2017年2月15日水曜日

訳あってケーブルの自作をお考えのそこのあなた!ケーブルの自作は実はそんなに難しくありません!

ごきげんよう、オヤイデ電気です。ケーブル、高いですよね。オーディオ用ケーブルなんて考えられない位高いのありますもんね。今日はそんなあなたに朗報!という程の事でもないのですが、ケーブルの自作のご提案をさせて頂こうかと考えております。

そもそもまずケーブルに金をかけるなんてナンセンスだとお考えのあなた、今ケーブルで不便はありませんか?ケーブルが短いとか、細いとか、ノイズが気になるとかetc...。こうした問題を解決するには2つの選択肢があります。実際私もその2つの選択肢を彷徨いながら現在に至ったクチですので。

え?その2つの選択肢って何だ?…そうでした。
一つは条件が整った安いケーブルを買う。
もう一つはもっと安くて良いものを自作で揃える。です。

私なんかは10代で楽器とかオーディオ機器に興味を持ち始めたのですが、それらに必要不可欠なのが何気にケーブルだったりします。ケーブルがないと音が出ないという根本的問題がある訳です。でも若さは楽器や機材には興味を抱くもののケーブルにはなかなか及びません。「ああっ!シールドがないっ!」となったとしたらもう楽器屋の中に置いてある中でも安くてちゃっちいケーブルで妥協してしまうんですね。

でそのうち問題が起きるのです。「あ、あれ?すげーノイズ、なにこれ?…」「あ、あれ?なんか接触が悪い…なんだこれ?…」「わー、短いじゃん、どうしよう…」みたいな。

そうなったときです、「ケーブル、ある程度ちゃんとしたやつじゃないとやばいなこれ」となる訳です。でもケーブルに使う金は惜しい。だけど丈夫でノイズに強いケーブルが必要。じゃあどうしましょう? カナレの完成品はちょっと高いけど、「あれ?ケーブルだけだとこんなに安いの?」「お?プラグも案外安いのあんじゃん!」「う~ん、でも自作はやったことないし、そもそも自信がないな~」と、そんな時、あなたの強い味方になるのが我々オヤイデ軍団なのです!

そりゃね、自作をするっていうのは最初の最初はハードルありますよ。何たってはんだごて握りますからね。でも幸いにも技術の時間にはんだごてを握ったことがあるというあなた!あなた、ラッキーですね。そんなあなたには我々がレクチャーをして差し上げますよ!

ずぶの素人だというあなた!ちょっと待ってください、諦めるのはまだ早い!あなたは今何を必要としていますか?ケーブルでしょ?何事も経験です!人間失敗して成長するのです!何でもそうですが努力は人を裏切りません!Let's自作!

…とその前に、ケーブルの自作はですね、自作する環境さえ何とかすれば案外誰にでも出来ます。そりゃね、ケーブルとかプラグの構造によっては難易度が高くなることもありますけど、基本的にはそんなに難しいものではないのです。大事なのはちょっとしたやる気だけ。

何でもそうですけどコツってあるじゃないですか。そのコツっていうのは経験を重ねることで掴むのが一般的。しかし時代は変わりました!何も失敗を繰り返してコツを掴む必要はないのです!うまいことやっている人の技術を踏襲すればいいのです!(時代、関係ないですね)。まずはこれを見てください。

このはんだ付け、見事としか言いようがありません。私も大概はんだ付けは慣れっこですが、この手さばきはどうでしょう、何回見ても見事です。多分これオヤイデ電気の店長だと思うんですけど、あいつ何でも出来やがるぜ! …まあこの動画は言わば出来る人の見本です。必ずしもここを目指す必要はありませんが、ここまで出来たら気持ちいいですよね。
予備はんだのやり方

え?何々?はんだ付けはやりたくない?…そうですか…。じゃあそんなあなたにはこれ!


