2022年8月16日火曜日

【第3回】電源ケーブル自作講習会in洗足学園音楽大学

 



こんにちは!三浦です!

先月7/26(火)にオーディオ評論家の生形三郎先生にお声かけ頂き、洗足学園音楽大学にて「電源ケーブル自作講習会」を行いました!


洗足学園音楽大学での講習は、今回で3度目になります。

生形先生、並びに洗足学園音楽大学の皆様にこの場を借りて、御礼申し上げます。



さて、以前の講習会の様子もオヤイデブログに掲載しているのですが、今回の様子もまとめましたので、是非最後までご覧下さい。


ちなみに以前の講習会のレポートはこちらのリンクからご覧下さい!


洗足学園音楽大学は、神奈川県川崎市の郊外にある音楽大学です。

敷地内は目にも鮮やかな緑が広がっており、豊かな芸術性を磨くのには、うってつけの場所と言えます。

講習会当日は、あいにくの天気でしたが、校内に入ると学生の皆さんが生き生きとした様子で、楽曲制作やレッスンを受けているのが印象的でした。


こちらが、講習会の会場「ブラックホール」です。名前にシビれます。

こちらの会場には、レッスン室だけでなく、本格的なレコーディングブースやイベントホールなんかもある様です。

https://www.senzoku.ac.jp/music/about/facilities/blackhall.html


校内にある他の建物も、芸術性を感じられるものばかり。

うさぎ的なものが乗っかったお掃除ロボットもいました。

絶対に生徒に名前つけられてそうですね。


なんかスゴい所に来てしまった!!!と私、テンション上がっていました。


こちらが講習会で使用させて頂いたレッスンルームになります。

今回は、これまでの講習会で最多の10名の学生の皆さんにご参加頂きました。


講習会で使用した教材は、こちら。

音楽之友社×オヤイデ電気のコラボ自作キット「音質アップを狙うなら電源環境を改善せよ!」を使用致しました。



またテキストは、オヤイデ電気の自作講習会マニュアルを使用致しました。

このマニュアル本当に便利で、わかりやすいので、これから電源ケーブルを作ろうと思われている方は是非!



この辺りは、前回の講習と同様の内容になります。


講師は、オヤイデ電気の本多が行い、私はアシスタントとして参加致しました。



生徒の皆さんは、電源ケーブルの自作は初めてという方が多かったのですが、すぐにコツを掴んだ様子でテキパキとこなしていました。



生徒の皆さんの手際の良さと、真摯に取り組む姿に思わず、

「す、すごいっ!」

と声をもらしてはいませんが(笑)

皆さんの集中力には、驚きました。


この講習会、私も改めて学ぶ事が多く、生徒の皆さんと一緒に本多の話に耳を傾けていました笑。



講習会後のアンケートでは、


ケーブル自作と聞くと、難しいイメージがあったが、思っていたよりも簡単で楽しかった!


自分で作ったものだと愛着が湧く!


わかりやすく、丁寧に教えてもらったのが良かった!


自分では気づきにくい所を教えてもらえるの貴重な経験だった!


など嬉しいお言葉頂きました!

学生の皆さんが、ひたむきに頑張っている姿とても素敵でした!



すこし短いですが、以上になります!


学校の雰囲気と言いましょうか、学生の皆さんが取り組んでいる様子を、間近で見させてもらい、私自身もすごく刺激になることばかりでした。


また前回、今回と電源ケーブルの自作講習会でしたが、学生の皆さんにオヤイデ電気のケーブルや電源を実際に試してもらうなど、まだまだたくさん面白そうな事が出来るのではないかなとも思います。


それでは最後に、講師を務めた本多から一言。


「3回目ともなると流石になれているよな、などと楽観的に考えていましたが全くそんなことはなく、ただ、いい意味で緊張しながらも、今回も楽しく講義を行わせて頂きました。

自分が学生さんやってる時はこんなに真面目に講師の話を聞いていなかったんじゃないかと思うくらい、洗足学園の生徒さんたちはいつも真剣に講義に参加してくれますので、ついつい余計に喋り過ぎてしまう節があります。

加工技術や理解度なんかには勿論個人差があると思いますが、皆さんそれぞれがこの講習会を通して、将来の職において役立つ何かを得てくれていることを願うばかりです。

最後に個人的な課題として、今回は講義が押し気味になってしまいましたので、もしまた機会を頂ける際は、時間配分などもっと工夫するようにしたいと思います。

この度も貴重な機会を頂き、本当に有難うございました。

オヤイデ電気 本多


重ねてになりますが、生形先生と洗足学園音楽大学の皆さま、今回もお声かけいただいき、誠にありがとうございました。


ちなみに、今回行わせて頂いた自作講習会の様子は、

8/19発売予定の月刊ステレオ

2022年9月号にも掲載されます

↓詳細はコチラから↓

https://www.ongakunotomo.co.jp/magazine/stereo/


以上!


