2021年4月19日月曜日

コネクターの名称と由来

こんにちは。葛下です。

早速ですが、コネクターの名前って気になったことありませんか?

色々あるじゃないですか。


RCAやらBNCやらSMAやら...


殆どのコネクターって3文字か4文字のアルファベットで構成されてるんですよね。

おそらく何かしらの言葉を略して呼んでいるんだと思われます。

 

で、

 

私がずっと昔から気になっているのは

MとかNとかFとか・・・

 

一文字だけのヤツ等!

 

一文字って・・・


 

略しすぎじゃないのか!?

 


人間で言ったら木村拓哉を「キムタク」を通り過ぎてもはや「キ」と呼んでるのと同じですからね。(笑)

そう考えると一文字で呼ばれてる彼等はなんと不憫な事か・・・


そこで私はコネクターの名前の由来について軽く調べてみました。

今回はコネクターの呼び方とその由来について語りたいと思います。



まずはRCA

俗に「ピンプラグ」とか言われてるヤツですね。

ちなみによく「ピンジャック」とか言われる方がいますが、ジャックはメスの事なので正解は「ピンプラグ」です。

名前の由来は元々Radio Corporation of Americaと言う会社があってそこがこの端子の原型を開発したから頭文字をとってRCAと呼ばれてるらしいです。

 

XLR

よくオーディオ機器についてますね。

Extra Long Rangeの略らしいです。

米国のCannon社が開発したもので一般的に「キャノンコネクタ」と呼ばれていますが、正式名称は「XLR」と言います。

ちなみに私は昔、このコネクターがキャノンと呼ばれている理由は、ガンダムのガンキャノンの肩に付いてるヤツに似てるからだとマジで思っていました。

 

BNC



BNCについては私、以前のプログでも語りましたが業務用の映像機器や計測器等に付いてるカチッとロックするタイプのコネクターです。過去ブログはこちら

名前の由来は、Bayonet Neill Concelmanの略だそうです。

Bayonet とは銃剣のこと。Neill Concelmanというのは、コネクタの製造メーカーの名称なのですが、実は単にBayoNet Connectorの略であるとか、Baby-series N Connector ・British National Connectorの略であるとか、名前の由来についてはいくつかの説があるようです。

 

SMA

無線機とか測定器等に使われてるBNCよりも形が一回り小さいヤツです。

よくSMAプラグの事を略して「SMAP」とか書きますが、ちゃんと「エス・エム・エー・ピー」と呼んで下さい。決して「スマップ」とか呼ばないで下さい。中居君が怒ってきます。

名前の由来は「Sub Miniature Type A」の略称です。

Sub Miniatureとは超小型のと言う意味らしいです。

超小型のAタイプのコネクター。


なのでSMBは超小型のBタイプのコネクターですね。

 

MCX



SMAよりもさらに小さいコネクターです。

通信機器・映像機器等様々な分野で使われてます。

マイクロ同軸コネクターの意味らしいです。

ちなみにさらに小さいMMCXマイクロミニチュア同軸の意味です。

イヤホンのリケーブルでお馴染みのヤツですね。

 

それではこの辺で例の一文字軍団をば・・・

 

F

お馴染みのコネクターですよね。

テレビに繋がってるアレです。

見た事無い人はおそらくいないでしょうが、名称を知らなかった人は多いと思います。

F型コネクターの名前の由来はFMラジオ・UHF帯などに用いるF(Frequency)を取ったのではないかと言われています。

なるほど、Frequencyの略なのか。ちなみにFrequenncyとは周波数とかいう意味が含まれるみたいです。

まあ判るけど、せめて「FRQコネクター」とか呼んで欲しかったですよね。

 

M



UHFコネクターとも呼ばれています。

アマチュア無線機店などではフォネティック・コードを用いてMikeコネクタと呼ぶ事があるそうです。フォネテック・コードってなんやねん?って事は置いといて…

ただ、マイクロフォン用コネクタに「マイクプラグ」「マイクジャック」と言う全く別物のコネクタが存在します。

おそらくそれと区別する為に「M」に定着したのでは無いでしょうか?

 

ややこしいから「M」でええやん!って感じで・・・

 

可哀想に・・・てかUHFコネクターでええやん・・・

 

そしてN



N型コネクタの名前の由来はTYPE-NAVYコネクタと一般的には言われているそうですが、正式にはこのコネクタを開発したエンジニアの一人のポールネイル(Paul Naill)のイニシャルをとって付けられたらしいです。

 

ここで疑問が・・・

 

他のコネクターは作られた会社名やそのモノの持つ意味合いとかから名付けられているのに、なぜNコネだけは製作者の名前のイニシャルなんでしょうか・・・

よほど自己主張が強かったんでしょうね、ポールネイルさんは。

 

ポールネイル:「こんなコネクタを作ったからPAUL NAILLコネクタと呼びなさい!」

周りの人達:「うわっ面倒くさっ…Nでええやん…」(小声で)

 

てな感じで周りの人達が陰でN・Nとか呼んでる内に「N」に定着したのではないでしょうか・・・

ちなみに無線機店ではフォネティックコードを用いてナンシーと呼ぶ事もあるそうです。

フォネテックコードは置いといて…

 

ナンシー

 

なんか可愛いじゃないか

一番デカい図体でキングオブコネクターみたいな成りしてナンシーって

 

そこで私は敢えてこのデカいヤツをナンシーと呼びたい。

 

「Hey!Nancy!今日もご機嫌な電波を運んで来てくれよ!」

 

私が無線をやっていたらこんな感じで語りかけていた事でしょう。

 

 

と、長々だらだらを語って来ましたけれど・・・


 

どうでもいい話ですよね!(爆)



以上、葛下でした。


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