最近はですね、ソルダーレス(組み立て式・はんだ付けなし)のプラグもございます。使えるケーブルなどは限られますが、立派に機能はしますのでこれも選択肢のひとつですね。

ではここからははんだ付けが必要な自作についてご説明いたします。まず工具ね。最低限必要なのははんだとはんだごて。それからケーブルを切るためのはさみとかニッパーとか、あとケーブルをプラグに固定(カシメる)するためのペンチ位ですか。最低限でいうとこんな感じ。はんだごて以外は100円ショップとかで揃うんじゃないかな。

まず道具が揃ったら次のポイントはケーブルの外装シースをむく作業ですね。この作業のコツを掴む/掴まないが、この先あなたが自作をやるかやらないかの境目ともいえる工程!。例えばはさみで外装シースをぐるっと一周カットした時にシールドも一緒に切っちゃった、なんてことがあり勝ちなんですよね。電工ナイフかなんかでクルッとカット出来ちゃえば問題ないのですが。

しかしこれもコツ、あるんです。道具ははさみでもカッターでもどっちでもいいんですけどね、ちゃんと切れるやつを使ってください。と、ここでいいブログを発見したのでよろしければご参照ください。

http://oyaideshop.blogspot.jp/2014/01/blog-post.html

え?これだけ見せられても肝心のテクニックが分からない? そうですねそうですね、何せ力加減なもんですから、こればかりは慣れですが、なんならケーブルに刃をあててくるっと切ってみてください。何回かやっていると何となく外装シースと導体の境目が判るんじゃないでしょうか。というか大体ですが外装シースや絶縁体は導体より柔らかい場合が多いので、刃をあてがってゆっくり回していれば切れているのが目視でも確認できます。

●材料は以下のリンクからどうぞ●

★楽器用ケーブルを作りたい!
プラグ→ http://oyaide.com/catalog/categories/c-164/categories/c-164_207/categories/c-164_207_171.html
ケーブル→ http://oyaide.com/catalog/categories/c-164/categories/c-164_210.html?limit=60
ギターケーブル自作セット→ http://oyaide.com/catalog/p-5227.html

イヤホン/ヘッドホンリケーブルを作りたい!
プラグ→ http://oyaide.com/catalog/categories/head/e-a-oec-a-c-a-a-a-a-a.html
ケーブル→ http://oyaide.com/catalog/categories/head/e-a-oec-a-a-sa-a-sa-a-a-a.html

オーディオ用ラインケーブルを作りたい!
プラグ→ http://oyaide.com/catalog/categories/c-1/categories/c-1_5.html
ケーブル→ http://oyaide.com/catalog/categories/c-1/categories/c-1_6/categories/c-1_6_44.html

スピーカーケーブルを作りたい!
プラグ→ http://oyaide.com/catalog/categories/c-1/categories/c-1_5/categories/c-1_5_59.html
ケーブル→ http://oyaide.com/catalog/categories/c-1/categories/c-1_16/categories/c-1_16_46.html

電源ケーブルを作りたい!※基本はんだ不要
プラグ・コネクタ→ http://oyaide.com/catalog/categories/c-1/categories/c-1_17/categories/c-1_17_37.html
ケーブル→ http://oyaide.com/catalog/categories/c-1/categories/c-1_17/categories/c-1_17_36.html

はんだ・工具→ http://oyaide.com/catalog/categories/c-164/categories/c-164_174.html

重要なのは、ケーブルやプラグを固定することと、はんだ付けをする場合は予備はんだを行うことです。プラグと導体にはんだが馴染んでいれば結線しやすいですよ。

そしてもう一つ、はんだ付けの重要なポイントは利き手にはんだごてを持って利き手じゃない方ではんだを持ちます。その時はんだ付けする対象物がいい感じに固定されているととてもやり易いのです。

そこで便利なのがバイス(万力)です。昔のブログですが見てみてください。

あとテスターで固定するってのも一つの手です。

ということでLET'Sチャレンジ!





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