2021年10月12日火曜日

【DIY講座】≪USB Type-C ケーブル≫を自作する!【USB2.0用】

USB Type-Cケーブルも自作したい!


「OTGって何?」
「プルアップ抵抗って?」
「ただハンダ付けすれば良いわけじゃないの?」

そんな疑問もサヨナラ!これでUSB Type-Cケーブル(USB2.0用)も自作できるようになります!
今回は「DA-404 4N純銀単線USBケーブル」を使用します。

↓DC-404について解説したブログはこちらから↓
https://oyaideshop.blogspot.com/2024/12/da-404.html

(2024/12/12更新)
切り売りケーブルを「DA-404」に変更しました。写真は「オーグラインUSBケーブル」のままですが、電線内部の色や作業工程に変更はありません。

もし「他のUSB端子も自作したい!」という方は、併せて下記ブログをご参照ください。
【DIY講座】<<USB-Aコネクタ編>>
【DIY講座】<<USB-Bコネクタ編>>
【DIY講座】<<USB-MicroBコネクタ編>>



今回使うUSBケーブルはこちら!


オヤイデ電気直営店限定【オーディオ用高品質USBケーブル】
切り売りを開始しました。
100cm未満:¥1,760(税込)/10cm単位
100cm以上:¥1,540(税込)/10cm単位

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(オーディオ用で作らない方は下記のケーブルでも製作可能です。)
オヤイデ店舗オリジナル USBケーブル 2.0-28/26
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10m以上:¥242(税込)/m
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自作用USB-Cコネクタ ¥240/個
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当ブログでは【CtoC OTG仕様】で製作します。

USB-Cコネクタは下記の組み合わせとなります。
【親機】USB-C(OTG接続用5.1kΩ) - 【子機】USB-C(通常用56kΩ)

【大事】通常タイプとOTGタイプでは、内部抵抗が異なります。

”USB On-The-Go”とは?

USB On-The-Go(略してUSB OTG)は、USB機器同士を直接接続するインタフェース規格のこと。OTG接続を行えば下記のような組み合わせも可能になります。
  • 「OTG対応DAC/アンプとAndroid端末」
  • 「Android端末とマウスやキーボード」
  • 「Android端末と外付けSSDや外付けHDD」
  • 「デジカメとプリンター」等
本来パソコンを介して接続する機器を直接駆動させることが出来る為、USB-C機器の拡張性を向上させます。

”通常(56kΩ)とOTG(5.1kΩ)の違いは何?

USB-C端子をUSB2.0規格で通信する場合、USB CtoC以外の組み合わせは「USB Type-Cレガシーケーブル」という扱いとなります。通常のUSBレガシーケーブルは両端異なる形状のコネクタタイプを使用していますので方向性を誤ることはないのですが、USB-Cの場合は内部抵抗値を参照して伝送方向を管理します。

具体的には「接続方法に応じてプルアップ抵抗・プルダウン抵抗をGNDと接続すること」が規定されています。コンシューマーにとっては分かりにくい仕様ではありますが、世の中にはDRP(Dual Roll Port)が搭載された機器が多く存在しているので、大概は方向を気にせずとも問題なく動作するようになっています。

【参考URL】
@IT(ITmedia様) 【USB】第5回 既存のUSBコネクターの問題を解消する新規格「USB Type-C」とは


【その他、接続例】


CtoC接続の場合
USB-C(OTG接続用5.1kΩ) - USB-C(通常用56kΩ)
※この場合OTGケーブル扱いとなり、方向性があります。

AtoC接続の場合
USB-A - USB-C(通常用56kΩ)

CtoB接続の場合
USB-C(OTG接続用5.1kΩ) - USB-B / MiniB / MicroB

充電用USB-Cケーブル
USB-C(OTG接続用5.1kΩ) - 任意のUSBコネクタ(USB-Cは通常用56kΩ)

【参考URL】
・USB Type-C Cable and Connector Specification

1:ケーブルの構造解説・剥き出し作業


ケ―ブルの被覆を約15mm剥く。

被覆を剥くと編組シールド+アルミテープが出てきます。ノイズ耐性抜群です。


編組シールドをほどきます。すると中から「ドレンワイヤー」が出てくるので探し出してください。
ドレンワイヤーとはアルミテープと編組シールドを導通させる為の線になります。
ドレンワイヤー以外の編組シールドを切り落とします。ハンダ付けスペースが狭い為、作業性を考慮してドレンワイヤーのみ処理します。
アルミテープを剥きます。このが「電源線」になります。
紫のアルミテープを剥くと、の「信号線」と、ドレンワイヤーが出てきます。


ドレンワイヤー2本を撚り合わせます。最後にシャーシグラウンドと導通させ、シールド効果を発揮させます。
ここまできたら準備完了!合計5本の線を使ってUSBケーブルを作ります。


