2025年8月29日金曜日

はんだ付け不要!ネジ止めRCAプラグ!!

 こんにちは!
金木です。

今回はプレイヤーとアンプを繋ぐ、ピッタリとした長さのRCAケーブルほしいなぁ。
って方にオススメ!

はんだ付け不要!!ネジ止めRCAプラグです!



ネジ止めで結線できて、更にコレットチャック式なのでRCAジャックに差してカバーを締めるとアース端子側が締まり、ジャックにしっかりと固定できるんです!

今回は2種類作り方を含めてご紹介します!


RP-1013ZAG ネジ止め式金メッキRCA(2本1組)



クリンピングタイプ、金メッキRCAコネクター
約9mmφのインターコネクトケーブルに対応したクリンピングタイプ。ホット部分は2分割、アース部分は8分割になっており、アース部分はカバーを締め付ける事で内側に締まるコレットチャック伝達方式を採用しています。カバーを確実に締める事で不慮のトラブルを未然に防ぎます。
WBT-0108の近似商品で、国内製品やドイツ製品ほど精度は高くありませんが、音質も良い傾向で、コストパフォーマンスの高いRCAプラグです。 ハンダを使用したくない方や、シングルコアケーブルを好む自作派の方には、大変お薦めの商品になります。

2個1セット税込2,145円



カバーを開けた姿がこちら。
ホットとコールドを止めるネジがあります。
ホット側に芯線、コールド側にシールド線をネジ止めするだけです。
ね、簡単でしょう?


今回使用するケーブルはこちら!


平行型1芯シールドケーブル 2965



という事で早速作っていきます!



まずは、プラグについているネジマイナスドライバーでギリギリまで緩めます。
マイナスドライバーが滑って本体に傷がついたりする可能性がありますので、気を付けて行って下さい。
プラグの準備はこれだけです。



次に、2965の準備です。
約100mm裂きます。



先端から約15mm剥きます。
少し長くても、後で切り詰めて調整できます。



シールド線をまとめたら、ニシチューブ8mm(長さ10mm)を重ねて2枚被せてケーブルを太くします。


ニシチューブNPR  8mm
厚みがありますので、ケーブル外径を太くする時によく使用しています。
1m税込704円


ニシチューブ使用前




プラグの開口部からケーブルを通してみると、こんな感じです。
見事にスカスカです。
ホットとコールドが接続できていれば音は出ますが、ケーブル自体を固定出来ていませんので後で外れてしまったり、断線したりする可能性がありますので不安になって来ます。

ニシチューブ使用後



本当はもっと奥まで行くのですが、わかりやすい様にしています。
ニシチューブが仕上り外径を太くするので、プラグとの隙間が少なくなります。
この画像で見えているネジのところまで押し込んでネジを締めれば、しっかりケーブルを固定できます。
ニシチューブはゴム素材なので、ケーブルを固定するネジが滑りにくいのもポイントです。



シールド線を根本から5mmまで切り詰めます。
これでケーブルの準備が完了です!



シールド線をコールドのネジがあるブロックに差し込みます。
シールド線が、少しはみ出すくらいのところでネジを締めて固定します。
※コールドのブロックの角はやや鋭利なので、芯線を押し付けすぎるとショートする可能性がありますので注意してください。



ケーブルを固定するネジを締めます。
こちらのネジは、カバーを締める際に干渉しますので、はみ出ないようにします。



芯線がちょっと長かったので、切り詰めた後に先端から約2mm程剥いて芯線のブロックに固定します。
芯線のブロックは横に隙間がありますので、横からスッっと入れてネジを締めれば完了です。



これで結線が完了です!



カバーを被せればRP-1013ZAGの取付完了です!
入れ忘れる心配がないカバーって本当に素敵!


同じ要領で残り3個取り付ければ、RCAケーブルの完成です!!


RP-208MBCG RCA ブラックコネクター ネジ止め式 (2個1組)




クリンピング(ネジ止め式)・コレットチャック式のRCAプラグ。綺麗なプラグの仕上げで、作業性が良く、音質的にも良好です。

2個1セット税込2,090円

「1芯シールド構造(同軸構造)」のケーブルを想定した自作用プラグとなっていますので、 コールド側をソルダーレス仕様にて製作する場合、シールド線を折り返して製作する必要があります。

ですが、ご安心下さい!しっかり画像をご用意してあります!!



