くと編組シールド+アルミテープが出てきます。ノイズ耐性抜群です。


 編組シールドをほどきます。すると中から「ドレンワイヤー」が出てくるので探し出してください。
 ドレンワイヤーとはアルミテープと編組シールドを導通させる為の線になります。
 ドレンワイヤー以外の編組シールドを切り落とします。ハンダ付けスペースが狭い為、作業性を考慮してドレンワイヤーのみ処理します。
 アルミテープを剥きます。このが「電源線」になります。


 紫のアルミテープを剥くと、の「信号線」と、ドレンワイヤーが出てきます。


 ドレンワイヤー2本を撚り合わせます。最後にシャーシグラウンドと導通させ、シールド効果を発揮させます。


 ここまできたら準備完了!合計5本の線を使ってUSBケーブルを作ります。


   2:USBコネクタの半田付け   



 USB-Bコネクタの内部。全部で4点のパーツで構成されています。


 USB-Bコネクタの商品ページはこちら。 


【USB-Bの結線図】
1:(+5V) →
2:DATA- →
3:DATA+ →
4:GND →


角が取れてる方が上面(&)
平面になっている方が底面(&)

※画像をクリックして拡大

まずカバーをケーブルに通しておきます。

※写真はケーブル剥く前ですがお気になさらず・・・

結線図に従い半田付けをします。
予備ハンダも忘れずに。


底面から見た半田付け部。



金属ハウジング(大)を取り付けます。
導体の長さは金属ハウジングの中に収まるようにします。
ドレンワイヤーを金属ハウジング(小)に半田づけします。
金属ハウジング(小)のカシメと、金属ハウジング(大)のカシメを纏めて固定します。
最後にカバーを被せて・・・・
*

完成しました!



如何でしたか?
USB-Aコネクタが作れれば、こちらも問題ありませんね!

もし分からないことがあればオヤイデ電気までお問い合わせください。



  ~他のUSBコネクタ自作例は下記の通り。~  


オヤイデ電気 秋葉原直営店
住所:東京都千代田区外神田1-4-13
営業時間:10:00~19:00
定休日 : 日曜日(年末年始)

☎ 03-3253-9351 FAX 03-3253-9353

メールでのお問い合わせは、こちらのアドレスより!
✉webshop@oyaide.com


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