2:USBコネクタの半田付け

※通常タイプとOTGタイプの作り方手順は一緒です。

USB-Cコネクタの内部。全部で4つのパーツで構成されています。
【USB-Cの結線図】
1 :V(+5V) →
2 :D- →
3 :D+ →
4 :G(GND) →
※表・裏の「V」「G」は繋がっています。
※画像をクリックで拡大できます。
通常タイプとOTGタイプは黒印の有無で判別します。どちらも製作手順は同様です。
※もし黒印が消えてしまった場合、チップ抵抗の値を計測して判別します。
まず製作を始める前に、「オーグラインUSBケーブル」を使用する場合、ほんの少しだけケーブル穴口径が小さいです。カッターやハサミで少し削るだけで使えるようになります。
なおコードブッシュは使用しません。
ケーブルにカバーを通しておきます。
本来ここで予備ハンダを乗せますが、こちらの基板には予備ハンダが乗っています。もし予備ハンダ量が少なかったら足してください。
結線図通りにハンダ付けを行います。
電線の剥き出し長は約2~3mm。ハンダ付け面と剥き出し長が同じ長さになるようにしてください。

※本体ブッシュはハンダ付け後に挿入してください。
USB-C端子を裏返して、シールド線をGND面にハンダ付けします。
シールド線はほつれないよう予備ハンダを行い、ハンダを浸透させておいてください。

※今回は基板側にも追い予備ハンダをしています。
シールド線がGND面にハンダ付けできました。
表にある4本の剥き出し長が長すぎると、シールド線とショートしてしまう可能性がありますので、先述の通り剥き出し長は2~3mmが良いでしょう。
本体ブッシュをコネクタ前面から挿入します。
オーグラインUSBケーブルのシースに限り、軽く被覆をしごくとシースが少し伸びます。基板側にシースを引っ張り、内部電線を保護することで、断線リスクを抑えることができます。

接着剤やホットボンドを使用し、内部を補強します。カシメ等による引張強度の強化が無いので、カバー+ホットボンドで一体化させて補強することをお勧めします。

カバーを締めれば完成
ちなみに見た目がチープなので、カバーを使用しないアレンジパターンも紹介!

耐久性を上げる為に接着剤付き収縮チューブ「ヘラマンタイトン HIS-9/3-
CL」を取り付けます。
収縮後はこんな感じ。
クリアで基板が見えて逆にカッコいい(?)仕上がりになりました。

※裏技ですが「5V-GND間」にチップLED+チップ抵抗を入れて光らせることもできますよ。ゲーミング用とかに良いかもですね。
中身を隠す時は最後に収縮チューブ「スミチューブFZ 10φ」で保護すれば・・・

完成!

OTG端子側を「PANDUIT 9.5mm収縮チューブ 赤」にして、方向性管理しやすくしました。



如何でしたか?基板がついているのでハンダ付けは視覚的に分かりやすかったかと思います。

USB-C(USB2.0用)を自作する場合、何より気を付けないといけないのは「USBレガシーケーブルを製作する時、プルアップ抵抗・プルダウン抵抗の必要性を確認する」という点です。
コチラより仕様をご確認の上、安全に製作を行ってくださいね!



 他のUSB-C自作例 


以上、原田でした~。


2021年10月11日月曜日

【2021年度コンプリート版】mogami極細シールド線!


 気が付けば10月になっていますね。しかし暑いのか寒いのか全然分かりません。

前置きは特にありません...。今回は『極細シールド線』のご紹介。

店頭で、お客様に「細いシールド線ちょうだい!」なんて言われる事があります。

その時に、ご案内するのが、mogamiの極細シールド群です。お店のレジ上辺りに有りますので見た事ある人も多いのでは?

細いだけでは無く、柔軟性も有る為、狭い機器内でもバッチリですよ!

1芯~9芯まで、ご紹介して参ります!最後にスペックシートがあります。


mogami 極細シールド1芯

1芯は2種類あります。







mogami 極細シールド2芯
2芯は3種類あります。






mogami極細シールド3芯

3芯は3種類あります。







mogami極細シールド4芯
4芯は3種類あります。






mogami極細シールド5芯
5芯は1種類です。
mogami極細シールド6芯
6芯は1種類です。

mogami極細シールド8芯
8芯は1種類です。




mogami極細シールド9芯
9芯は1種類です。




全て、1mからの切り売りをしております。
1巻で、ご注文の場合、305m巻です。
この他にも様々なシールド線がございます。

TEL: 03-3253-9351
E-mail:webshop@oyaide.com
以上、丸山でした。

オヤイデ電気・直営店までの道順>








2021年10月9日土曜日

電磁波吸収シート&テープのご紹介。実は小分けのお試しパックもあるんです。

 こんにちは!
金木です!

今回は電磁波吸収シート&テープをご紹介です!


