2017年8月7日月曜日

LANケーブルのCAT.5eとCAT.6って何が違うの?



こんにちは!


『週刊サンデン』
ブログです。



店頭でよくある質問の中に、
LANケーブルのCat.5eとCat.6の違いについてよく聞かれます。

『一体、何が違うの?』『どちらも普通に使えるの?』

今回は、この辺りの事を簡単にではありますが、
書いていきたいと思います。


 

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CAT.5eとCAT.6は何が違うのか?


まずはCAT5eについて、
CAT.5eは、CAT.5のアップデート版だと思ってください。
信号減衰量が小さいという特長を持っております。
通信速度と適合するイーサネット規格がCAT.5とは違い、1000Base-Tになります。



CAT6について

そもそもの使用が、1000Base-TX前提で規格されたLANケーブルですが、
1000Base-Tでも問題無く使用出来ます。

ケーブルの内部構造が、CAT.5eでは、それぞれの線同士が
ノイズの影響を受けやすかったのが、ケーブル内部に十字介在を内蔵して
各ペア同士の干渉を防止し、線同士の電磁波の影響を
少しでも抑える事ができるような構造になっています。

ただし、外部からのノイズは、また別の問題みたいですが、、、、

伝送帯域も、CAT.5eの100MHzに比べて、250MHzと2.5倍に広がっています。
因みに、1000Base-TXはCAT.6以上のLANケーブルが必要になります。

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CAT.5e,CAT.6ともに、
最大通信速度1000Mbps、最大伝送距離100mと同じですし、
世の中で使われている規格が、まだ1000Base-Tが主流()なのを考えると、
CAT.5eでも良いのかもしれません。
しかし、ギガビット環境(1000Base-T/1000Base-TX)を考慮すると、
ギガビットの周波数制限が限界点に近いCAT.5eよりも、
長い距離はもちろん、短い距離でもギガビットには、CAT.6を使用するのが最適なようです。



オヤイデ電気では、長い間、CAT.5eのLANケーブルを在庫していましたが、
現在、CAT.6を在庫品として扱うようにしているのは、このような理由からなのです。


先に1000Base-Tの機器が一般的になった為、後から低コスト化を狙った1000Base-TXはあまり普及しませんでした。

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さらに、CAT.6A、,CAT.7、と、LANケーブルの新たなカテゴリーとともに、
イーサネットの規格も更新され続けています。


※日経ネットワーク(2017.3.3)より

CAT.6A(※),CAT.7ともに、通信速度はCAT.6の10倍の10Gbpsになり、
規格も10倍の10G BASEーTに対応となってます。
10G BASEーTの標準化作業が進めば、
CAT.6A,CAT.7といったケーブルが主流になるのでしょうが、
こういったカテゴリーのLANケーブルを使用する場合に、
一つ注意しないといけないのは、使用する機器自体が対応していないと、
仮に使えたとしても、そのケーブル本来のパフォーマンスを
発揮する事ができない場合があります。



※カテゴリー6A(cat6A)は「ANSI(米国国家規格協会)」で規格承認されている
カテゴリー6e(cat6e)は「ANSI(米国国家規格協会)」で規格承認されていない

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CAT.7は、STP(シールディッドツイストペア)ケーブル
簡単に言うとCAT.7はシールドケーブルです。きちんとアース処理されていない機器を
使用した場合、かえって通信自体に悪影響を及ぼし、場合によってはスパークし、
逆にノイズを発生する可能性があるみたいです。
その場合は、通常使用にはUTP(シールド無し)を用い、外部ノイズの遮断には
鉄管などの磁性体(磁石のくっつく物体)で覆うのが確実な方法のようです。

UTPケーブル(シールド無し)


今年の12月に発売が発表になったi Mac Proも、
イーサネット10GBase-T対応のスペックになっています!
CAT.7(弊社オリジナルLANケーブルIS-707が対応)で接続すれば、
スピーディで、周波数帯域も広いことで、より快適なネット環境が構築出来そうですね。


只し、スペックが上がると、周りとの機器との互換性などが、
シビアになってきたりするようなので、その辺りは注意しないといけないかもしれませんね。



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取り扱いLANケーブル(在庫品)

