【オヤイデ電気 秋葉原直営店】11月の営業時間のお知らせ
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オヤイデ電気では、産業電線・電設資材などさまざまな商品扱っており長年ご贔屓をいただいております
まれに、お問い合わせでは
「電線を10m欲しいのですが、1m×10本で届いたりしませんよね?」
と、いただくことがあります
答え ” 基本的に1本物です ”
はじめてご利用のお客さまはもちろん、電線のことよく知らないってお客さまにも、安心して電線をお買い求めいただきたいと思っております
そこで今日は、ご注文を受けてからお渡しまでの主な流れをご紹介したいと思います。
Q)電線ってどのように在庫しているの?
大きな巻を各メーカーから仕入れており、このような状態で在庫しています
100mの束巻き(把巻き) |
このメーカーから仕入れた大きな巻の長さのことを「条長」っていいます
条長は、その商品の 最も長く用意できる長さ になります
ここからご注文いただいた数量分を切っていきます
ちなみに、オンラインショップでは商品名下に当店在庫の条長を記載しています
※条長が不明な時はお問い合わせください |
Q)注文した電線はどうやって切ってるの?
スタッフが手作業で切断しています
メジャーで1mずつ測ったり |
検尺機で測って |
Q)注文した電線は、1本物ですか?
※条長を超える数量の注文は、条長とカット分になります ※商品によってボビン巻きが標準のときがあります |
Q)注文した電線は、束巻き対応だけですか?
巻き付ける電線の太さや長さによって対応・選べるボビンが異なります また、工賃がかかりますので注文前に予めお問い合わせください |
こんにちは、オヤイデ電気の本多です
10月も後半に差し掛かり、そろそろ冬支度かな、と思っていましたら案外すごしやすい気候が続きますので、このまま緩やかに季節の移ろいを感じつつ、冬へと突入して行って欲しいと思う今日このごろです。
たまには紅葉とか、観に行きたいですねー。
*
さて、本題。
東京を中心に中古レコードの買い取りと販売を行うFace Records(FTF株式会社)が、札幌や名古屋に引き続き、今年3店舗目となる京都高島屋店を10/17にオープンしました。
オープンに先駆け、関係者向けのレセプションが催され、私共オヤイデ電気もご招待頂き、一足先に新店舗を見学させて頂きました。
実は札幌店や名古屋店同様に、京都店の音響システムにも弊社ケーブルを導入頂いています!
更に、京都店は音響システムにも拘って作られた店舗との事で…これは実際に聴きに行くしかないでしょう!
ということで日帰り弾丸出張で京都まで行って来ましたので、簡単にレポートさせて頂きます!
*
せっかく京都まで行く、ということで少々早めに東京駅を出発し、新幹線で京都まで。
2時間程で着いちゃうんですね、九州の僻地出身たる私からしますと陸路でこれだけ早いのは羨ましい限りです。
お昼過ぎに京都に着きまして、一旦昼食をとり、少々時間がありましたのでテナントが入っている高島屋から近場にある八坂神社へお参りに。
京都高島屋が新たにT8という専門店街をオープンすることになっており、Face Recordsはその中の1店舗に含まれています。
他には京都がお膝元の任天堂のオフィシャルショップや、文化的な書物に特化した蔦屋書店、フロアのテーマーカラーにまで侵食したまんだらけなど、それぞれに特色のあるお店が全部で51店舗入っています。
(一階には巨大な赤い配管工のおじさんがいます。) |
Face Recordsはまんだらけと同じ4階に入っているのですが、3階からエスカレーターで上っていく途中「ドッ、ドッ、ドッ…」と鼓膜を震わす音楽が聞こえてきて思わずニヤリとしてしまいました。
エスカレータを降りて左側すぐに、Face Records KYOTOの開けた店舗があります。
各種ジャンルに分けられたレコードがずらりと並んでいます。 |
奥にはレジと買取カウンター |
什器は全て特注品なんだそうです!シンプルでいいですねー! |
店内には2台の試聴機を完備! |
新譜のレコードの扱いもありました。ジ◯リがいっぱいコレクション |
オーディオテクニカのサウンドバーガーなど、簡易的なレコードプレーヤーも数点取り扱っています。 |
普段レコードを聴かない方でも、レコ屋のこの商品陳列といいますか、雰囲気は好きって方、いらっしゃるんじゃないでしょうか。
さて、先ほどから鼓膜を震わすこの音が一体どこから出ているのか探してみると、なんと正面のカウンターに特大のスピーカーが埋め込まれています!
JBLの「JBL 4350B」というフラグシップモデルですね、それにしてもデカアァァい!
