こんにちは。
齋藤薫です。
齋藤薫です。
今週のサンデンは、
前回、私が投稿させて頂いた週間サンデンにて、以下のハンダがのらない要因から、こて先の交換方法をご紹介致しました。
1. はんだに含まれる錫(Sn)と、こて先の鉄メッキが合金となりハンダ中に溶け込み侵食していくことでこて先に穴があく
2. こて先のはんだメッキ部分が剥がれ、その下の鉄メッキが露出し、こて先がぬれなくなる
3. ヒーター挿入部の表面が酸化し、熱伝導率が悪くなる(コンポジットチップという、こて先とヒーター、センサーが一体になったもののみ)
ハンダがのらなくなってしまう原因の多くはこちら。
また、はんだこてを使うにあたり、酸化物が付着した事ではんだが乗らない状態になってしまうのをご存知ない方も少なくありません。
このような状態になった場合、こて先を再度、ハンダメッキコーティングする必要がございます。
その時に使用するメンテナンスグッズがこちら!
今回はこの「チップリフレッサー BS-2」の使い方を動画にし、ご紹介致します!
この動画、
通常のこて先の場合→酸化した場合→チップリフレッサーBS-2を使う→
酸化したこて先が通常と同じこて先の状態に復活!
酸化したこて先が通常と同じこて先の状態に復活!
といった順に紹介しておりますのでご覧ください!
【あると便利】「コテ先が酸化して半田が乗らない」なんてことありませんか?作業が終わるとついつい半田めっきを忘れがちです。そんな時にあると便利な工具がコレ!『チップリフレッサー BS-2』https://t.co/QaCaWvyp91 pic.twitter.com/K6wKSXYm6O
— オヤイデ電気_OYAIDE_NEO (@OYAIDE_NEO) 2016年12月24日
行程の詳細はこちらになります。
1.リフレッシュ作業に最適なこて先温度は300℃〜360℃です。
2.こて先をTipリフレッサーに擦りつけます。
3.こて先にハンダをつけ、コテ先をコテ台の耐熱スポンジできれいに拭い取ります。
4.こて先にはんだをつけ、こて先のリフレッシュ完了です。
(はんだがのりにくい場合は、2.~3.を繰り返してください。)
2.こて先をTipリフレッサーに擦りつけます。
3.こて先にハンダをつけ、コテ先をコテ台の耐熱スポンジできれいに拭い取ります。
4.こて先にはんだをつけ、こて先のリフレッシュ完了です。
(はんだがのりにくい場合は、2.~3.を繰り返してください。)
注意:Tip
リフレッサーがこて先に残った状態でプリント基板にはんだ付けを行うと、Tip
リフレッサーがプリント基板に付着し、基板を腐食させるおそれがあります。Tip
リフレッサー はこて台のスポンジで完全に拭い取ってください。
長期休業中に自作を行う方はメンテナンスもお忘れなく!
齋藤薫でした。