このフィーダー線は特性インピーダンスが主に300オーム(Ω)でリボンフィーダー線と呼ばれ、2本の軟銅線を軟質ポリエチレンで並行となるように保持されています。
VHF帯におけるテレビ受信やFMラジオ受信、家庭用ゲーム機のRF接続に広く用いられ
VHF用平行フィーダーとも言います。
見た目は確かにリボンのようですね。
見た目は確かにリボンのようですね。
オヤイデ電気では透明被覆のケーブルを1m単位で切り売りしております。
そして、200Ωフィーダー線
断面の形から、めがねフィーダー線と呼ばれ、
2本の軟銅線を発砲ポリエチレンなどで覆い、
さらに軟質ポリエチレンで平行となるよう保持されています。
リボンフィーダーより特性が安定していて、
UHF帯におけるテレビ受信用に用いられていました。
その後、安価になった同軸ケーブルによる代替が進みました。
オヤイデ電気では、
この激レアなケーブルも販売しております。
被覆は黒色で1m単位で切り売りしております。
基本的に平衡型フィーダーは低損失なので、
アマチュア無線や業務用無線の大電力用のケーブルとして長年使われてきました。
損失を少なくするには、「リボンフィーダー」や「めがねフィーダー」の場合、
壁や柱などに線を固定するには金具などを使わない方が良いとされています。
折り返しダイポールアンテナの製作に使われます。
特定小電力トランシーバーの使用周波数はUHF帯422MHzなので、
UHFテレビ用である200Ωフィーダー線は、
特定小電力トランシーバー受信用ダイポールアンテナとしても利用されています。
同軸ケーブル(例えば7C-2V)より大幅に損失が少なく優れた特徴がありますが、
金属物にそわせたり、密着して配線すると損失が急激に増加する欠点があるため、
TVアンテナマストから10㎝程度離して配線する必要があるとされています。
雨に濡れたりするとフィーダの特性インピーダンスが変化し
損失が急激に増加する欠点があります。
導線の周りのポリエチレンを多くして、雨などによる性能低下を改善したもので、
同軸ケーブルより安価で損失が少ない利点があります。
昭和34年発行「アンテナハンドブック(CQ出版)」には次の記載があります。
ポリエチレン絶縁平行フィーダーとして
(1)銅線0.29㎜×7本撚り、線間隔09㎜、特性300±15Ω、短縮率85%、TV用
(2)銅線0.70㎜×7本撚り、線間隔17㎜、特性200±10Ω、短縮率75%、TV用
銅線0.32×7本撚りの「リボンフィーダー」と「めがねフィーダー」の100mあたりの損失値は、
「リボンフィーダー」は、2.0db(28MHz)、5.0db(144MHz)/100m
「めがねフィーダー」は、2.2db(28MHz)、5.0db(144MHz)/100m
しかし、雨に濡れた状態では、
「リボンフィーダー」は、12db(28MHz)、36db(144MHz)/100m
「めがねフィーダー」は、2.5db(28MHz)、14db(144MHz)/100m
と損失が大きくなる、と記載されています。
300Ωリボンフィーダー線はくれぐれも雨に濡らさないようにお使いくださいませ!
ポリエチレン絶縁平行フィーダーとして
(1)銅線0.29㎜×7本撚り、線間隔09㎜、特性300±15Ω、短縮率85%、TV用
(2)銅線0.70㎜×7本撚り、線間隔17㎜、特性200±10Ω、短縮率75%、TV用
銅線0.32×7本撚りの「リボンフィーダー」と「めがねフィーダー」の100mあたりの損失値は、
「リボンフィーダー」は、2.0db(28MHz)、5.0db(144MHz)/100m
「めがねフィーダー」は、2.2db(28MHz)、5.0db(144MHz)/100m
しかし、雨に濡れた状態では、
「リボンフィーダー」は、12db(28MHz)、36db(144MHz)/100m
「めがねフィーダー」は、2.5db(28MHz)、14db(144MHz)/100m
と損失が大きくなる、と記載されています。
300Ωリボンフィーダー線はくれぐれも雨に濡らさないようにお使いくださいませ!
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