先日こんな記事を見つけました→まるでアコーディオンのようなおしゃれな照明「Orilamp」
ふむふむ、おしゃれだなぁ、、、、ん?これノーメックス紙使ってるの!?
ならばいっそ自作してしまおうではないかと言うのが今回のお話です。
ノーメックス®はテフロン®でおなじみのデュポン社が開発、販売しているアラミド繊維の一種です。
電気絶縁用の素材として優れており、ペーパー状にしたノーメックス紙はオヤイデでも昔から取り扱っている商品です。
そんなノーメックス紙、手触りは和紙に似ていてざらっとしています。
そして何より熱に強い!!(UL規格では220℃での連続使用が認められています。)
そう考えるとランプのシェードに適していますね。
もしかしたら旅館などの照明で和紙だと思ってたものも実はノーメックスだったのかも。
という訳で、ノーメックスのシェード作りに挑戦!
まずは蛇腹に折ってみました。
蛇腹折りはこちらのHPを参考にさせて頂きました→「液晶用蛇腹フードの作り方」
今回使ったのは通常販売しているサイズの半分くらい。比較としてギターマガジン(A4サイズ)を並べました。 |
まずは均等に横に折って、折り返し部分に正方形のスペースを作ります。※写真はコピー用紙です。 |
互い違いになるように織り込みます。※こちらの写真もコピー用紙です。 |
ちゃんと長さを図って作ればきれいな蛇腹が出来上がります。 |
つなぎ目はホチキスでごまかしました。笑 |
ソケットはオヤイデでは販売していませんが、オヤイデ店舗のお向かいにあるラジオデパート1階のデジテックさんで購入できます。
側面にコードを通す穴がないので、薄くなっている部分をニッパーなどで削ります。 |
加工後。ケーブルを通すとこんな感じになります。 |
そして平行ケーブル、プラグ、中間スイッチを繋げれば、この通り。
工作補助:店舗の本多くん。thx! |
100均で購入したシリカ電球を装着。これにノーメックスで作ったシェードを被せると、、、 |
いい感じ!!
暖色の明かりが心地よいです。
しかしこのままだとコードを引っかけてランプが倒れてしまうなどの危険性があるので、もうひと工夫が必要ですね。
ファイバー紙(黒)で簡易的な土台を製作して両面テープで固定。 |
完成!!
足場のファイバー紙は長方形にカットしたものを編んだだけです。粗雑な感じを残したくて手を加えていませんが、ファイバー紙は水に塗れると柔らかくなる性質があるので、編み込んだ後に霧吹きで少し湿らせてあげるとしなりが出て形状が安定すると思います。
さて、今回の費用は以下の通りです。
ノーメックス紙は914mm幅×1mから販売してますが、半分(800円分)しか使っていないので、差し引くとなんと3000円以下で間接照明が作れちゃいました!
電気絶縁で使うノーメックス紙を折るだけで、こんな簡単にインテリア照明が作れるとは思いませんでした。
もう少し厚みのあるノーメックス紙 0.25tならもっと平面を活かしたデザインのランプシェードも作れそうですね。
皆さんも是非工作してみてください。
↓お問い合わせはこちらまで↓
直売店舗 TEL:03-3253-9351 FAX:03-3253-9353
本社 TEL:03-5684-2151 FAX:03-5684-2150(24h)
E-mail:webshop@oyaide.com
齋藤新でした。
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