2022年7月18日月曜日

400℃にだって負けない!耐熱電線いろいろ。

 猛暑日連発で梅雨が明けたと思いきや、雨の日連発で実は梅雨明けしてなかったんじゃないのかと思わせる日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?

今週のブログで、こちらケーブルのことを書こうと思っていましたら、

タイムリーなことにご来店いただいたお客様から、

こちらのケーブルのお問い合わせをいただきました。

「400℃に耐えられる電線ありませんか?」

今週の週刊サンデンは、400℃にも耐えられる電線のお話。

そんなのあるの?実はあるんです!





秋葉原のオヤイデ電気直売店に来られた方なら、ご存知だと思いますが、天井にケーブル巻いたボビンがぶら下がっていおります。

お客様から、よく聞かれるのが「耐熱の電線ありますか?」といったこと。

「何℃ぐらいまで使用されますか?」とうかがえば、100℃の方もいらっしゃれば、200℃必要な方もいらっしゃる。


というわけで、売れ筋の耐熱電線をご紹介いたします。

まずは、こちら。




古河 Bx-s 耐熱90℃


ド定番といってもいい配線材です。

被覆は架橋ポリエチレンですので、一般的なビニル線に比べると、若干硬い印象はうけますが、ハンダ作業のしやすさは抜群!







0.08sq~2.0sqまで幅広く在庫しております。







色の種類はサイズによっては10色ございますので、お好みでお選びいただけます!

また、耐熱だけでなく低温使用も-60℃までOK!


次はこちら




RSCB シリコンゴム電線


オヤイデイチふにゃふにゃな電線でお馴染みな、シリコン電線です。

こちらの耐熱温度は180℃。低いほうも-60℃使用可能です!

極寒の環境でも硬くなりません!

触ったことのない方は、ぜひ秋葉原まで触りに来てください!




色はサイズにもよりますが、最大6色。





サイズは0.1sq~、上の写真にはないですが8.0sqまで!


お次は在庫品では一番の耐熱温度のこちら。





FEP被覆電線


わかりやすく言うと〇〇フロンて、〇〇の中にメーカー独自の呼称が入るあれです。

もっとわかりやすい言い方があるんですが、大人の事情で書けません。

潤工社のジュンフロン。田中電線のタナフロンです。

耐熱温度は200℃!さらに-253℃でも使用可能!

サイズによって、銀メッキと錫メッキと在庫しております。


で、ここまで書いてオヤイデ電気で在庫している中では耐熱200℃までしかございません。

じゃー、400℃で使用したい方は、どうしたらよいのか?それがこちらです!






ニッケル導体シリコングラス編組線の詳細

  • 定格:200V
  • 連続使用温度:400℃
  • 導 体:ニッケル導体
  • 被覆材料:シリグラス横巻 シリグラス編組 特殊耐熱ワニス 焼成処理(14SQ以上は横巻なしの二重ガラス編組)
  • 標準色:白
  • 用途:高温機器の配線や高温炉の口出線等
  • 絶縁体:シリグラス繊維※2層構造
    1. (0.75sq~8.0sq) 内側・・・横巻き/外側・・・編組
    2. (14sq~38sq)   内側・・・編組/外側・・・編組

とあるように、こちらの商品は銅でできてません。

ニッケル導体になります。

アスベストなどの有害物質は使用されておりません。


取扱いサイズは0.75sq~38.0sqまで!

全サイズ10m以上1m単位での取り寄せ品になります。

メーカー通常在庫品になりますので、納期は2~3日程度になります。

色は白のみです。


400℃より高温でも使えるものや、もっと低温でも使用できるものなど、

お探しの商品ございましたら、お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせは下記まで。



E-mail:webshop@oyaide.com

TEL: 03-3253-9351


以上、根津でした。

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