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2025年9月5日金曜日

【BELDEN正規輸入代理店企画】U.S.A製のスピーカーケーブルが入荷!【8470 & 9497】

BELDEN正規輸入代理店「トモカ電気」企画!
U.S.A製「8470」「9497」がスポット入荷!


音響用スピーカーケーブルのデファクトスタンダード。
8470/9497を知らずしてスピーカーケーブルを語るべからず!

はじめに

BELDEN正規輸入代理店「トモカ電気」は東京・秋葉原にある音響・映像・照明の総合商社です。BELDEN製品はベルデンから納品されたケーブルを卸しているだけなので、正規輸入代理店はロットや工場を指定することはできません。

また以前より「BELDENには偽物がある」「中国製は品質が悪い」という噂が吹聴されており、正規代理店としても本件に関する問い合わせが多いと相談を受けておりました。本件については過去ブログで結論づけておりますので併せてご覧いただけますと幸いです。

過去ブログ:『偽物Beldenが存在してる説』に終止符を打ちます。

https://oyaideshop.blogspot.com/2020/01/belden.html

こういった背景がありまして、トモカ電気様よりU.S.A製を入手したので、販売してもらえないか?というご案内をいただき、今回はスポット的に取り扱いさせていただく運びとなりました!
※U.S.A製の販売は在庫限りとなります。

黒い樹脂ボビンも少し形状が違いました。
でも見た目じゃ分からないですね~。

U.S.A製との違い

オヤイデ電気直営店にある在庫とU.S.A製を比較してみましょう。

(上)U.S.A製8470
(下)中国製8470

(上)U.S.A製9497
(下)中国製9497

色が微妙に違います
スマホやモニターによって違いが分からない方もいらっしゃると思います。肉眼で見ても、色の差はほとんどありません。

もし両方を購入された(所持している)場合、取り扱いにはくれぐれもご注意ください。
※色の違いはあくまで今回のロットに限った話ですので、必ずしも色に違いが出るわけではございません。

(上)U.S.A製8470
(下)中国製8470

(上)U.S.A製9497
(下)中国製9497

導体の状態を観察してみましたが、こちらもほぼ一緒でした。
素線径は実測「U.S.A製:0.29mm」「中国製:0.285mm」と、わずかに中国製の方が細いようです。伸線の公差なのか、メッキ厚の差なのかは判断できませんでした。

それ以外に違いは見つからず、撚り線構成のクオリティはどちらも同じ。メッキ表面の状態も違いが分からなかったです。
また音質に大きな影響を与える「絶縁樹脂」の品質に関しても、硬さや質感に違いはありませんでした。

音質傾向

肝心の音質ですが・・・ほとんど違いを感じませんでした😓
電線構造が同じなので音質傾向が一緒なのは当たり前ですが、わずかに音質は違うかな?といった印象でした。(ザラザラとした高域の質感と、倍音の出方に差があるかも?という程度。)

過去のブログでは「U.S.A製8470は音が良かった」と書いていますが、前回納品されたU.S.A製とは品質が全く異なっていました。(特に絶縁樹脂・メッキの品質が全然違います。ちょっと残念。)

今回のロットはたまたま音質が似ていたのか、全世界のベルデン工場において品質統制の流れがあるのか、色々憶測をめぐらすことはできます。

重ねて提言させていただきますが、同じ工場・同じ原産国であっても、品質が毎回同じとは限らないというのは電線業界の常識です。
故に「入手ルートを統一したからといって、音質や品質が安定する」という理由には繋がらない旨をご留意ください。

※「どのロット・原産国の音が良いか」という話をするつもりはなく、あくまで「製造毎に違いは出て然るべき」ということをお伝えしておきます。あとはお客様のご判断にお任せしたいと思います😉



ベルデン社のケーブルスペックは常に更新されています。
100年以上の歴史がある8470でも、スペックシートは2025年にも更新されており、ここ数年で「導電性が向上」「耐熱仕様(+105℃)」に更新されています。※一部スペックシートから削除された項目もあります。

UKCA/CEやRoHS規制も近年始まった取り組みですので、20~30年前と比べて樹脂やメッキ液が変更されていてもおかしくありません。というか「耐熱仕様になった=樹脂材の仕様変更があった」となるので、樹脂材の変更前後で音質の違いは確実に出ているとも言えます。