三浦でした!


~:~~:~~:~~:~~:~~:~~:~~:~


秋葉原直営店に是非お越し下さい。

皆様のご来店をスタッフ一同お待ちしております。



営業時間:10:00~18:00

定休日 : 日曜日(年末年始)

☎ 03-3253-9351 FAX 03-3253-9353


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2022年8月15日月曜日

ケーブルグランドでガッチリ固定!

 こんにちは!
金木です!

今回の週刊サンデンはこちら!

ケーブルグランドです!
パネルやボックスなどから配線されるケーブルを、シールするクランプ(グランド)です。
オヤイデですと、電源ボックス・タップの自作によく使用されるパーツです。

使用するメリットがこちら。
●入線口のエッジからケーブルを守る。
●簡単にケーブルが抜けなくなる。
●水・ホコリ・異物の侵入を防ぐ。

たかがケーブルを止めるだけと侮るなかれ。
ケーブルグランドを使用する事で、安全性・耐久性がアップします!


それでは、商品のご紹介です!

日本エイ・ヴィ・シー FGAシリーズ

完璧なシール効果は外部の水・油・塵から完全遮断し、内部の精密部品を保護します。
軽い締め付けで抜群のクランプ力を発揮します。
軽量であり、なおかつ耐薬品・耐熱・電気絶縁性に優れています。
形状や固定線径に合わせケーブルの固定が可能で優れた耐衝撃性、電気絶縁を有します。

パーツはA~Fまでの6点で構成されていますが、基本的にはAとBのみ取り外して対象物に取り付けします。C~Fはケーブルを通して固定する際に使用します。

FGAシリーズの仕様

品番固定線径φ取付穴径(C1)ネジ長(C2)スパナサイズ
(A部/F部)
外寸
FGA13-084.5~8mmφ13.5〜13.9mm9mm19/1937mm×21mm
FGA21L-149~14mmφ21.4〜21.9mm10mm27/2746.5mm×30.3mm
FGA21L-0612平型0.75~2.0sqφ21.4〜21.9mm10mm27/2746.5mm×30.3mm
FGA26-1612~16mmφ26.9〜27.4mm12.5mm33/3352mm×36.5mm

使用温度範囲:-40℃~105℃


上から見た図です。
FGA21L-0612は平型ケーブル用となっております。

オヤイデで取り扱っているスイッチボックス
DFZ3216Pには、FGA21L-14FGA21L-0612
PVR-AWDFZ3222Pには、FGA26-16が適合します。



タカチ電気工業 RPG16-14

保護等級IP67の樹脂製PGネジ規格ケーブルクランプです。オーディオアクセサリー152号の"福田屋"コーナーで紹介され、オーディオ向け電源タップの自作にも人気のパーツです。


ケーブル対応径:最大14mm、最少8mm
取付穴径:22.7mm
使用温度範囲:-20℃~80℃


PVR-16-2にピッタリはまります。
ネジ根本のOリングを外すと、より深くまで差し込めて安定します。
はめただけでは、RPG16-14を固定出来ませんので、接着剤等を使用し固定して下さい。


オーム電機 キャプコンOAシリーズ


キャプコンOA-1シリーズは、各種電気機器(リミットスイッチ・モータ等)の内外壁を通って送られる電線の保護・保持のために使用するケーブルクランプです。
防水性はありませんが、柔軟な軟質塩化ビニールを使用し、電線引出部の断線を防ぎます。
使用する電線計に合わせてカットして使用する為、適合する電線の幅が広い事がポイントです。

なんとこちら、初期のOCB-1にも使用されています。

キャプコンの仕様

品番適合電線径(mm)取付
穴径
(mm)
取付ねじ適合板厚使用
温度
範囲
梱包
数量
1段目2段目3段目4段目
OA-05φ3.5~4.5φ4~6φ6~8---φ17G3/8(PF3/8)3mm以下-25℃
~70℃
50個/袋
OA-1φ4~5.5φ5.5~8φ8~10φ10~12φ21CTG16(G1/2)4mm以下20個/袋
OA-2φ9~11φ11~14φ14~17φ17~19φ33.5CTG28(G)7.5mm以下5個/袋

取付方法はこちら。

ケーブルグランドと比べるとちょっとだけ手順が増えますが、汎用性は抜群です!

