2023年11月6日月曜日

これだけはやっておこう!第二種電気工事士実技試験に向けて!

こんにちは、オヤイデ電気の本多です。

久々のサンデンブログ、張り切って参りましょう!

さてさて、随分前にサンデンで電工試験について、自身の受験経過を要点を押さえることなく綴っていた記憶があります。

結果としては筆記3回、実技1回の受験で見事合格できました。上記写真は私の免状です(ムフー)

筆記で落ちた2回は単純に勉強していなかっただけので、皆さん、ちゃんと勉強して挑みましょうね。

とか言ってたら先週末に後期の筆記試験も終わってたみたいですね、受験された方々はお疲れ様です。

そして、下期の実技試験がすぐにやってきますよ!

今年の後期実技試験実施日程は以下のようです。 

試験 実施日:技能-1『12 月 23 日(土)』 又は 技能-2『12 月 24 日(日)』


で、本題ですが、先にも書きました通り、試験に役立つポイント的な事を記事内で全く書いていなかったことに今さら気づきましたので、これだけはやっとけ!ってポイントを今回はお伝えできればと思います。

当時は必死過ぎて記事書く余裕が微塵もなかったんだろうなーとか思いつつ、少しでも参考にして頂ければこれ幸いです。


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ではでは早速いってみましょう!個人的にお伝えしたい大事なポイントは次の4つ、です!


①複線図の描き方を覚えよう!

②全ての素材に触れておこう!

③1回は実際に作っておこう!もちろん、候補問題全てを!

④困った時はHOZANの『』!


結構当たり前のことしか言ってない気がしてきましたが、とにかくいきましょう。


まずは、『①複線図の描き方を覚えよう!』です。

これができないと始まりませんし、此処から先へ一歩も進めません。

脅しではなく事実です。むしろできないと筆記試験の段階で躓きますしね。

受験される方はご存知でしょうが、そうじゃない方の為に簡単に解説を。

・複線図とは?

実際の回路において電源から器具、器具から電源までの道筋を書き表した図です。

よーわからん、となると思いますので、以下を御覧ください。

令和5年度公表問題No.1より
 

試験ではこの様な配線図と呼ばれる図を元に、

令和5年度公表問題No.1回答より

この様に実際に部材を使用して回路を組み立てるんですが、配線図を見るだけでは実際にどう配線すればいいのかまでは判断できません。


どういうことかと申し上げますと、結局のところ、これは電気が通る回路を配線する試験なんですが、先に申し上げた通り電源から器具へ向かい、器具から電源へ戻ってくる道筋を理解していないといけないんです。

心臓から動脈を通って全身へ運ばれた血液が静脈を通ってまた心臓へ戻ってくるように、行きと戻りの道筋を明確にしておかねばなりません。また、途中分岐して頭へ向かったり指先へ向かったりと、体内の構造にしても道筋は決して一本道ではありませんよね。

どことどこが繋がることで回路として成立し、それには何本の道が交わっているのか、それにはどういった接続方法が用いられているのか、ということを紐解いていく作業が複線図起こしというわけです。


さて、簡単に描き方だけ記しておきましょう。

これはセオリーですので各種教本なんかでも最初に載っていることです。

1.負荷や電源などを配置する。

2.接地極電線を負荷(=電灯やコンセント)に繋ぐ。

3.非接地極電線をスイッチとコンセントへ繋ぐ。

4.最後に対応する負荷とスイッチ類を繋ぐ。


ちなみに上記を複線図に起こすと以下のようになります。

令和5年度公表問題No.1回答より複線図

これだけでは絶対わからないと思いますが、話し出すと凄い長くなりますし、私が解説するよりもわかりやすい動画などはいくらでも世に溢れていますので割愛します。

個人的にこの複線図起こしが結構好きなんですよねー。

これに、「リングスリーブでかしめる」とか「差し込み型コネクタを使う」などの「施工条件」が入ってくるのですが、電線屋のブログを読んでいる皆様にとってはそんなに苦もなくクリアできる部分だと思いますので割愛します。

「圧着端子の知識はこのために身に着けとったんかー!!」と、個人的に熱くなったのを思い出します。


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はい、続きまして『②全ての素材に触れておこう!』

アウトレットボックスや配線管、ランプレセプタクルなんかは絶対触っておいて欲しいですが、一番はやっぱり「VVR」でしょうか。


VVR 1.6×2芯と2.0×2芯

サンデンブログでもよく見かけると思いますが、「VVR」には絶対触っておきましょう。

これはガチです。触ったこと無いと処理の仕方で泣くことになりますよ!

オヤイデ電気では1mから販売してますので、皆さん今のうちに購入して、いっぱい触って練習しておいてくださいね!

VVRの購入はコチラから


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どんどん行きましょう!『③1回は実際に作っておこう!もちろん、候補問題全てを!』

先ずはこちらを御覧ください。

全ての候補問題を踏破した跡です。

個人的な練習法としては、①複線図を描く、②実際に組み立ててみる、③教本で答え合わせ、という感じで13種全部作っていきました。

やっているうちに、何となくパターンが身についてきますし、加工精度も上がっていきますよ。やっぱりこういった実技に関しては実際に手を動かすのが一番大事だと思いますね。

私は1周した後、気になる課題だけ2回目にチャレンジした記憶があります。

ちなみに、実際の試験では何番をやったかすっかり忘れていたんですが、どうやらこちらの課題だった様子。

2020年度後期、No.13

リングスリーブも使うし差し込み端子も全種類あるし、ランプレセプタクルもVVRも使う、てんこ盛りな課題でした!

当時の課題の詳細はコチラ / 課題の解説はコチラ

課題を見た瞬間「あーコレね!」ってなれるように、しっかり練習していきましょうね!
練習用の部材が足りない!!って方もご安心下さい。オヤイデ電気でご購入可能です!

ちなみに今年の候補問題はコチラのようです!

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最後はこちら、『④困った時はHOZANの『虎』!』

筆記試験の時もそうでしたが、困った時はHOZANの「電工試験の虎」がいっちばん参考になります!

第二種電工試験の虎

図解も解説動画も一番わかり易いんじゃないでしょうか?最近はアプリもあるみたいです。

あと解説してくれるHOZANの山内さんの声と関西弁?がいいんですよねー。

当時の記事でも同じこと書いてました)



はい、こんなところでしょうか。

総じて当たり前のことしか言ってないんですが、つまりは当たり前にやることをやっていれば受かる…とまではいきませんが、可能性は格段に高まります。

とにかく練習!これにつきますねー。


練習に必要な部材の個別購入は是非弊社で!


それではまた、本多がおおくりしました。




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