カウンターの両脇に2台が鎮座している様は流石に圧巻ですね。
ウーハー2発にミッドウーファー、中高域用ドライバーとホーン、ツイーター、 という構成のようですスゴい。てか何キロあるんだこれ… |
パワーアンプにはMcIntoshの「MC252」が2台(左右のJBLにそれぞれ1台ずつ!)、プリアンプに同じくマッキンの「C46」、ミキサーに「ECLER WARM2」、プレーヤーは「SL-1200 MK7」と、こだわりのセットアップです。
この機器周辺に弊社ケーブルを採用頂いていますので、それぞれ紹介しますね。
ターンテーブル「SL-1200 MK7」からミキサーの「ECLER WARM2」までのフォノケーブルに『d+RCA for Turntable classB』をセットアップ。
おなじみ黄緑のd+シリーズから『d+RCA for Turntable classB』。 薄紫色の『PA-02 XLR V2』はミキサーからのアウトに。 |
ミキサーからプリアンプ、そしてチャンネルディバイダーの「LUXMAN FL-202」から分岐して2台のパワーアンプまで至る全てのラインケーブルに『PA-02 XLR V2』をチョイス。
プリアンプの「McIntosh C46」 |
チャンネルディバイダー(分岐器)の「LUXMAN FL-202」 |
カウンター奥の壁面にミキサー以降の機器(スピーカー以外)が設置されています。 |
そして、マッキンのパワーアンプから巨大なビンテージスピーカー「JBL 4350B」までを『L/i50 OFC』で接続しています。
4WAYスピーカーの接続に4芯の電源ケーブルをチョイスする辺りに、アイデアマンの存在を感じられずにはいられません! |
ケーブルのチョイスからFace Recordsには恐らくオヤイデLoverかケーブルマニアが潜んでいることがわかりますねー。
当日はレセプションということでお店のスタッフさんやゲストの方がDJでプレイされていましたが、聴いていた感じ、スピーカーは全然余裕がありそうで、まだまだ鳴らせそうな印象でした。
同行したレコードオタクで弊社のオーディオ部門の輸出担当者によりますと、JBLのスピーカーとMcIntoshのアンプの組み合わせは元々DJプレイというよりオーディオにおける王道の組み合わせなんだそうで、それぞれのDJの掛けるレコードのジャンルやDJミキサーのEQ捌きに応じて様々なプレイスタイルに無理なく音出しが出来ていると感じていたんですが、それは音に押し出し感がありつつも癖が少ない弊社の製品が、店舗のオーディオシステムの音の良さを引き出すことに貢献出来ていたからではないか、と分析していました。
但し、今回は音の癖の強いT社のDJ用フォノカートリッジが使われていたので、今度は定番のオルトフォンかSHUREのDJ用フォノカートリッジか、もう少し素直な出音の100SOUNDS等のフォノカートリッジにて同じシステムの音を聴いてみたい、との事でした。なるほど、納得です。
私としては、個人的にもう少しローが欲しいかなーと思いましたが、ただこれ以上音量やローを出してしまうと、隣のまんだらけのガラスのショーケースがガタガタと震えだしそうですので、ほどほどにして頂くのが良さそうです(笑)。
(後からスタッフさんから聞いたんですが、実際にディバイダーなどで少し絞る方向に調整していたとのことです。)
でも爆音でどこまで出せるのかも是非チャレンジしてみて欲しいですねー!