DFZ3216PにOA-1が適合します。


以上!
ケーブルグランド及び、ケーブルクランプのご紹介でした!
取付をしたいシャーシ等をお持ち頂けたら、現物合わせもできますので、是非お問い合わせ下さい!

~:~~:~~:~~:~~:~~:~~:~~:~~:~


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2022年8月9日火曜日

『OCB-1RX70周年限定モデル』秋葉原直営店販売2日目レポート

OCB-1RX70周年限定モデル100台、完売御礼申し上げます。

 今回OCB-1RX70周年限定モデル、秋葉原直営店での販売2日目がどの様な感じであったかお伝え致します。

都合が合わず、最終日の8月20日土曜日に行くよ!という方の参考になれば良いかなと思いますので、ゆるりとお読み下さい。


OCB-1RX70周年限定モデル、100台、販売2日目という事で我々は前回同様9時に出社。

前回の店頭販売初日は7時からお待ち頂いた方がいらっしゃったようです。

第一回目の販売後、様々なお問い合わせが多かったので、並んでるのかなぁ~と思いつつ、出勤前にお店の前を通ってみましたが、誰も居ないので、出社まで時間があるので出勤前のチルタイム。この時8時40分でした。

出勤時間が近づいてきたので、お店へ行くと!
お客様ではなく、当店スタッフ三浦。
平日だけど、世間では早い人はもう夏休みだがビビリ過ぎたかな?と思っていました。
そして、開店準備を開始。

開店準備をして9時15分に1人、そして2人、3人と人が増えるではありませんか。
初動としては、こんなものかな位に思っていていました。

いざ開店時間の10時になり、お待ち頂いたお客様に販売をするわけですが、この時点で20台ほど販売致しました。

前回もそうでしたが、予想通りと言えば予想通り。
そこから多くの方に、ご来店頂きまして、気が付けば12時。

必死に販売していた事もあり、何台販売したか、数を把握する事は出来ませんでしたが、残り台数を見てみると約30数台。

動きとしては第1回目と同じか少しだけ売れ行きが早い位。

そして13時になった辺りで残り17台。

じわじわと販売台数が減っていました。気付かなかった。

13時半の時点で残り4台。この時にTwitterで告知しようかな?と思いましたが、接客しており出来ませんでした。

接客が終わり、作業台に目をやると!?
この時、13時45分と記憶しています。急いでTwitterで告知をして売り場に目をやると、最後の1台が13時50分に旅立っていきました。おかげ様で第二回目の店頭販売完売。一人一台の販売ですが早い気がします。
ありがとうございました。

第一回目の販売時の様に奇跡的に17時前まで持つ事はなく、OCB-1RX70周年限定モデル100台は約4時間で完売。

次回の8月20日土曜日が、最終販売になります!
是非!お見逃しなく!!

20日は多くの方がお休みかと思いますので、ご来店の目安に少しでも、今回のブログが参考になればと思います。

8月8日月曜日、東京の最高気温は35℃。
8月20日土曜日も恐らく暑いと思いますので暑さ対策をして
、是非ご来店下さい。お待ちしております。


以上、丸山でした。
本日のBGM:NakedRaygun/WonderBeer

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TEL: 03-3253-9351
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皆様のご来店をスタッフ一同お待ちしております。


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CLOSE:18:00
定休日:日曜

14時までの注文で即日発送も可能です。
在庫品内外問わず、お客様のご要望に沿って御見積差し上げます。

2022年8月8日月曜日

特注も出来てしまうカールコード



最近、問い合わせと特注が増えているのですが
カールコードブームでしょうか?
そんな、カールコードをご紹介致します。

カールコードと聞いて、どの様な商品か想像出来なくても、見ると「あぁ~、それですね!」となりませんか?

電話線やマイクコード等に使われているケーブルです。
お店の外のサンプルの看板の一番右側にありますよ!
外の商品を入れている箱に6種類ご用意してあります。
それでは、ご紹介させて頂きます。
※工作機械の可動部・移動機器の接続用など、信号伝送用や弱電流の電源供給用に使われます。電話線やマイクケーブルとして広く使用されています。許容電流は、おおよそ3A。
※工作機械の可動部・移動機器の接続用など、信号伝送用や弱電流の電源供給用に使われます。電話線やマイクケーブルとして広く使用されています。