「同じ型番だから、いつまでも同じ品質」なんてことは絶対にありえませんので、過信は禁物です。

●Belden / 8470 Specification

●Belden / 9497 Specification

8470 or 9497 違いについて

改めて、84709497の違いについて、簡単にご説明させていただきます。


2種類の違いは「ツイストピッチの違い」のみとなります。
使用している電線はどちらも同じ「UL1007規格 AWG16」をベースとしていますが、導体構造はベルデン独自の構成となっている点は大きな特徴です。(日本で販売されているUL1007をツイストしても、同じ音にはなりません)

9497は外来ノイズの影響を抑えるために「ツイストピッチ」を狭くしています。
ツイストピッチが狭くなると、真っ直ぐ伸ばした時のケーブル長が長くなりますので、導体抵抗が増えていることも考慮しなければなりません。
またツイストペア構造によりループアンテナ効果を抑制できますので、低域の締まりやノイズ感の抑制などにも影響を及ぼしますが、その反面で原音忠実から離れていく傾向もあります。
※相対的に”中音域が強調されて聞こえる”という特徴から、ギターアンプ用スピーカーケーブルとして定評があります。

8470はツイストピッチが広いので、真っ直ぐ伸ばした時のケーブル長との差が少なくなります。これにより導体抵抗の上昇を抑えられますので、9497よりも電気的なロスの少ない原音忠実な特性を得ることができます。
※「じゃあ平行線を使ったら良いのでは?」と思われるかもしれませんが、平行線の場合はツイストペアのように磁気影響を相殺できないため、かえって外来ノイズの影響を受けやすくなります。ですが、電線のポテンシャルを発揮するには何もしていない平行線の方が理想的です。何事も一長一短ですね。

さいごに

電線オタクであれば「U.S.A製の音ってどんなもんだ!?」と気になりますよね?
今回はトモカ電気様のご厚意により、U.S.A製8470/9497を販売させていただけることになりました!

原産国”が異なる”同一型番”が”同時期”に在庫しているという珍しい機会です。
もし興味がある方はお早めにお買い求めください!

【U.S.A製】

BELDEN / 8470【U.S.A製】 ¥847(税込)
https://shop.oyaide.com/products-8470-usa.html

BELDEN / 9497【U.S.A製】 ¥1,100(税込)
https://shop.oyaide.com/products-9497-usa.html


【通常品(現在は中国製が多く入荷する傾向にあります)

BELDEN / 8470(通常品) ¥418(税込)
https://shop.oyaide.com/products/p-2656.html

BELDEN / 9497(通常品) ¥660(税込)
https://shop.oyaide.com/products/p-384.html


以上、原田でした。

おまけ

U.S.A製の8470/9497ラベルを貼っておきます。
意外と細かくスペックも載ってますね。

9497 MADE IN THE U.S.A

8470 MADE IN THE U.S.A

2025年2月28日金曜日

【AXIS-303】って、どんな電源ケーブル?

皆様、電源ケーブル”AXIS-303”を使ったことはありますか?
オヤイデの歴史の中では比較的新しい電源ケーブルとなりますので、その特徴を深堀りさせていただきます。

AXIS-303を分解してみよう!


AXIS-303」はオヤイデの代表的な電源ケーブル「TUNAMI」の構造を模したダウンサイジング版と言っても過言ではありません。TUNAMIをダウンサイジングしただけでなく、導体を特殊な撚り構成でチューニングしたり、絶縁樹脂部にタングステンを追加含有させることで振動特性が向上。音の締まりを加え、クリアで歪みの少ないサウンドを引き出します。

TUNAMIと比較してみよう!

さて、実際どれだけ構造が似ているのでしょうか?

電線の断面はほぼ一緒。
3本の線の周りを覆っている黒い絶縁体は「ポリオレフィン」と言います。

ポリオレフィンを剥いて、3本の線を露出させました。
うーん、瓜二つ。

これは「TUNAMIのダウンサイジング版」と言われても納得ですね。
しかし、実は目に見えない部分で仕様が異なります。微々たる差ですが、これがAXIS-303の音質的個性となっているようです。

【仕様を比較してみました】

特に「素線構成」「内シースにタングステンを含有」「外シース」は音質に影響を与えていると思います。

ちなみにTUNAMIの場合、TUNAMIの持つ低域のエネルギー感を飽和させず、その特性をフルに発揮させるには大きなアンプやスピーカーサイズを必要とする傾向があります。

しかしAXIS-303であればブックシェルサイズのスピーカーやD級アンプなど、小型システムとの相性も抜群です。これは特殊な撚り構成による複雑な倍音成分と、タングステン含有による振動特性の向上が底力を支えています。もちろん大型システムに使っても派手に鳴り過ぎないバランスの良い音質で、良い結果が期待できますよ。

一番大事なお金の話ですが・・・
TUNAMI:¥6,000/m(税別)
AXIS-303:¥4,400/m(税別)

断面積が半分以下だから値段も半分、、、とはいきません😅笑
TUNAMIの意思を継承しつつ、細かなところでブラッシュアップが行われており、これが価格に反映されているのが伝わります。

AXIS-303って、どんな音がする?

