こんにちは、本多です
ついに今週末は第二種電気工事士の実技試験が行われますね
12日と13日の2日に分けて行われますが、私は12日の方で受験してきます
受験予定の皆さん、準備は如何でしょうか?
私はここのところ毎日、候補問題13問を作っては崩し、作っては崩しを繰り返しています
ストリップした外被で机の上と足元とゴミ箱が大変なことになっていますが気にもとめません
あとはHOZANの山内さんの声が頭から離れません
(電工試験の虎動画を無限ループしてます…えぇ、良いですよね、山内さんの関西弁…)
さてさて、今回のサンデンでは電工試験でみんな持ってくるであろうこの工具を改めて紹介します
HOZANのVVFストリッパー、「P-958」です
電工試験の工具セットの中にも入っています
ハサミよりも少しデカめの工具ですね
以前にも書いた覚えがありますが、私、普段はストリッパーをほとんど使いません
同じくHOZANの「ヘビースニップ N-838」1本でカットから剥きまで全てやってしまいます
正直ストリッパーよりも使い慣れたハサミでの感覚頼りな剥き作業の方が楽で早い、といった慢心具合です
なのでこのVVFストリッパーについても、「VVFが剝きやすいだけのストリッパーなんでしょ?」という程度に考えていました
…が、実際に電工試験の実技の練習をしていく中でその考えが甘かったということに気付かされました
今回はどの辺が凄いのかを個人的な意見マシマシでお伝えしていきます
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先ず、P-958でできることを以下に挙げておきます
1.Fケーブルの外装シースを簡単にストリップできる
2.芯線被覆を一発で簡単にストリップできる
3.ケーブル切断用カッターで、下手なケーブルカッターよりも確実に切断できる
4.本体に各種スケールが印字されており、素早く計測できる
5.”の”の字曲げの際のプライヤーとしても使用できる
1本のストリッパーで5役をこなせます
詳しく見ていきますと、先ずは主たる機能「外装シースのストリップ」
対応する芯線サイズと芯数の穴に挟み込み、グリップを握り込むだけで、めちゃくちゃスムーズにシースを剥くことができます
これ、やってみると結構感動します、ぬるっと剥けます、快適!
中々くせになるストリップ具合です
そしてシースを取り除いた先にある芯線被覆、こちらも一発でストリップできるんです
3芯でも一気にやれるので、作業効率もアップできますね(僕はたまに失敗します)
もちろんIV線なんかも1本ずつストリップ可能ですよ
次にケーブルカッターが優秀
芯線のストリップ穴の隣にケーブルカッターがついているんですが、こいつで切断した断面が綺麗なんですよー見えますか?単線がピシッと切断されています
性能としては2.0mm✕3芯までを一気に切断可能です
2.0mmがスパッと行けるということはつまり、3.5sq相当のケーブルもスパッと切れちゃうというわけです
2.0sqくらいの電源ケーブルはもしかするとヘビースニップでやるよりも、P-958でやった方がキレイに切断できそうですね
そして本体に印字されたスケール
私、ケーブルを加工する際に「シース剝き長は何mm」「芯線剝き長は○mm」「収縮チューブは○mm」と全ての長さを一々測って自分が作ったものに統一性をもたせるクセがあり、手元にはスケールがないと作業ができないタイプなのですが、P-958は使いやすいスケールの表記が裏表にびっしりありますので、計測も手軽にでき、とても快適に作業できます!
最後にプライヤーとしての機能
私自身は”の”の字曲げはそんなに苦労せずにできた派なんですが、芯線被覆が物によっては固くてストリップし辛い時があり、ちょっと力を入れて引っこ抜きたい時なんかにもこのプライヤーが役立ちます
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バーっと書いてきましたが、すごいな、持ち換えずに1本でここまで多彩な役割をこなせるってのは大変優秀だと思います!
流石HOZANさんです、電工試験以外でも活用していきたい所存ですマジで
皆さんもP-958と仲良くなって快適な作業ライフをお送り下さい
そして受験される皆さん、
週末までのラストスパートを一緒に駆け抜けましょう!
それではまた次回、
本多でした!
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