某大塚さんの声で今こそ言いたいこの台詞。
何でかって?
先週情報解禁、そして明日に発売日が迫っております。
我々オヤイデ電気・NEOからついにリリース、
ソルダーレスパッチケーブルキット!!!!
どうも、まさかの立て続けにエフェクター案件です。
小倉です。
はてさて。
もう沢山の方々、はたまた画像につられてこの記事へやって来てしまった方々はもうきっと既にチェック済みの事でしょう。
明日4/12、オヤイデ電気から満を持して発売されます、
ソルダーレスモノラルフォンプラグ
・SLP-240S
・SLP-240L
そして専用ケーブル
・SLD-ZERO
さらにさらにこれらのセット販売となる
・L6
・L12
・L6S6
現代のエフェクターボード構築事情においてかなり普及してきたソルダーレスパッチケーブル。その名の通りはんだ付け不要で自由な長さで簡単に制作でき、足元の配線を綺麗に取回すことが出来る優れものです。
実際私自身のボードも大分この手の製品にはがっつりお世話になっており、最早機材の多いバンドマンにおいてはマストなアイテムとなっていることでしょう。
遂にオヤイデ電気からハイクオリティなソルダーレスキットが発売されます。
正直な話、店舗スタッフである私からしても、只々楽しみだったこの新商品。
で、今回何故新人もいいとこな私がこれに関してブログを書いているかというと、まさかの私が最速で試させて頂けることになり。
大変恐縮ながら、
その使用感等々発売前にレポートします!!!
では本題へ。
今回、このお話を頂いてまずは組むエフェクターの選定へ。
直列繋ぎにおいても勿論重宝するとは思いますが、やはりスイッチャー含め構築する時にパッチケーブルの長さの自由度が重要になってくるだろうと思い、今回はスイッチャーを含めて構成していきます。
で、選び終わって並べた後の物がこちら。
選定基準としてはこれ一枚でシューゲイザーやポストロックみたいな音出せるような面子ですね。まぁそこはさておき。
ここに、まずはDCケーブルを繋ぎます。
皆さんもきっとご愛用頂いていることでしょう、お馴染みDC-3398。
今回の主役はソルダーレスなので過程は割愛させていただきます。
そして早速ソルダーレスプラグと対面の儀へ。
単純に格好良さでテンション上がりませんか??
やっぱり音質もそうですがこの手の配線においては見た目かなり大事。
ハウジングを開けてみるとこんな感じ。この部分にSLD-ZEROを差し込みます。
ケーブルを必要な長さでカットし、差し込みます。
この際に、
①SLD-ZEROは断面が潰れぬよう綺麗に切る
②差し込む際にハウジングを通すのを忘れない
③挿しやすさに個体差もありますが奥まで確実に挿し込む
以上に注意するとより確実に仕上がります。
特に③が重要でして、かなり精密な作りになっているため、差し込みきれていないとホット側の針が芯線に刺さらず、音が出ません。もし不安であればもうこの段階で一度テスターを当てた方が確実かもしれません。
また①に関しては弊社で販売しているHOZAN社製N-838 ヘビースニップを使うと潰さずに綺麗に切れます。
そして専用のレンチでハウジングを締めます。こちらも最後までしっかり締めることでこのソルダーレスプラグ最大の特徴である耐久性が100%発揮されます。
締めた後に開けてみると、少々見づらいですがこんな風に内部の爪が外シースに食い込み、SLD-ZEROのシールド側と導通、さらにケーブル自体をしっかりホールドします。
先程はL字の取り付け例でしたがこちらはストレート。その際重要になるのであろうこの持ち方。こうしてストレートのプラグ本体側をレンチ一本で固定し、もう一本で締めていきます。
最初のうち慣れるまではテスターの導通チェックはした方が良いかと思います。
自分はこの後大丈夫だろ!とチェックせずに作っていたら一本ミスがありました…きちんと差し込めているか、確認しましょう。
途中経過。
個人的には他のソルダーレスに比べ差込み部分のケーブルが見えない部分が短いため、長さをきっちり合わせやすいメリットがあると思います。比較的綺麗に製作しやすかったです。
そうして作業する事一時間弱。
完成でございます。
実際この写真を撮りながらの作業だった為、実際にかかった時間はもう少し短いかと思います。一本辺りは2,3分程度。
ケーブル径も細く、下の写真の様にボリュームペダルの下を通したりも5mm程度持ち上げれば楽々通ります。
こちらご参考までに30cm×50cm程のボードでパッチケーブルは10本、合計のケーブルの長さはおよそ3m程になります。販売している形の中だとL6S6にプラグを合計8個買い足すような形でしょうか。
そうして気になる音質ですが…
個人的な比較にはなりますが、普段自分は3398-SYでソルダーレスケーブルを組んでまして、それと比べると3398-SYではハイファイ過ぎるかな?というくらいの音質だったのがこのSLD-ZEROではもう少し楽器向けな中低域、自然な感じの音質な印象でした。
しかし、102SSCによる解像度は健在、非常にいいケーブルに仕上がってます。
そして更にこのプラグによりソルダーレスの弱点であった耐久性の面もほぼ心配ないレベルまでになっております。
ちなみにこちら、動画での作り方解説もアップされております。
発売まで存分に予習して、そろそろNAMMで発表された新商品も発売される季節、妄想を膨らませてみて下さい。
ついに明日発売。自分も楽しみに待とうと思います。
機材フリークの方々、宜しくお願いします!!!!
それではまた。
Get New WIRE for Your FUN!!!!!!!
小倉でした。
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