音像のフォーカスが合いやすく、位相乱れが起きにくい構造が特徴です。細径でありながら高解像度+ワイドレンジな出音を実現しています。
特定の周波数帯域が過剰に飛び出てきたり、引っ込んでしまうことが少なく、アナログ機器&デジタル機器のどちらにおいても良好な結果をもたらします。音の重心がやや腰高に聞こえる傾向も感じられますが、その特性も相まってか中音域の繊細さ&リアルさはオヤイデ随一。

中音域の情報量が濃密に感じられる特性から、ピュアオーディオのみならず、ギターアンプ/ベースアンプなど楽器用の電源ケーブルに使っても相性抜群です。


TUNAMI特有のエネルギッシュな印象は弱い傾向で、どちらかというとオールジャンルの音楽に合わせやすい、周波数特性の整っている優等生なイメージです。前述の通り中音域の部分に特徴を感じやすく、特に「」を最重要視してリスニングされるユーザーにはきっとハマる部分があると思います。


🔌2025年3月29日(土)に開催される自作講習会で作る組み合わせだとこんな感じ。


 電源プラグ/電源コネクター 

メッキ:プラチナメッキ(0.5μ)+パラジウムメッキ(0.3μ)
電極:ベリリウム銅

P/C-004の音質傾向
低音域~中音域にかけて情報量が濃く、音圧レベルが高くなったようなパワフル感に圧倒される。切れとコクを兼ね備えた高域も特徴で、繊細な表現も得意な、総じてバランスの良いメッキ。


★AXIS-303と組み合わせた場合
for オーディオ
ブックシェルフタイプのスピーカーをメインとした小型システムにオススメ。音場よりも音像派。低~中域の押し出し感が強調され、スピーカーが一回り大きくなったように感じられる。意外と優しい音色なので、少しコントラストが足りないと感じた時は電磁波吸収シートでバランス調整を。

for ギター/ベース
ヘッドアンプ/パワーアンプにオススメ。中~高域から倍音感が多く付与される印象。音像が立体的になり、音抜け・音圧感は抜群。ギターアンプで言うとBogner的なミドルレンジに厚みを感じる特徴が付与される。

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今回は「TUNAMIに比べると、音が物足りないよ!」というオヤイデファンの声も聞こえてきそうだったので、よりビッグでパワフルな質感を付与するために、今回の自作講習会は「P/C-004(ベリリウム銅電極/プラチナ+パラジウムメッキ」を奮発させていただきました。予算カッツカツ!

2025年も自作講習会を開催します!

3/29(土)自作講習会「電源ケーブルをつくろう!AXIS-303編」が開催されます!💡



AXIS-303は何と言っても加工が簡単
『オヤイデは硬くて・太くて・作りにくい』
そんなイメージを払拭してくれる電源ケーブルでもあります。

もしAXIS-303に興味が湧きましたら、この機会にぜひ自作講習会へご参加ください~!



2024年8月16日金曜日

【FX-AUDIO】DC電源ノイズ対策の”Petitシリーズ”って、どれが良いの?

DC電源のノイズを除去すると共に、ポテンシャルを開放する画期的アイテム
FX-AUDIO”Petitシリーズ”の違い特徴を検証!

こちらはオヤイデ仕様にカスタマイズしたもの。
FX-AUDIO Petitシリーズの特徴を理解し、
自分好みのノイズ対策+音質改善モジュールを作ろう!

FX-AUDIO-製品は圧倒的に安価で、尚且つシンプルな構造により音質への影響も少なく、簡単にS/N改善効果を得られるため、ノイズ対策製品として非常に人気を博しています。
当初は「Petit Susie」「Petit Tank」の2種類だけだったものの、多方面からの需要に応える形で様々なPetitシリーズが登場してきています。
今回はそんなPetitシリーズの違いと特徴を一挙にご紹介します。

Petit Susieシリーズ

Petit Susie ¥1,859(税込)
https://shop.oyaide.com/products-petit-susie.html
入力電源:DC(直流)電源
入力電源極性:センタープラス
対応電源入力:DC35V以下
最大定格出力電力:140W(35V時、4Aまで)
最大定格出力電流:5A
DCジャック(IN) 外径5.5mm 内径2.1mm 
DCプラグ(OUT) 外径5.5mm 内径2.1mm/2.5mm両対応
出力電源極性:センタープラス