LANケーブルNSGDT6 0.5mm×4P
切り売り  1m¥108 (税込)巻(300m) 1巻 ¥20,412 (税込)



10Gbit シールド付きLANケーブル
4P NSGDT6-10G-S 0.5mm×4P
切り売り  1m¥259 (税込)巻(300m) 1巻 ¥51,840 (税込)

オンラインショップはこちらから⇒

IS-707RJ
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是非、秋葉原直営店にお越し下さい。
あなたのご来店をスタッフ一同お待ちしております


最近、オヤイデ電気直営店前はポケモンGOで盛り上がってます。
ファイアーというレアキャラが出没するみたいです




営業時間:10:00~19:00
定休日 : 日曜日(年末年始)

東京都千代田区外神田1-4-13

☎ 03-3253-9351 FAX 03-3253-9353

メールでのお問い合わせは、こちらのアドレスより!

✉webshop@oyaide.com



2017年8月4日金曜日

アキバに集合!今週の土曜日もお得なセールを開催中!

先週の土曜日、みなさま何をして過ごされていましたか?
隅田川の花火大会でしたが、行かれた方は大変でしたね。
けっこうな雨が降ってしまったようですが、そんな雨の中オヤイデ電気に
お越しいただいた方々、ご来店いただきましてありがとうございました。
そんな雨の土曜日、実はオヤイデ電気では来ていただいた方だけに、
コッソリとセール的なものを開催しておりました。

それは、

Fiio生産完了品アウトレット大放出祭り!

具体的な対象商品は、

X7 〇5,800円(税別)

X5 2nd 〇9,800円(税別)


X3 2nd 〇9,800円(税別)


E17K 〇2,800円(税別)

対象の商品は上記4種類!〇の中の数字は店頭でご確認ください。
先週で売り切れちゃうかと思ったんですが、
雨のせいもあってか、まだ若干在庫がございます。
決算前ってこともありまして、どどっと放出です。

しかも、お買い求めの方には、
さらにおまけ付けちゃいます。
詳細は店頭で!

で、ついでに同時開催したのが、

端尺放出祭り

「端尺ってなーに?」って方もいらっしゃるでしょう。


オヤイデ電気の入り口の左側の什器の下に置いてある
左側3つのクリアケースに雑多に入れられている
このケーブルたちのことです。
切り分けた最後に残ってしまったものや、
ちょっとした傷や汚れで正規品としては販売できないものなどになります。
一部を抜粋すると、


BLACK-MAMBA V2 180㎝ 5,180円(税別)
通常価格なら、7,770円ほど。


TUNAMI-NIGO V2 180㎝6,480円(税別)
通常価格なら、8,600円ほど


すでに生産完了品のQAC-202 95㎝
(この95cm1本のみです)


こちらも生産完了品のHPC-22W
PCOCC-Aの2芯シールドです。

こんなケーブルとオヤイデ製のプラグを同時購入で
通常価格より更に10%OFF!

例えば、さきほどのBLACK-MAMBA V2 1.8mと同時に

P-029 3,840円(税別)
C-029 3,840円(税別)
をセットで買えば、

5,180円+3,456円+3,456円₌12,092円(税別)で
通常価格18,000円のBLACK-MAMBA αと、ほぼ同等のものが作れちゃいます!

電源ケーブル以外でもお得に自作できちゃいます!
商品の性質上、早いもの勝ちです!
さらに端尺はまとめ買いで更に安くしちゃいます!
こちらの詳細も店頭でご確認ください。
買えば買うほどお得です。
明日も朝10時開店です。
皆様のご来店お待ちしております!