※工作機械の可動部・移動機器の接続用など、信号伝送用や弱電流の電源供給用に使われます。電話線やマイクケーブルとして広く使用されています。


工作機械の可動部・移動機器の接続用など、信号伝送用や弱電流の電源供給用に使われます。電話線やマイクケーブルとして広く使用されています。
※艶なし黒色フレキシブルシース(1.25sq×2芯)のカールコードです。ご家庭の電化製品の修理用や、簡易照明、電源の延長コードなどに使われます。
※白色シースの平行型(1.25sq×2芯)のカールコードです。ご家庭の電化製品の修理用や、簡易照明、白色であることで目立たたせたくない箇所の使用に最適です。許容電流は、おおよそ12Aです。


ご紹介したカールコードの詳細は上記の表の通りです。
在庫しているカールコード以外も欲しい!
そうなれば特注となります。特注をする為には⇩

カールコードの各部位の長さは上の図の通り、『リード長1』、『カール長』、『リード長2』、『カール外径』の4点が分かっていれば特注する際、注文が容易になります。
特注の際はオンラインショップからは勿論、FAXまたはメールにてご依頼ください。
特注カールコードのお見積り・ご注文用紙はこちら。


画像の物は、VCTF0.5sq×5芯のカールコードです。
カール長2m、リード長1が1m、リード超2が30cm
この様な仕様も作成可能です。そして、こちらは販売中ですので、お気軽にご連絡下さい。


以上、丸山でした。

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2022年8月5日金曜日

<SuperAgメッキ>誕生!リケーブル用コネクター(MMCX & 2pin)が新発売!

自作リケーブルユーザー必見!

リケーブル用MMCX/2pinコネクターに新たなメッキが登場。

その名も「SuperAgメッキ」!

業界で例を見ない「SuperAgメッキ」は
オーディオ用に開発された特別な銀メッキとなります。


【SuperAgメッキとは】
純銀メッキの上層に特殊メッキを施した、オヤイデ電気オリジナルのSuperAgメッキです。
銀の硫化を防ぎ、非磁性・高導電率を損なわない全く新しい銀メッキとなります。
更にニッケル下地を不要としており、非磁性にも拘ることで信号歪みを抑制します。


MMCX用メタルシェル・コネクター SuperAgメッキ ¥1,980(税込)
【 商品ページはこちらから 】

https://shop.oyaide.com/products-mmcxb-ver2-superag.html

カスタムIEM用2pin(0.78mm)メタルシェル・コネクター SuperAgメッキ ¥1,980(税込)
【 商品ページはこちらから 】

https://shop.oyaide.com/products-ciemb-ver2-superag.html


SuperAgメッキには一体どのようなメリットがあるのか?
その特徴を見ていきましょう!

SuperAgの特徴①:優れた音質

SuperAgメッキは優れたメッキ特性により、銀の音響特性を最大限まで引き出します。


銀は金属元素の中で最も導電率(IACS105%)が高く、相互変調レベルを抑えることができる為、音響的にも優れた性質を持っています。

SuperAgメッキは特殊な二層メッキとなっていますが、+ロジウムや+パラジウムとは異なる、卓越した性質を持っています。
  • 非磁性メッキで信号歪みを抑えます。
  • 銀メッキ同等の相互変調レベルで、原音忠実性に優れています。
  • 磁性体となるニッケル不使用。
これらの特性から銀メッキの音質傾向を最大限引き出しながら、従来の銀メッキよりも音楽的な表現を向上させました。

SuperAgの特徴②:硫化(黒色変色)の無い銀メッキ

SuperAgメッキは、音質を担保しながら硫化を防ぎます。

参考URL:https://www.kitchentool.jp/first/hensyoku.html

「銀」は優れた特性を持っている反面、硫化により徐々に黒く変色してしまう性質を持っている為、外観も重要なオーディオ製品にとっては無視できない問題となります。
また硫化銀(Ag2S)は相互変調効果により高周波へ影響を及ぼす為、音質にも影響があるとされています。

SuperAgメッキは銀の硫化を防ぎながら、耐塩素性が高いので人間の汗にも強く、長期的に安定した音質を維持します。
これにより銀メッキの音質・外観を損ねず、経年劣化に強い銀メッキが誕生しています。常に身に着ける部材でありながら、屋外使用が多いイヤホンリケーブルにおいて、この特性は非常に大きなメリットと言えるでしょう。

SuperAgの特徴③:コストパフォーマンスに長けた経済性

SuperAgメッキは高騰リスクに配慮し、ユーザーのコスト負担を緩和させます。

2021年4月Rh建値では29,500USD/t oz.を付けており、約2年間で10倍以上も高騰している。

銀メッキは硫化を防ぐ為、二層メッキで仕上げることが主流です。オヤイデ電気製品でも「銀+ロジウム」「銀+パラジウム」等、音質的&外観的にも評価が高い貴金属メッキを採用しています。