(ショウケースが粉砕される音)
・6,600円以上お買い上げのお客様に抽選でポータブルレコードプレーヤーをプレゼント! ※20名限定とのこと! |
・11/12まで買取金額が30%UP! 素敵な限定トートーバックのプレゼントも! |
【店舗詳細】
店舗名 : Face Records KYOTO TAKASHIMAYA S.C. T8
開業日 :2023年10月17日(火)
営業時間: 10:00~20:00
定休日 : 商業施設に準拠
所在地 : 京都府京都市下京区四条通寺町東入二丁目御旅町35 京都髙島屋S.C.[T8]4F
手前からL/i50 HBE、BLACK MAMBA-Σ V2、TUNAMI GPX-R V2、VONDITA-X(ヴォンディータエックス)です。
この4本、メッキはそれぞれ異なりますが、電極はすべてベリリウム銅を使っています。
ベリリウム銅による解像度アップやキレの良さなんかがでたら良いなという狙いです。
とは言え、本来の使用用途としてTUNAMI GPX-R V2とVONDITA-X(ヴォンディータエックス)は
オーディオ向けなのでそのあたりがどんな影響を与えてくるか未知数です。
(そもそもこのクラスのミキサーに繋ぐ電源じゃないですね)
テスト環境としてなるべく色んなマシンを入力し、最終的な2mixはフルレンジに近い音を出そうということで
シンセベース(アナログ)、リード・パッド(ウェーブテーブル・FMシンセ等)、
ビート(808のサンプルをサンプラーから出しました)を入力しました。
ちなみに808のサンプルは全部入りの価格がバグってる(常時95%オフ)でお馴染みのSamples from marsのものです。
電源変更前の感想としては、低域の量感やベースの粘りとかは良いけれど
欲を言えばもう少しシャキッと解像度があがったら良いかなと思いました。
分離がイマイチでのっぺりしている感があります。
それでは1本目L/i50 HBEから。
うちの設置状況ではあまり目立たないですが、まずもって見た目がいいです。
「流れてます良い電気」感があります。(裏のケーブルを見て懐かし~と思った方はややオヤイデマニアです)
出音ですが、レンジが広くなり分離も良くなりました。決してエフェクティブな感じでなく高域も自然に伸びます。
Auxでリバーブとディレイをかけてますがエフェクトのノリも良いというか、見通しが良くなった分、
エフェクトのかかり具合を感じやすくなりました。奥行きも少し広く感じます。
もうこれで良いのでは?と企画倒れな思いがよぎりました笑。
強いて言えばですが、もうちょい解像度があがればなお良しというところです。
全体的には楽器を並べて混ぜて気持ち良い質感でした。
お次はBLACK MAMBA-Σ V2。
単純に試聴した順番も関係していますが…
L/i50 HBEの方がガッツがあり力強さが目立った為、少し落ち着いた印象です。
とはいえ単体でビートだけを聴いてみるとしっかり量感もあります。
低域すっきり分離良好。トランジェントの正確性と言いますか、スピード感が目立ちます。
ギター・ベースアンプ用途のL/i50 HBEと比較するとやはりモニターライクというか
全体的に見通しが良く、ミックス作業に向いていると思います。
3本目はTUNAMI GPX-R V2。
(とても良い意味で)拍子抜けしました。てっきり低域がつーん、派手目な情報量ばりばり~
となるかなと思ってました。が、細かいところまでよく聴こえるのにうるさくないというか
気持ち良く低域〜高域までくっきりはっきり描写されます。
そういう意味では2mixの情報量が増えてる感じがします。左右の広がりも先の2本より広く感じます。
情報量と書きましたが、恐らくこれはオーディオの世界で言う表現力ということなのでは?と思います。
わかりにくいかもしれませんが、808のやや長めのディケイのキック(ヒップホップやトラップで良く鳴ってるアレです)で「ブゥーン」の「ゥ」の部分がよく聴こえます。
(↑伝わるか不安ですが要は普段気にしないところが聴こえるということです)
最後はVONDITA-X(ヴォンディータエックス)。
本体価格に対して6割の価格の電源ケーブルを使うってまずないですよね苦笑。
全体的にマイルドな質感です。先の3本に比べるとアタック感が薄くなった感じは否めませんが
楽器が音楽的に鳴ってるなぁと思いました。冷たい音はより冷たく、暖かめの音はより暖かく。
質感が濃く聴こえます。意外なところで、ミニマルでローファイなもの作る時に合いそうです。
情報量というよりはひとつひとつの描写が長けてるように感じたのでひとつずつソロにして聴くと、
なぜか全体で聴くよりも魅力的に聴こえます。不思議だ...
これもQBT処理の妙なのでしょうか。
ということで16チャンのミキサーには合ってないということですね。
(当たり前のことですがやってみて初めてわかることもあります苦笑)
結果的に4本それぞれの良さや設計の意図がまさかややくたびれ気味のミキサーで
確認できるとは思いもしませんでした。
逆に言えば設計にブレがないからこその結果とも言えます。
あと、これは4つすべてのケーブルに言えますが無音時のノイズが減りました。
Busに歪み系のエフェクターを繋いでいたり、アナログシンセが複数接続されていたりで
仕方ないかなと諦めていたのですが、恐らく元々使用していた電源ケーブルが
ノンシールドなのかと思われます。シールドやツイスト大事。
BLACK MAMBA-Σ V2、TUNAMI GPX-R V2、VONDITA-X(ヴォンディータエックス)に関しては
Rentio様にてレンタル出来るので(2023年10月26日現在)、もし機材を買い替えるほどでもないけれど、
もう少しチューンナップを試したいという方は是非お試しください!
次はシンセに直で良い電源使ってみようかな~ミキサーのノイズ対策もしようかな~。
ご高覧いただきありがとうございました!
Yでした。