2017年7月31日月曜日

やっぱり黒が好き。新サイズの軟質シールド

太すぎず細すぎず、かゆいところに手が届く、
そんな新サイズのシールド線が密かに発売されています。
お探しだったものかもしれない。
今週の週刊サンデンは、ソフトタイプのシールド線の紹介です。


秋葉原の直売店で、お客様とお話していると聞かれるご要望。
「このサイズの黒ない?」とか「もうちょっと柔らかいのない?」
というものが多いです。

オヤイデ電気でも多くのシールド線を切り売り販売しておりますが、
一般的な灰色の被覆のシールド線に比べて、
黒い被覆のソフトタイプって少ないんですよね。
比較的細めのシールド線を参考までに、いくつかご紹介いたします。















スーパーフレックスVSVCは素線構成が7/0.18で0.18sq。
AWG表記ですと、おおよそAWG24に相当します。
これより細いものですと、下記のようなものがございます。















こちらの3種類の素線構成は17/0.08で0.085sqになります。
AWG表記で、おおよそAWG28になります。

で、今回新たに発売を開始したのが、この間のサイズになります。














全て0.13sqで、AWGサイズですとAWG26相当に当てはまります。

AWG24だと太すぎて、AWG28だと微妙に細い。
そんなニッチな要望にお答えしまして、今回の新発売です。
3芯タイプは以前からあったんですけどね。

ちなみに同じサイズで6芯と8芯も販売しております。












今回、新たに発売いたしましたケーブルは、お客様からのご要望によって
製作したものになります。
「こんなケーブルないかなぁ?」や「こんなケーブル作れない?」
みたいなご要望がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

TEL03-3253-9351

以上、根津でした。















2017年7月28日金曜日

【特報!】 今秋、オヤイデ電気から新たなる電源プラグ+IECコネクター 「ARMORED Series」 が誕生します。

【特報!】
今秋、オヤイデ電気から新たなる電源プラグ+IECコネクター
「ARMORED Series」
が誕生します。

7/28発売の電源&アクセサリー大全2018にて速報がレポートされておりますので是非ご覧ください。




更なる「ARMORED Series」の詳細&全貌は今秋発表!
乞うご期待!

2017年7月24日月曜日

電線や電材で目にする“◯◯性”って何だ?


突然ですが、こちらの画像をご覧ください。


3C-2Vの販売ページです。「可とう性に優れたポリエチレン~」とあります。



この「可とう性」という用語、各メーカーの商品カタログで多々見かける用語ですが、
皆さんは意味をご存じでしょうか?
実は「可とう性」とは「この電線は簡単に折り曲げられるくらい柔らかい」という意味で使用される用語なのです。
日常生活では馴染みがなく、自分も電線を扱う仕事に就くまで知りませんでした。

さて、続きまして次の画像をご覧ください。

VCT-222の販売ページ。画像にもでかでかと「柔軟性」の文字が。

言わずもがな「柔軟性」とは、やわらかい(柔らかい/軟らかい)の意味です。



一緒じゃねーか!?

と感じた皆さまへ補足説明すると、メーカーの英訳でどちらも「flexibility」が割り当てられていて、
端的に言えばコレ、一緒です。尚、元の言葉の意味は以下の通りです。

【可撓(とう)】 曲げたわめることができること
【柔軟】 やわらかく、しなやかなさま
つまり、曲げて使う電線に対して「可とう」は適切な表現ですが、
「柔軟」はもっと広い意味での柔らかさなのでこれも正しい表現となります。





さて、この「○○性に優れます」という言葉は電線や電材の商品説明で度々登場します。

「難燃性」「耐熱性」「耐寒性」「耐油性」「耐放射線性」なんて読んで字の如くなものから、

「非移行性」「耐アーク性」 なんていう素人が分からないもの

さらには「電気特性」「耐環境性」という、具体的に何を指すのか分かりにくいものまで様々です。

そこで今回のサンデンでは、拾える限りの○○性を解説・分類してみたいと思います。



では数社のカタログ等から、「○○性」いう言葉を抜き出してみましょう。


順不同。数社掘り漁っただけでも企画立案を後悔するレベル。

同じ意味を異なる名称で呼んでいるケースもありますが、わんさか出てきます。


各メーカーのカタログを見ると英訳が併記されているものも多いのですが、

○○ resistance   (例:flame resistance、難燃性)
~bility        (例:extensibility、伸縮性)
〇〇 characteristic (例:Movement characteristic、移動特性)