3段階の強力なノイズフィルターを搭載し、スイッチングノイズやリップルノイズを除去します。D/Aコンバーターやアンプ等のオーディオ機器に対しては特に、電源由来ノイズの改善による音質向上効果(S/N比の向上等)が期待できます。
Petit Susie BP ¥2,310(税込)
https://shop.oyaide.com/products-petit-susie-bp.html
入力電源:DC(直流)電源
入力電源極性:センタープラス・マイナス両極対応
対応電源入力:DC16V以下
最大定格出力電力:80W
最大定格出力電流:5A
DCジャック(IN) 外径5.5mm 内径2.1mm 
DCプラグ(OUT) 外径5.5mm 内径2.1mm/2.5mm両対応
出力電源極性:入力電源極性に応じる

Petit Susie同様、3段階の強力なノイズフィルターを搭載し、スイッチングノイズやリップルノイズを除去します。センターマイナス入力が可能なので、楽器エフェクターのノイズ対策に最適!ただしPetit Tankはセンタープラス入力しか対応しないため、連結して使用する場合は極性管理に注意しなくてはいけない。
Petit Susie ¥3,850(税込)
https://shop.oyaide.com/products-petit-susie-ss.html
入力電源:DC(直流)電源
入力電源極性:センタープラス
対応電源入力:DC25V以下
最大定格出力電力:125W(25V時、5Aまで)
最大定格出力電流:5A
DCジャック(IN) 外径5.5mm 内径2.1mm 
DCプラグ(OUT) 外径5.5mm 内径2.1mm/2.5mm両対応
出力電源極性:センタープラス

Petit Susie同様、3段階の強力なノイズフィルターを搭載し、スイッチングノイズやリップルノイズを除去します。採用部品を高分子アルミ固体コンデンサに変更した高性能モデルです。D/Aコンバーターやアンプ等のオーディオ機器に対しては特に、電源由来ノイズの改善による音質向上効果(S/N比の向上等)が期待できます。


Petit Susie Solid Stateが最も高いノイズ除去性能を発揮するので、S/N改善を重視する方はPetit Susie Solid State一択。
ただしPetit Susieは音質変化が自然なので、「元の音をそのまま活かしたい」という目的の場合はPetit Susieの方がマッチする可能性があります。

なおPetit SusiePetit Susie BPのノイズ除去性能差はほぼありません。用途に応じて使い分けていただくことをお勧めします。

センターマイナス用途ではPetit Susie BPを単体で使用することをお勧めします。主にスイッチング電源アダプターなどのノイズを除去したい時に非常に活躍すると思います!

Petit Tankシリーズ

Petit Tank ¥1,672(税込)
入力電源:DC(直流)電源
入力電源極性:センタープラス
対応電源入力:DC35V以下
最大定格出力電力:140W(35V時、4Aまで)
最大定格出力電流:5A
DCジャック(IN) 外径5.5mm 内径2.1mm 
DCプラグ(OUT) 外径5.5mm 内径2.1mm/2.5mm両対応
出力電源極性:センタープラス

電源由来のノイズを軽減すると共にバルクキャパシタとして機能し、接続したデバイスの持つポテンシャルを開放します。


Petit Tank [Limited Edition] \3,500(税込)
https://shop.oyaide.com/products-petit-tank-le.html
入力電源:DC(直流)電源
入力電源極性:センタープラス
対応電源入力:DC25V以下
最大定格出力電力:125W(25V時、5Aまで)
最大定格出力電流:5A
DCジャック(IN) 外径5.5mm 内径2.1mm 
DCプラグ(OUT) 外径5.5mm 内径2.1mm/2.5mm両対応
出力電源極性:センタープラス

電源由来のノイズを軽減すると共にバルクキャパシタとして機能し、接続したデバイスの持つポテンシャルを開放します。
導電性高分子アルミ固体電解コンデンサを採用することで、ノイズ吸収用途として優れた特性を発揮するだけでなく、長寿命で信頼性がより強化されました。

Petit Tank Solid State \3,300(税込)
https://shop.oyaide.com/products-petit-tank-ss.html
入力電源:DC(直流)電源
入力電源極性:センタープラス
対応電源入力:DC25V以下
最大定格出力電力:125W(25V時、5Aまで)
最大定格出力電流:5A
DCジャック(IN) 外径5.5mm 内径2.1mm 
DCプラグ(OUT) 外径5.5mm 内径2.1mm/2.5mm両対応
出力電源極性:センタープラス

