12月23日、12月24日の土日は、第二種電気工事士の技能試験がやってきますね。
電工試験の試験中に被覆を剥く際、ストリッパーは勿論大丈夫ですが、カッターを使用すると一発退場になりますので、電工ナイフを是非マスターして頂きたいです。
今回の週刊サンデンは、電工試験、電気工事などで必須の電工ナイフのご紹介。
電工ナイフというだけあって電気工事等の時位にしか使いません。
工事中にカッターを使っている人をたくさん見ていますが...
ベテランの職人さんが電工ナイフで作業している姿に「あぁいう風に使いこなしたいな」と影響を受けました。では本題へ。
電工ナイフとは?
一般的なナイフやカッターとは使用用途が異なります。
一般的なナイフ・カッターは、物を切断することが主な目的ですが、電工ナイフは絶縁被覆を剥ぐことが目的です。電工ナイフは、絶縁被覆の中にある銅線を傷つけないために、一般的なナイフ・カッターよりも、あえて切れ味を鈍くしてあるのが、特徴です。
「電工ナイフ」の主な用途
電工ナイフはカッターに比べと刃に厚みが有る為カッターに比べて力み過ぎず出来るのもポイントです。
撚り線ではなく単線の被覆を剥く時には芯線の被覆を剥く時にも活躍してくれます。
サンプル画像の様に出来るのか久しぶり(5年ぶり)に電工ナイフを使って被覆を剥いてみます。
まずは、どこまで切りたいか?切りたい箇所のところにクル~っと刃を向けていきます。
クル~っとやったら、手でパっと取れる事もあるのですが、
電線が固い(VVR)為、縦に切れ目を入れました。
スポーン!と綺麗に取れました!ブランク有りの1発目でしたが出来ました。
これがカッターですと、芯線に刃が当たって被覆を切ってしまったり、芯線を切ってしまっているなんて事もあります。
先にも触れましたが、一般的なナイフ・カッターよりも、あえて切れ味を鈍くしてあるからこそ出来ます。
刃に厚みがあり、ブレないのもポイントです。
※やり直しはしていません。
外被と同じく、切りたいところでクルーっと刃を入れていきます。
中の銅線に刃がいかない位に留め
鉛筆を削る様な感じで押します。
綺麗に剥けました!
使い方など教えてくれる人が居ないと中々、使い方に困り、
よく切れるカッターに手を伸ばしてしまいますが、
切れ味が鈍い=やり過ぎない為ので非常に使い易いです。
刃に厚みがあってブレない事もあり、現場で出たゴミ
特に資材が入った段ボールを解体する際、
カッターだとテープを切ったりするのが意外に大変なんですよね。
電工ナイフだと刃がブレない、折れない為、段ボールを畳む時に大活躍します。
替え刃が無いので刃を研ぐ事で、永く使用出来る為、愛着も湧きます。
電工だけでは無く、日々、自作をされている方で、
芯線まで切っちゃうんだよなぁ~という方は、
電工ナイフに持ち替えてみて下さい。
やりすぎない良さを感じもらえる筈です。
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