こんにちは。小島です。
ケーブル自体の保護や端末の絶縁に熱収縮チューブって便利ですよね。
ただ、収縮チューブはその特性で収縮した時に硬くなってしまい、ケーブルは取り回しが悪くなりがち…ケーブルに負担がかかってそうで心配になります。
そんな時にご紹介したいのがこちら!
信越化学工業 シリコンゴム熱収縮チューブ!
とにかく柔らかいんです。
どれくらい柔らかいか、他のチューブと比較してみました。
まずは素の状態のシリコンケーブルとの比較。今回は太めの5.5SQを使用。
手前の赤が素の状態、奥の灰色が収縮チューブをかけたものです。
もともと柔らかいケーブルが、その特徴を失ってませんね。
次はスミチューブF (Z)との比較。 こうしてみると、スミチューブF (Z)もなかなか柔軟性が高いようですね。ただ少しコシがあります。
さらに、高収縮なレイケム ES2との比較。
シリコンの柔らかさが一目瞭然です。
忘れてはならないのが耐寒性能です。耐寒性能を謳っている商品は意外と少ないんです。
なんと-60℃の環境でも性能を維持し続けます。
日本での観測史上最低気温は-41℃らしいのですが、そんな極地でも性能を維持できますね。
という事で、冷凍庫に入れました。
家庭用冷蔵庫の冷凍庫は-18℃が多いようです。
真冬の北海道 旭川ぐらいです。
なかなかシュールな絵面です。
そして5時間ほど凍らせたものがこちら。
見た目では非常にわかりづらいですが、きっちり冷えております。
では比較します。
結果はもちろん常温時と同様ですが、明らかにスミチューブF (Z)とレイケムES2は硬さが増しています。
叩かれたら痛そう。
レイケムに至ってはもはや棒です。
少々わかりづらいので、ぐいっと曲げてみます。
レイケム ES2 |
スミチューブF (Z) |
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