電源由来のノイズを軽減すると共にバルクキャパシタとして機能し、接続したデバイスの持つポテンシャルを開放します。
Petit Tank[Limited Edition]をブラッシュアップし、コンデンサ1個あたりの容量大きくすることで、高性能を維持したまま高い安定性を実現しています。安定性を担保できたため、Petit Tankに組み込まれているサージ対策用の高耐圧コンデンサを復活させました。


Petit Tank全てセンタープラス入力なので、音質傾向や耐電圧をチェックしましょう
オーディオ用途の場合、「Limited Edition」「Solid State」のどちらかがオススメです。

[Limited Edition]と[Solid State]の違い。
導電性高分子アルミ固体電解コンデンサは同じですが、1個辺りの容量が違います。

Petit Susieのフィルター回路は僅かに音が細く・薄くなってしまう傾向があるため、Petit Tank失った成分を補完してあげる目的がメーカー推奨の使用方法になります。
ですが、Petit Tank単体で使用してもノイズ吸収効果はあります。バルクキャパシタの効果によりノイズ吸収特性が得られるので、まずはPetit Tankのみで効果を検証してみるのもオススメできます。

専用アクセサリー

アクリルケースキット ¥550(税込)
https://shop.oyaide.com/products-petit-acrylic-case.html
透明なアクリルパネルとブラック支柱のスタイリッシュなデザインで、Petit Susie または Petit Tankを収納できます。

組み立て方によって延長ケーブル型にも入出力同面配置型にも使いやすい配置に設定可能!

透明なアクリルパネルとブラック支柱のスタイリッシュなデザインで、Petit SusieまたはPetit Tankを収納できます。

スタックキット4本セット(2段スタック) ¥110(税込)
スタックキット12本セット(4段スタック) ¥198(税込)
https://shop.oyaide.com/products-fx-stack-kit.html
Petit Susie または Petit Tankをスタック収納するための六角支柱セットです。Petit Susie本体、Petit Tank本体とアクリルケースキットを別途ご用意いただければ、1つのアクリルケースに一体化が可能となります。

4個セットはPetit SusieとPetit Tankを連結させる時に、12個セットはPetit Tankを最大4段まで連結させることが可能です。

※Petit Susie本体、PetitTank本体、アクリルケースキットは付属いたしません。別途お求めください。
※4個スタックする場合、立てて使うには形状的に不安定となり、自立が難しくなります。長辺の両側を別の物で支持するか、寝かせてご使用ください。

過去ブログも!

各モデルの特徴を細かく紹介しているので、興味のある製品はチェックしてみてください!

【FX-AUDIO-製品】取り扱い開始しました!【ハイコストパフォーマンスなノイズ対策】

Petitシリーズのカスタマイズや、ノイズ減衰効果を検証した動画も掲載!

【新製品】Petit Tank [Limited Edition] 取り扱い開始!【FX-AUDIO-】


【新製品】Petit Tank Solid State 取り扱い開始!【FX-AUDIO-】


★コーポレートサイト
販売元:株式会社ノースフラットジャパン


以上、原田でした。


2024年3月29日金曜日

【新製品】Petit Tank Solid State 取り扱い開始!【FX-AUDIO-】

DC電源のノイズを除去すると共に、ポテンシャルを開放する画期的アイテム
Petit Tank Solid Stateが登場です!

Petit Tank Solid State \3,300(税込)
https://shop.oyaide.com/products-petit-tank-ss.html

”FX-AUDIO-"とは?

●株式会社ノースフラットジャパン

2010年設立の株式会社ノースフラットジャパンが手掛けるオーディオブランド。同社は「出来る限り低価格で高品質の製品を提供すること」をコンセプトに、アンプからアクセサリーまで幅広いラインナップを展開している。

【過去ブログも要チェック!】
【FX-AUDIO-製品】取り扱い開始しました!【ハイコストパフォーマンスなノイズ対策】
https://oyaideshop.blogspot.com/2023/08/fx-audio.html

【新製品】Petit Tank [Limited Edition] 取り扱い開始!【FX-AUDIO-】
https://oyaideshop.blogspot.com/2023/10/petit-tank-limited-edition-fx-audio.html


通常版/LE/SSの違い



通常版Petit Tankと[Limited Edition]の違いは、電解コンデンサがアルミ固体電解コンデンサにグレードアップ。Solid Stateもアルミ固体電解コンデンサです。