昨今の世界情勢から貴金属の高騰は目を見張るものがあり、特にロジウム・パラジウムは数年前に比べると約10倍以上も高騰しています。もちろんメッキ費用にもダイレクトに響いており、コスト管理は最も重要な問題となっています。

他にも外観を保護できるメッキは多数存在しますが、音質的なデメリットは無視できません。特に常磁性である金属をメッキ材として使うことは論外で、音質的に優れたメッキは選択肢が少ないのも事実です。
このままではお客様の手に取りやすい価格に収めることは難しくなってしまうと考えました。

なので「コストパフォーマンスに長けた経済性」もSuperAgの開発コンセプトに取り入れています。

長期的な高騰リスクに配慮しつつ、優れた音響特性を保持することに成功した銀メッキこそ”SuperAgメッキ”なのです。

***

ちなみにMMCXのCリングだけ「ベリリウム銅・金メッキ」になっているのは費用対効果が理由です。もしCリングもSuperAgメッキで作った場合、売価は格段に値上がりしてしまうことでしょう(製造量も膨大な数に・・・😅)

SuperAgを使ったオーダーも対応可

メタルシェルカバーも銀色なので、組み合わせる見栄えが良いですね!
特に銀メッキ線や純銀線とは相性が良さそうです。

既に販売しているリケーブルへのカスタマイズも可能です。
特にARKシリーズ「Gaia」や「8本編み オーグライン撚り線ハイブリッド」との相性は抜群です。
SuperAgメッキの恩恵により、音場感が広くなり、定位感が明瞭に、音がエネルギッシュになる傾向があります。


<Gaia>は”リケーブルの最高音質”を追求した結果誕生したリケーブル用線材です。
Gaiaと組み合わせても非常に調子良かったです。

最後に・・・


MMCXリケーブルの音決めを行う際に発生していた『選択肢に金メッキしかない問題』、モヤモヤしてる方が多かったのではないでしょうか?『もう少し選択肢が増えれば良いのに…』とお声を頂くことが多かった為、今回のメッキ開発に着手するきっかけとなりました。

オヤイデ電気のお家芸でもある「銀+ロジウムメッキ」が有力候補でしたが、前述の通りロジウムの高騰が非常に厄介な問題となりまして、コストの問題から異なるメッキを探すことになりました。結果的には良いメッキに仕上がったのでチャレンジして良かったなと思っています。

SuperAgの音質傾向についてはこんな感じです。
  • 天井が高く、ヘッドルームの広さが強調される。
  • 金メッキに比べて高域の伸びは良いが、刺さる感じは無い。
  • 低域の音圧・塊感が向上。
従来品である金メッキとの大きな違いは「金メッキの方が音が丸い感じがする」「素直な音に聞こえる」という印象を受けると思います。ここの良し悪しは好みと言って良いでしょう。

銀⊹ロジウムとの音質差は「+ロジウムの方が音が硬い感じがする」「低域が薄い感じがする」「輪郭がはっきりしている」という印象です。ロジウムは派手に聞こえるケースが多いかもしれませんね。

またコネクター母材をアレンジする方法もありましたが、コンセプトには経済性も重要視していた為、今回は真鍮母材での高品質化に注力しています。ちなみにテルル銅は純銅同等の硬度しか無い為、どの製造工場に相談しても「イヤホン用コネクターの接続端子」には非推奨でした。さらにMMCXのようなコネクターでは「繰り返し挿抜することで、接続部が緩くなっていく」というデメリットもあります。リケーブル修理ではピン折れ・曲がりを持ち込まれたことが多々ありましたので、この物性は無視できません。リケーブルは耐久性も重要ですからね。


SuperAgメッキの開発には約1年の歳月をかけて完成しました。2022年8月にCHORD COMPANYが新しい銀メッキ(ChorAlloy™)を発表しましたが、メッキの説明を読み解くと、恐らくかなり似たメッキであると推察しています。銀メッキの有用性を理解しているメーカーが「高品質な次世代銀メッキ」を実現しようと開発した場合、現代では同じような末路になるのだろうと感じました。高級オーディオケーブルでも採用される銀メッキの実力を、このSuperAgメッキでも垣間見ることができることでしょう。

イヤホン・コネクターでもリケーブルのチューニングができるようになり、更にリケーブルの幅を広げることに成功しました。日本では業界初となるSuperAgメッキを是非お楽しみください。

以上、原田でした。

「メタルシェルコネクターVer2」に関する過去ブログも併せてご覧ください!
https://oyaideshop.blogspot.com/2021/04/mmcx2078mmtips.html