まず、カバーの上から見えているプラスネジを外してカバーを外します。
この際ホット側とコールド側にネジをギリギリまで緩めておけば、プラグの準備は完了です。



約100mm程裂いた2965を、先端から10mm剥きます。


剥いた2965に、ニシチューブ8mm(長さ10mm)を2枚、重ねて被せます。



シールド線を寄せて折り返します。



芯線を先端から約3mm剥きます。



そしてここが一番大事なポイントです。
カバーをケーブルに通します。
長いカバーの内側にはネジ山がついています。このネジ山がケーブルの根本側に来るようして下さい。画像ですと左側です。

今回はカバーの入れ忘れで2か所やり直しました。

これでケーブルの準備も完了です!



準備が完了したプラグに、シールド線を折り曲げた側を下にして差し込みます。
芯線がホットのネジのブロックに入れ辛かったら、ピンセット等を使うと入れやすいです。



ホットのネジとコールドのネジを締めて固定します。
画像のとおり、シールド線がしっかりプラグの底面に接触するようにして下さい。



カバー被せて、プラスネジを締めたらプラグの取付が完了です!
この要領でLRの両端、4か所取り付けたらRCAケーブルの完成です!


はんだ付け不要ですので、難易度がかなり下がる印象です。
使用する工具も少ないのでオススメです。

今回の使用工具
ヘビースニップ N-838
ドライバーセット D-44
ピンセット PP-102
精密マイナスドライバー



以上!
金木でした!!

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秋葉原直営店に是非お越し下さい。

皆様のご来店をスタッフ一同お待ちしております。



営業時間

平日:10:00~19:00

土曜日祝日:10:00~18:00
8月9日(土)~  8月30日(土):10:00~18:00

定休日 : 日曜日



☎ 03-3253-9351 FAX 03-3253-9353


メールでのお問い合わせは、こちらのアドレスより!


✉webshop@oyaide.com

2025年8月25日月曜日

オヤイデで販売している最細のあれこれ

 毎日暑いですね・・・。

全国どこでも暑いんでしょうね・・・。

今年の夏は今までで一番暑いのではないでしょうか?

一番というと、お店に来られるお客様に

「一番細いシールド線ちょうだい!」などと聞かれることが多々あります。

実際お見せすると、

「いやいや、そこまで細いのいらないんですよ」

なんてこともけっこうな頻度であるわけですけど、

どの程度細いものまで在庫しているのか、

様々な種類のケーブルをいくつかご紹介させていただきます。






・ビニル絶縁電線部門



仕上がり外径0.48㎜


どれくらい細いかというと、
指で引っ張ったら切れるぐらいといえば伝わりますでしょうか?
絡まりやすいので10mボビン巻もオススメです!






被覆剥く際は、こちらのワイヤーストリッパーの
AWG34のところを使っていただくと、スルッと剥けます。








・1芯シールド部門





導体サイズAWG32、仕上がり外径約1㎜の極細1芯シールド。




これの次に細いものは仕上がり外径約1.5㎜になります。



・2芯シールド部門




導体サイズAWG36、仕上がり外径約1.3㎜。

導体サイズAWG36のシールド線は他に3芯、4芯、6芯も
在庫しております。




・50Ω同軸部門



被覆がフッ素(PFA)ですので、
連続使用可能温度範囲が‐65℃~125℃までと広くなってます。
仕上がり外径は0.81㎜です。
同じ50Ωで若干太い、仕上がり外径0.98㎜と1.13㎜のものも在庫品です。



・75Ω同軸部門




導体サイズAWG33、仕上がり外径2.0㎜。
一般に流通している細目の75Ω同軸といえば「1.5C-2V」あたりあと思われますが、1.5C-2Vは仕上がり外径が2.9㎜ですので、約1㎜細くなります。


・エナメル線部門




ポリウレタン被膜のエナメル線です。
日本人の平均的な髪の毛の太さは0.08㎜ほどらしいので、
髪の毛よりもかなり細いものになります。

以前は0.025㎜とか、0.03㎜なども在庫しておりましたが、
現在の在庫サイズは0.05㎜が最細になります。


いかがでしたでしょうか?
今回紹介したものよりも細いものをお探しの方。
見つかるかは不明ですが、お探しいたしますのでお問い合わせください。
お問い合わせは下記まで。

TEL: 03-3253-9351

以上、根津でした。





2025年8月18日月曜日

間接照明を作ろう!

こんにちは!
金木です!