Petit Tank Solid Stateは[Limited Edition]同様の音質傾向に加え、サージ対策のコンデンサを追加。単発の強いサージによるストレスを低減し、機器回路を保護します。

音質傾向の違い

Limited Editionと同様に、解像度の向上・音像の密度が向上するなど、主にハイファイ傾向へ改善される。通常版に感じられたナチュラルな音質変化も持ち合わせており、ハイファイさとニュートラルさを兼ね備えたバランスタイプのバルクキャパシタ。特にオーディオ向けDC電源の改善にオススメ。

諸注意

商品ページに注意事項を記載してますので、必ずそちらもご確認ください。

攻めた仕様になっていたLimited Editionに対して、Limited Editionと同様の改善効果を持ちながらも、通常版のような原音に近い変化ベクトルになっているのは大変魅力ですね。
恐らくサージ用コンデンサを追加したことで、音の立ち上がりが若干緩くなっているのだと予想されますが、たった1つのパーツでこれだけの違いが出ているのは非常に興味深いです。

通常版/LE版それぞれの音質傾向を併せ持っているので、既にPetit Tankをお使いの方全員にオススメできる新製品ですね!


以上、原田でした~

2023年12月27日水曜日

【2024新春初売り】Premium OCB-1 VX【2024年1/5(金)10時より直営店先行発売】

🎍2024年新春初売り!🎍
超プレミアムな電源タップをご用意いたしました!


Premium OCB-1 VX (2.0m):¥77,000(税込)
【商品ページはこちらから】

2021年3月に登場したVONDITA-X(ヴォンディータ・エックス)は、オリジナリティの高い電線構成と、最高峰のマテリアルによって作られたハイエンドモデルとして、オヤイデ電気製品の新機軸を打ち出しました。その音色は彩り豊かで、音楽的な表現を助長するようなチューニングが施されており、従来の電源ケーブルとは異なるベクトルで高い評価を得ています。

そしてVONDITA-Xの持つ音色を電源タップに昇華しようと企画したのが、この「Premium OCB-1 VX」となります。


【Premium OCB-1 VXの特徴】
✅ VONDITA-Xのマテリアルを採用したプレミアムOCB-1が登場。
✅ VONDITA-Xの音質傾向が、そのまま電源タップでも堪能いただけます。
✅ 電源タップ全体に「QBT処理」を施しました。
✅ OCB-1専用インシュレーター「OCB-BS」を標準装備。

===販売スケジュール===

秋葉原直営店:5台限定
2024年1月5日(金)10:00~

オヤイデ電気オンラインショップ:5台限定
2024年1月12日(金)正午~

【合計10台限定】

※お一人様につき1台までとさせていただきます。
※規定販売数に達し次第、販売終了となります。
※直営店在庫分は店頭のみで販売を実施いたします。電話・メール・FAXでのご注文は承れません。
※直営店とオンラインショップの発売日が異なりますのでご注意ください。
※直営店開店前に並ばれる方は、近隣のご迷惑にならないよう最大限のご配慮をお願いいたします。
※当日の販売状況についてはオヤイデ電気X(Twitter)アカウントより随時報告いたします。

VONDITA-Xの音質を継承


VONDITA-X専用電源プラグ「V-XY」に、壁コンセントには「SWO-GX-ULTIMO」を搭載。同じメッキコンビネーションを採用することで、VONDITA-Xの音質を継承しています。

QBT処理によるバーンイン加工


電源タップ組み立て後、「QBT処理」によるバーンイン加工を施しました。QBT処理を施した電源タップ製品は
Premium OCB-1 VXが初採用となります。

綿密なチューニング


VONDITA-Xの特徴を電源タップに落とし込むために、細部に渡り綿密なチューニングを施しています。
電源ケーブル部には「NRF-005T」を2周巻き、電源タップの内部配線にはVONDITAの導体と同じ「精密導体102SSC 4.0sq Special Stranded」を採用。



さらに制振性を向上させるため、OCB-1専用御影石インシュレーター「OCB-BS」を標準装備しました。
※OCB-BSはPremium OCB-1 VXと別梱包となります。ご使用の際にはご自身での組み立てが必要となります。

音質傾向

Premium OCB-1 VXはVONDITA-Xと同様に、音楽的な表現能力を助長するハイエンドモデルです。繊細でシルキーな質感と、壮大な音場感を兼ね備えつつ、特にボーカル帯域を艶やかに聴かせてくれるキャラクターは唯一無二と言っても良いでしょう。

