こんにちは❗️三浦です。
2024年になり早くも1月が終わろうとしています…
今年も残り11ヶ月、頑張っていきましょ笑
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さて今日は楽器用ケーブルのお話になります。
弊社では、クリエイター向け自社ブランド『NEO』から様々な楽器用ケーブルを展開していて、最近では2022年に発表したEcstasy Cableなんかがありますね。
また他社製品のケーブルと弊社のプラグを組み合わせた、完成品楽器用ケーブルも展開してございます。
ですが、これらラインナップ以外にも『オーダー』で楽器用ケーブルをご注文頂くことが可能です。
お客様のこだわりポイントを仰って頂ければ、その条件に合ったオリジナルオーダーケーブルをご提案させて頂きます。
こだわりポイントの具体例を挙げますと、
・音色
・ケーブルの色や見た目
・価格
・使用機材
・プレイスタイル(ジャンル等)
・好きなアーティスト/プレイヤー
などなど、挙げていただければ挙げていただけるだけ、こちらとしてはありがたいです。
逆に一番難しいのが「良い音にして」という内容です。
良い音というのは、人それぞれ違うものです…
価格には、
『ケーブル代金』
『プラグ代金』
『加工賃』
の3つが必要になります。(その他内容によっては別途費用が発生する場合がございます)
加工賃の部分は、結線の内容によって変わってくるのですが、モノラルのフォンプラグの場合でしたら1箇所¥1,000(税別)になります。(2024年1月末現在)
そして納期ですが、基本的には3週間程のお時間を頂戴しています。
「緊急で使いたいから今週末に欲しい!」という方はこっそり相談してください笑
これらのオーダーケーブルですが、店頭ではもちろん、お電話やメールでもご注文可能で御座います。
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ここまでオーダーケーブルの説明を致しましたが、私時々お休みの日にケーブルとハンダの組み合わせ等を試して遊ぶ事がありまして…。
こんな感じで自宅には、個人的に作りたいケーブルや、お客様からのオーダーケーブルなどが日々溜まっています。(この壁掛け網、結構便利)
実際にどんなオーダーケーブルを作れるのかの参考になればという事で、今回ラインナップや実際の音色などを紹介させて頂きます。
音色チェックに使用した機材は、
Squier Telecaster→UA Apolloに直刺しで、UADのFender Tweed Ampをクランチに、スピーカーはFocal Shape40です。
まずはこちらmogami 2524。
プラグはAmphenolのニッケルメッキ、ハンダはオヤイデ SS47。
こちらはお客様からのオーダーケーブルですね。
「こだわりがないのがこだわり」「コストパフォーマンス重視」という条件を頂きまして、店頭でお客様のプレイスタイルや思想を伺った結果、弊社で販売しているギターケーブル自作セットの内容と同じものでご案内しました。
音色としては、安定した王道サウンド。Amphenolのプラグは芯のある中域の出方をしていて、個人的にとても好きです。
mogamiが持つフラット特性の高さとの相性も良いですね。
お客様の元へ行ってらっしゃい👋
続いてはオヤイデ QAC-222G。
プラグはノイトリックのニッケルメッキ、ハンダはオヤイデ SS47。
こちらもお客様からのオーダーケーブルです。
お客様がシューゲイザー系のギタリストという事で、「モダンな音色」「クリーンが綺麗でクリアな感じ」という条件を頂きました。
見た目もモダンライクがお好みという事で今回の組み合わせを提案させて頂きました。
個人的にはこの場合は、ハンダは別のモノにしたい所ではありましたが、お客様との相談の結果SS47になりました。
このケーブルを制作する時は、Slowdiveを爆音でケーブルに聴かせながら作りました。
という事で、普通のQAC-222Gではなく、シューゲイザー仕様のQAC-222Gになっています笑
肝心の音色は、完成品のQAC-222Gよりさらに低域がタイトになり、キラキラというよりギラギラする感じになりました。
お客様が「空間系とマフで壁を作る時に、低域に厚みは必要ない」と仰っていたので、そういう意味では合うかも?
お客様の元へ行ってらっしゃい👋
次はオヤイデ Ecstasy Cable。
プラグはノイトリックのニッケルメッキ、ハンダはオヤイデ SS47。
こちらもオーダー頂いたケーブルになります。
そのお客様は、既に完成品のEcstasy Cableをお持ちで、「このケーブルのビジュアルで、音色がもう少し明るい感じ」「プラグはノイトリックが良い」という条件を頂きまして、この組み合わせになりました。
音色は、やはりニッケルメッキと銀入りハンダの特色が出ていますね。
オリジナルのEcstasyよりも鋭さが出て、その分中域の塊感や倍音感は薄くなりました。
お客様の元へ行ってらっしゃい👋
最後はまたまたオヤイデ Ecstasy Cable。
プラグはノイトリックのニッケルメッキ、ハンダは小島半田のHMX-Ag113。
これは私の個人的な遊びです。
実はEcstasyとAg113の組み合わせをずっと試したいと思っていて、忘れていたので今回試してみました。
(線名札をつけると、何のハンダを使ってるか分かるので便利です)
音色は、かなり帯域バランスが良いなと思います。中域が出過ぎず、3歩下がってこちらの様子を伺ってる感じです。
また小島半田らしい倍音感も健在で、全体として『綺麗な鳴り方』をするなと感じました。
とこんな感じで私はいつもケーブルを作成しています。
少しでも何かの参考になりましたら幸いです。
自分だけのオリジナルギターケーブル、興味がある方はぜひご連絡下さい。
店頭やお電話でのご連絡ももちろんですが、メールの方が時間をかけてお話し出来ますので、miura@oyaide.jpまでご連絡頂けると私は非常に喜びます❗️
以上❗️
三浦でした〜
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