お盆も過ぎ去り、8月も半分過ぎました。
皆様、宿題は進んでいますでしょうか?

私は今年の夏の自由工作で、割り箸を使って間接照明を作ることにしました!





という事で今週の週刊サンデンです!




まずはランプシェードを作っていきます!


 用意した物




割り箸 158膳


人生で初めてこんなに割り箸を買いました(笑)
こんなに本数があると、形状や色味が悪いものが混ざってしまっている場合がありますので、多めに買っておくのがオススメです。
今回は、200膳買って158膳までに3本不採用の割り箸がありました。



記念すべき最初の段です。
作りやすさと私の好みで四角く作っていきます。
ここからランプシェード作りが始まります。



割り箸が重なっている所にホットボンドで接着します。


オヤイデで在庫しているホットボンド HB-45
1個1,386円(税込)

ホットスティックは3本付属しています。




上下左右交互に割り箸を四角く重ねて、接着していきます。
だんだん高くなっていく割り箸タワーにワクワクしてきます。



158膳積み終わりました!
今回はここでランプシェード作りは完成です。
色を塗ったり、形を変えて三角形で積み上げたりとアレンジが沢山ありますので、自分だけのオリジナルランプシェードを作る事ができます。


もちろん、無塗装で積み上げるだけでも味が出ていい感じになります。


夏休みの工作で関節照明ですと、このランプシェードを完成品のコード付き電球ソケットに被せて完成です!!

という紹介が沢山ありますが、ここで終わってしまったらオヤイデ電気のブログではありません!!


という事で

コード付きの電球ソケットも作ります!



用意した物



オヤイデで用意した部材

VFF 0.75sq 2m
WH4021 1個
WH5403 1個
R1.25-3 2個
R1.25-3.5S 4個
R1.25-4 2個

秋葉原を歩いて用意した部材

LED電球(E26 電球色)
ランプレセプタクル(E26)



工具




ハサミ N-838
電ドラボール 220USB-1
電工ペンチ PZ-75
ニッパー 


ニッパーも取り扱ってます!
ミニチュアニッパー N-31
1丁2,684円(税別)



最初にケーブルを仕上げていきます。
今回は中間スイッチも使用しますので、VFFを約30cmでカットします。



カットして2本になったVFFのすべての端から約6mm剥きます。



今回はPZ-75の圧着機能を使用します。



突起の部分にケーブルを通した圧着端子をはさみ、ぎゅっと握り込んで圧着します。



短いVFFはR1.25-3とR1.25-4



長いVFFはR1.25-3R1.25-3.5S

これでケーブルの準備は完了です!!


プラグの取付



WH4021の蓋を開けて、長いVFFについているR1.25-3.5Sを取り付けます。



蓋をしたらWH4021の取付完了です!



ランプレセプタクルの取付



ランプレセプタクルの蓋を開けます。



ランプレセプタクルのケーブルを通す穴を作ります。
本体を裏返して、穴が開いている側面が割れるようになっていますので、ニッパーを使って切り取ります。



あっ……。




接着剤とテープを使用して何とかなりました。
綺麗に壁面を切り取るとこの様になります。



切り取った壁面側の穴から、長いVFFに付いているR1.25-4を入れて取り付けます。



蓋をしたら、ランプレセプタクルの取付完了です!


中間スイッチの取付



WH5403の蓋を開けて、バネが付いている側を上にします。
WH4021とランプレセプタクルの反対側のR1.25-3をそれぞれ取付て、蓋をしたら完了です!



パーツを全部取り付けたら、中間スイッチを「入」にして導通チェックをします。
※100Vを通すケーブルになりますので、必ず行ってください。



導通チェックで問題なければ、ケーブル付き電球ソケットの完成です!



完成したケーブル付き電球ソケットに割り箸で作ったランプシェードを被せたら関節照明の完成です!!

暖かみのある電球色の明かりが雰囲気を作ってくれます。




ノーメックス紙を筒状にしてランプシェードの中に入れると、より雰囲気が出ます。


ノーメックス紙0.13t 
1m3,036円(税込)



割り箸でランプシェード作りは本当に簡単にできますので、お子様の夏休みの工作にオススメです!
実は、ノーメックス紙だけでもランプシェードを作る事ができますので、是非チャレンジしてみて下さい。



以上!
金木でした!!

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秋葉原直営店に是非お越し下さい。

皆様のご来店をスタッフ一同お待ちしております。



営業時間

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