など統一感がなく、○○性というまとめ方は日本語表現ゆえに繁殖してしまったと考えられます。(まぁ便利ですし。)
しかしこうやって英訳を軸に考えてみると、大まかに以下の特徴に分けられます。
※あくまでも筆者の個人的な見解です。


① さまざまなストレスへの耐性
    耐熱性、耐油性、耐摩擦性 など

② 特徴を表すもの
    伸縮性、柔軟性、非粘着性 など

③ 特性(characteristic)を表すもの
    電気特性、移動特性、機械特性 など

④ その他
    作業性や配線性といった言葉は、その商品の特徴や特性を指すのではなく、
    「~の理由で作業性(配線性)が良い。」という使われ方なので別物ですね。



製品やそれに用いられる材質が受けるストレス(=○○に入る言葉)に対する耐性ですね。このストレスにより性能の劣化や製品の破損が生じないよう、いずれも「耐○○試験」などを経て、優れている/優れていない が判断されています。実際のところ①が最も多い「○○性」かもしれません。

ちなみに似て非なるもので耐熱性難燃性があります。
これは絶縁体やシースが「熱に強い」のか「燃えにくい」のかの違いであり、
「熱には強いけど燃えやすい」ものもあれば「熱にはそこまで強くないけど燃えにくい」ものもあります。古河電工の下図が分かりやすいですね。
古河電工カタログより抜粋





は分かりやすい(検査や試験をしなくても分かるような)その製品の特徴ですが、物によって試験をして数値が公称されているものもあります。

はいわゆるカテゴリーですね。
メーカーによっても異なりますが、以下のようなものです。
「電気特性」・・・許容電流、導体抵抗、絶縁抵抗、静電容量 など
「移動特性」・・・屈曲性、捻回性、U字曲げ、耐震性 など
「機械特性」・・・引張強さ、伸び率、耐カットスルー性、耐摩耗性 など




以下、分かりにくい「○○性」をいくつかピックアップしてご紹介します。

●耐アーク性
アーク放電(大電流低電圧放電)による材質の劣化に対する耐性。

●離型性
粘着性の物質と接触しても容易に離型することができる性質。主にテープのカタログなどで登場します。

●耐候性
製品が屋外で使用されたとき、紫外線や雨、気温変化などによる劣化や変形、変色に強いかどうかを表します。厳密には耐オゾン性や耐水性(吸水率)などに細分化されます。

●耐カットスルー性
配線材の機械特性への評価方法として、刃の付いた荷重を電線に押し付け、荷重が絶縁体を破り導体と触れるまでの時間を測定する「耐カットスルー試験」があります。異なる温度/荷重で試験を行い、配線材の強度を評価します。

●耐捻回性
FAケーブル(ロボットケーブル)などに求められる、捻る動きに対しての耐性です。

●非移行性
ワイヤ・ケーブルの絶縁体やジャケットが他の樹脂と接触すると、相手の樹脂を溶か したり跡をつれることがあります。これは絶縁体やジャケットに含まれる可塑剤が相 手の樹脂に移行するのが原因で、移行性 (migration) と呼ばれています。 塩化ビニル・コンパウンドにもっとも敏感なのはポリスチレンで、スチロールや ABS 樹脂と接触する可能性がある場合は注意が必要です。このような場合は、非移行性 (nonmigrating) の材料を使用するか、ワイヤ・ケーブルをポリエチレンの袋に 入れて、相手の樹脂を保護する等の対策を行います。
mogamiホームページ「電子機器用ワイヤ・ケーブル概論」より引用)

●低温性(低温特性)
-45℃で3時間冷却し、3回巻つけた後、巻き戻して1000Vに1分耐えること。
古河電工「電子・電気機器用電線要覧」より引用)。

●耐コールドフロー性
連続して一定の荷重をかけられた物質が、時間と共に形状が変形してしまう現象をコールドフロー(またはクリープ)と呼びます。



正直これはキリがない。。。

後日、細々と追記するかもしれないという含みを残して、ここらで打ち切りと致します。
齋藤先生の次回作にご期待ください。(完)



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 齋藤新でした。