【諸注意】
※こちらは限定商品につき、ケーブル長の変更は承っておりません。予めご了承ください。


【商品ページはこちらから】

電源タップであれば最大4つの機器までPremium OCB-1 VXの音質改善効果を付与できます。圧倒的な性能と汎用性も相まって、コストパフォーマンスの高さは随一となります。

従来のOCB-1シリーズとは一線を画くクオリティを手に入れたPremium OCB-1 VXをご堪能ください。

TUNAMI NIGO GPX-W ~開発裏話~

2024年新春初売りセールで登場する2P-3P電源ケーブル「TUNAMI NIGO GPX-W」が完成するまでには様々なストーリーや苦慮・試行錯誤を経て完成しました。
このブログではお店・通販スタッフと一緒に作り上げた弊社オーディオ製品開発担当から、現代のオーディオアクセサリー事情も交えて開発裏話を語っていただきました。


TUNAMI NIGO GPX-W(1.8m) ¥24,000(税込)
【商品ページはこちらから】

日本のオーディオ機器メーカーの付属電源コードには、一般的にモールド加工された2Pの電源コードが付属していることが多いのはご存知の事だと思います。これはグランドループを防いで音質劣化を防ぐためとメーカー側から説明されるのですが、海外では法律上3Pアース接続が必須の国が殆どなので、海外のオーディオ機器メーカーにおいて、この言説はありません。これまでも日本の家庭では2Pの電源コンセントが大部分だったので致し方無いことだったのかもしれませんが、現状でもそれはほぼ変わらず、未だに2P<PS>E認証を受けた電源コードが付属しているオーディオ機器が多くあります。

弊社の試聴用オーディオシステムはスピーカーを除いて海外メーカーのものを使用しています。よって普段は3Pの電源コードを使用していますが、グランドループの問題は特に感じる事は無くとも、この点は長年気になる話でした。

今回、オヤイデ電気究極の2P仕様の電源コードの企画は、2021年に販売された弊社2P電源コードのAXIS-SOS用に”2極電源プラグと電源コネクターをそれぞれ2極仕様で<PS>Eを別途取得したのを有効活用して、弊社の2芯のTUNAMI NIGO V2 (<PS>E認証済)と組み合わせたらどんな音がするかに興味を持ったのが今回の企画の始まりでした。当初は電源プラグの材質やメッキ方法を店舗・通販スタッフと共に選んで、最良のコンビネーションの2P電源コードを提供することが目的の簡単な企画と考えていました。

ところがいざ色々試してみると、普段使用しているアース接続付きの3Pの電源コードと違って、2芯電源コードならでは音質傾向がある事に気付きました。TUNAMI NIGO V2は、弊社のロングセラーのTUNAMI V2と全く同じ材質と構造で、違いは3芯が2芯だけになったケーブルなのですが、不思議と音質傾向は異なるものでした。

そこで他社の色々なオーディオ用2P電源コードに対するお客様の声をリサーチしたところ、音質傾向的に大別すると「中低域しか出ない」とか、「中高域しか出ない」という不満が度々あることに気付きました。このような声は、一万円台のモールドタイプの2P電源コードにかけられるコストでのケーブル構造や各パーツの素材選びから推測すると、ケーブル屋としては納得できる話でした。

またメーカー付属の2P電源コードから良かれと思ってより高価なオーディオ用の3P電源コードに変えると音のバランスがあまりに変わってしまって慌てて元に戻すといった話もよく見かけました。これも機器メーカーは開発時に付属の2P電源コードを使用して機器をチューニングされている点や、オーディオはどこでバランスを取るかは環境によりそれぞれなので、分からない話ではないと思います。

これらの点を考慮し、ケーブル屋が本気で作ったオーディオ用の2P電源コードのコンセプトの方向性を今一度考え直してみました。

一つは日本のオーディオ機器メーカーが訴えるグランドループの話よりも、一般的な2極の電源コードが与える音のキャラクターのほうが結果的に再生する音への影響が大きいと考えました。

オーディオ用2P電源コードの一番の売れ筋の価格帯は15,000円前後ですが、この辺りの価格帯の殆どの電源ケーブルは2.0sq.程度のOFC導体の物で、金メッキされた真鍮製の端子を持つモールド加工の電源プラグが付いています。また一方で音質に影響を与える絶縁体や外装シースの素材には取り回しのために、柔らかいPVCを素材に使っているケーブルが多いです。

