パルシャットは不織布をベースとしているため、本来の荷姿は巨大なロール状になります。
エム・エーライフマテイリアルズ株式会社は、パルシャットの基本荷姿として「幅1m×全長10m」を1ロールとし、弊社もこちらのロール材を加工してNRF-005T/NRF-005Lを製造しています。
※原反は巨大なレシートロール/トイレットペーパー/キッチンペーパーみたいなものを想像してみてください。
「幅1m×全長10m」の製品に仕上げる際に端をカットして、既定サイズに成形します。その時に出てくる端材こそが、この「パルシャットの耳👂」と呼んでいる部分です。
この名前を聞いて想像されるように「パンの耳」みたいなものです。端材であるだけで、元となる素材と何ら変わりません。つまりNRF-005T/NRF-005Lと性能は全く変わりません。
『性能が変わらないのに、端材ってだけで捨てるなんてもったいない!』
そんな声に耳を傾け、エム・エーライフマテリアルズ様のご厚意により「パルシャットの耳」を秋葉原店舗で放出することにいたしました!
※パン屋さんも全く同じ気持ちなんだろうなぁ~
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パルシャットの耳(幅はランダム。全長1m以上) ¥880(税込) 1本1m以上にカットしていますので、中には1.5m以上も入っている場合があると思います。 数年分の端材が集結したので、大量の在庫がありますが、無くなり次第終了予定です。 |
ご購入に際していくつか注意点がございます。
下記ご了承いただければ非常にお買い得にご活用いただけると思います。
- 粘着テープは付いていないため、巻き付けには別途テープが必要となります。
- 原反の端部分に当たるため、PETフィルムが融着されていない部分が混在しています。PETフィルムはせん断や引張強度を持たせるための「強化フィルム」として貼り合わせてあります。電気的な性能には影響を及ぼしません。
- 端材は廃棄扱いになっていたため、保管管理上で必ずシワや折れ目痕が付いています。外観はあまり良くありません。
「パルシャットの耳」を数cmでカットし、ASF-110FR(フッ素テープ)を貼ります。 テープは端から余剰を出して、後はケーブルに巻き付けるだけ。 |
Ecstasy Cableに巻き付けてみました。 これなら違和感ないですね! |
ぶっちゃけセロテープで貼り付けても問題はないです。
ただセロテープの粘着部分は経年で劣化しやすく、湿度・温度に弱いので、長期使用は難しいです。
ASF-110FRは「基材:フッ素(FEP)」「粘着剤:シリコン系」とハイスペックなので、「薄厚・弾性がある・粘着剤が優秀」と非常に使いやすいです。狭い箇所への絶縁用途にも使えるので、オヤイデでは非常に多用されているテープです。
皆さんなら「パルシャットの耳」をどう活用しますか?
ぜひ「こんな使い方したよ!」「こういう使い方がお勧め!」など、オススメの使い方を教えてくださいね😆
以上、原田でした。
触った感触が折り紙のような質感だったので、輪っかを作って連結させたら誕生日会の飾りでノイズも遮断!・・・なんて妄想してしまいましたが絶対に真似しないでください。笑
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