音質や映像に副作用を及ぼさず、かつノイズ吸収能力を有する「センダスト合金」を使用。
高周波ノイズをジュール熱に変換して、不要な電磁界共振を抑制します。



お使いの機器やケーブルに張り付ける事で、AV機器の高周波ノイズをジュール熱に変換し、ノイズ感や歪み感を排除。クリアーで活き活きとした音楽と映像を実現します

0.5GHzより高域の高周波ノイズに効果を発揮します。



粘着シート、粘着テープになっておりますので、ケーブル、コンセント、アナログアイテムなど、様々な物に使用していただけます。

AV機器のトランス周り、入出力端子の周辺、ケーブルのプラグ部分、壁コンセント周りなど、ノイズの発生しやすい部分に貼り付けると効果的です。
また、パソコンのシャーシや電源周り、モデムやハードディスク、電子楽器などでもご利用いただけます。

ハサミでカットする事ができますので、貼りたい所へ形を合わせて貼る事が可能です。
表面は絶縁されていますが、断面は導通性を有していますので、念のため導通部分に直接貼り付けることは、避けてください。


機器のシャーシへ張り付けるのも効果的です。
天板ですと、貼らずに置くだけでも、効果を発揮します。
その際は、ヒートシンクを塞がないようご注意ください。


他にも、こんな使い方も!


厚さ、サイズの違いで5種類

MWA-010 T 税込み4,400円テープ巻(0.1mm×20mm×5m)
MWA-030 L 税込み6,600円A4(0.3mm×210mm×297mm)
MWA-030 M 税込み3,520円A5(0.3mm×148mm×210mm)
MWA-030 S 税込み2,112円A6(0.3mm×105mm×148mm)
MWA-100 S 税込み3,080円(1.0mm×105mm×165mm)


正直な話、眉唾だなぁ。と思ったそソコのアナタ!
私も実際に使うまでそう思っていました!
しかし、上記のラインナップですと価格が高いので気軽に試せなかったのですが、
じつはこんな物をご用意してあります!


MWA-010お試しパック 税込み330円




ノイズの影響がある所に張り付けるだけで、SN感が良くなり、解像度の向上が見込めます。
是非、試してみてください!

以上!
金木でした!

~:~~:~~:~~:~~:~~:~~:~~:~~:~


秋葉原直営店に是非お越し下さい。

皆様のご来店をスタッフ一同お待ちしております。



営業時間:10:00~19:00

定休日 : 日曜日(年末年始)

☎ 03-3253-9351 FAX 03-3253-9353


メールでのお問い合わせは、こちらのアドレスより!


✉webshop@oyaide.com


2021年10月4日月曜日

ハンダ付けが苦手な人の強い味方「フラックス」

 こんにちは、葛下です。

ブログにてしつこく同軸ケーブル作成について語って来た私ですが…

最近店のスタッフが普通に「同軸おじさん」と呼ぶようになって来たので緊急回避の為、今回は話題を変えてハンダ付けについて語りたいと思います。(笑)



皆様、フラックスって知ってますか?

ハンダ付け促進剤です。よく聞く言葉で言うと「ヤニ」です。


ハンダ付けは接合させる金属の表面に異物や酸化膜があると上手く行かないので、フラックスを塗って気持ちよく半田付けをするのです。

最近は最初からハンダの中にフラックスが入ってる「ヤニ入りハンダ」が多いですが、

それでもハンダの広がりが悪い時にはフラックスを塗布します。


例えば、私の前回のサンデンの「同軸ケーブル上級編」のMコネクターを作る時、シールド部分のハンダ付けが結構苦労します。

慣れない人がやると大抵こんな風にダマになるのです。


本来溶けたハンダは丸くなろうとする働きがあるので、穴の中にハンダを流し込もうとすると更に丸まろうとします。

こんな風に広がりが悪い場所にはフラックスを塗ってあげます。


でブワっと一気にハンダを流し込みますと

こんな感じでキレイに埋まります。



って、また同軸やん!!


えっと…まあ、ほんの一例としてであって…



このフラックス、弊社ではHOZANのH-722とH-728が置いてあります。



この2つ、どう違うのか…


H-722には「鉛フリー対応商品」

H-728には「ハロゲンフリー」と書かれてあります。

なんかどっち選べば良いのかわかんないですよね。


ややこしいんですが、722の「鉛フリー対応商品」…

これに至っては別に728が鉛フリーに対応していない訳ではないのです。

どちらも鉛フリーには対応しております。


要はこの2つの大きな違いはハロゲンが入ってるか入ってないかの違いなんです。


それが何なのか…


要は、ハロゲンが入っていた方が作業はやり易いんです。


ただ、ハロゲンという物質は環境に悪い!環境に悪いと言う事は身体にも良くない!

でも作業はやり易い!


さあ、どっち取る!?


話は戻りますが、先程の「鉛フリー対応商品」なんですが、

ハンダは鉛入りの方が溶け易くて使い易いんですよ。

だからもちろん鉛フリーの方が使いづらい訳です。

なのでH-722はハロゲン入りなので使いづらい鉛フリーのハンダでもより作業し易いですよ!という意味で

「鉛フリー対応商品」と明記されているのです。


たぶん…


どちらを選べば良いのかは、


よくハンダ付けをする人は環境や身体の事を考えてH-728、(オンラインショップはこちらから)

たまにしかハンダ付けをしない人は作業性を考えてH-722を選ぶと良いと思います。(オンラインショップはこちらから)


どちらを選ぶかは


あなた次第です!



以上葛下でした。



営業時間:10:00~18:00(2021年10月31日迄)

定休日 : 日曜日(年末年始)

☎ 03-3253-9351 FAX 03-3253-9353


メールでのお問い合わせは、こちらのアドレスより!


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