これらはオーディオ用の電源ケーブルとしては比較的に細めの導体を持つ物なのですが、絶縁体の材質により音にダンピングが効かないために低域が膨らんでしまいます。一聴すると低域が出ているように感じられるのですが、実際は低域がぼやけて重心が高くなったことで聞こえ易くなっているだけで、太い導体のケーブルが与えるような深い低域は出ていません。どちらかというと重心の高いぼやけた中低域ばかりが目立ってしまい、ボーカルの中域レンジとぶつかる傾向があるように聞こえます。また高域のレンジは若干狭い印象を与える電源ケーブルが多いように思います。

またこれよりも高い価格帯の2P電源コードになると、導体は3.5sq程度のオーディオ用電源コードとしては標準的な太さになり、素材もOFCから一部高純度銅を使った物などにスペックが上がるのですが、絶縁体や外装シースがPVCなのとモールド電源プラグの端子が金メッキなのは変わりません。

オーディオの世界では、電源ケーブルの導体の太さが低域の再生レンジの拡大に比例する傾向があると考えるのが一般的です。とはいえこれら価格帯の3芯の電源コードとなると、導体の太さや慎重に選ばれた絶縁被膜や外装シース素材が与える重心の下がった低域と共に、プラグ端子の素材やメッキ素材の選択による抜けの良い高域レンジの再生を期待してしまいます。しかしながら2芯の電源コードでは同じ導体サイズの場合、太さの割には3芯の物ほど深い低域が感じられないので、どちらかというと中高域の部分は綺麗なのに低域が若干弱く感じられる傾向を持つ電源コードとしてのレヴューが良く見受けられます。

実は今回のTUNAMI NIGO V22P電源コード用に色々なメッキをかけた2極の電源プラグとコネクターを付けてスタッフと試聴した際に、結果的にベースとして使えるメッキは1種類しかありませんでした。その後に弊社販売サイトのTUNAMI NIGO V2のレヴューをみて愕然としました。電源ケーブルとして使用した際には5.5sq導体の太さからくる低域ではなく、ダンピングが効いて中高域が綺麗なスッキリとした音が特徴の電源ケーブルとしての投稿が多くあったのです。

これは実際に試聴してみることで非常に納得できるのですが、とはいえオーディオマニアなら誰しも太い電源ケーブルにまず期待する所は沈み込んだ低域なので、今回組み合わせる電源プラグとコネクターのメッキ素材は他のメッキ素材では感じられなかった低域を再現できるベリリウム素材の端子部に銀下金メッキの物をベースとして選びました。

オヤイデ電気は海外の多数の有名高級オーディオケーブルメーカーに、弊社標準品からカスタム品まで多種多様な電源プラグを供給しています。今回はそこで得たノウハウの一部をこの2P電源プラグと2極コネクターに採用して位相特性の良さを向上させています。

その他にもケーブルのシールドをアース端子に落とせない構造の2P電源プラグのため、ノイズ対策として近年話題の弊社の非磁性体ノイズ抑制テープ”NRF-005T”と電磁波吸収テープ”MWA-010T”とを合わせて使用し、音抜けの良さの向上と静寂性の実現に一層寄与しています。


【音質傾向について】

このような経過を経て、2P電源コードとしては重心の低い低域が再現でき、中域の位相感も良好となりました。更に高域のレンジにおいても標準的なニッケルや金メッキの電源プラグよりも音抜けを良くしています。とはいえ銀下ロジウムメッキやロジウムメッキのプラグを採用した商品ほど聴感上極端には変わりません。若干低いところの中高域に少しピークが感じられるので、程よく抜けの良い音が特徴の電源コードとなりました。小音量時も聴きとり易く、また音量を上げても比較的耳に痛くない様に音質バランスを微調整しています。

賃貸のマンション等で、2極のコンセントが付いていて交換が契約上不可能なのは良くある話ですが、どんな環境下でも音楽を今以上に楽しめるような最高の電源環境を提供できるように最大限のスペックを今回の商品に投入しました。

近年のオヤイデ電気の新製品はフラットバランスに寄ったソースに忠実な再現を目指した製品が多いのですが、今回のTUNAMI NIGO GPX-Wは最新のチューニングを使いつつも、基本は懐かしい昭和の匂いを感じさせる程良い音のバランスを提供します。

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最後にオーディオ電源コードを初めて検討される方に事前にお知らせがあります。今回の2P電源コードは非常に固く取り回しが悪いためオーディオ機器に使用する際は機器の背面に十分なスペースが必要です。またコンセントによっては、2Pの電源プラグを保持出来ずにプラグが垂れる可能性が多分にあります。今回はその点も含めて比較試聴しています。性能的に特に問題ありませんので、そのままの状態での御使用をお願い致します。