2015年1月28日水曜日

【SK pota labo】 ケーブルのお話。その①

どうも!オヤイデ電気スタッフの鈴木です!


今回は新ラインナップの発表ではございません。


【SK pota labo】の5種類
『SK-01』
プラグ:   2.5mm4極
コネクタ: MMCX
ケーブル:ジュンフロン銀メッキ0.08SQ(ホワイト)
長さ:      120cm

AKシリーズに搭載されているバランス端子の2.5mm4極ジャックからSHURE SE シリーズのイヤホンなどに採用されているMMCX型プラグ対応のリケーブルです 



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『SK-02』
プラグ:   IRISコネクタ
コネクタ: MMCX
ケーブル:ジュンフロン銀メッキ0.08SQ(ホワイト)
長さ:      120cm

Cypher Labs AlgoRhythm DUET や ALO Audio Rx Mk3-B+ などに搭載されているバランス端子のIRISコネクタからSHURE SE シリーズのイヤホンなどに採用されているMMCX型プラグ対応のリケーブルです



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『SK-07』
プラグ:   2.5mm4極
コネクタ: 10pro
ケーブル:ジュンフロン銀メッキ0.08SQ(ブラック)
長さ:      120cm

AKシリーズに搭載されているバランス端子の2.5mm4極ジャックからUE TF10 (10pro)のイヤホンに採用されているプラグ対応のリケーブルです



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『SK-08』
プラグ:   IRISコネクタ
コネクタ: FitEar (IEM)
ケーブル:ジュンフロン銀メッキ0.08SQ(ブラック&クリア)
長さ:      120cm

Cypher Labs AlgoRhythm DUET や ALO Audio Rx Mk3-B+などに搭載されているバランス端子のIRISコネクタからFitEarカスタムIEMに採用されているプラグ対応のリケーブルです



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『SK-m1』
プラグ:   2.5mm4極→IRIS
ケーブル:ジュンフロン銀メッキ0.08SQ(クリアー)
長さ:      8cm

2.5mm4極のバランス端子を搭載したAKシリーズと、Cypher Labs AlgoRhythm DUET や 
ALO Audio Rx Mk3-B+などIRISコネクタを搭載したポータブルアンプを繋ぐ為のミニミニケーブルです。



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これらに共通しているのは!
そう!使用されている線材!
じゃあ、そのジュンフロンってのはなんなんだい?ってことで!
今回はジュンフロンについてササッと説明しちゃおうと思います!


皆さんは「ジュンフロン」って聞く銀メッキのイメージがあるんじゃないでしょうか?
実はジュンフロンっていうのは、潤工社(じゅんこうしゃ)製のフッ素系被覆の電線のことなんです!

なので、銀メッキではなくてもジュンフロンなんです。

SK pota laboで使用しているジュンフロンは0.08SQの銀メッキ線を使用しております!
私個人的にもジュンフロン銀メッキ0.08SQはコストパフォーマンスなどを考慮すると3本の指に入る電線です!

SK pota laboでは白・透明・黒の3色を使っていますが、オヤイデ電気秋葉原店、オヤイデ電気オンラインショップでは、
全9色ご用意しております!

ドン!
自作派の方にも嬉しいカラーバリエーションとなってます!



じゃあじゃあ、実際の音質はどうなんだい?ってお話になってきますよね!

以前、オヤイデ電気本社スタッフの齋藤薫のブログにも書いてありましたが、音質は割とモニターチックな感じですね。
中域のおいしいところがしっかり鳴ってくれる、「本当に0.08SQ??」と思うほど厚みがあり、銀メッキとフッ素系被覆が功を奏し、パワーがあり、キレのよい音が楽しめます!
個人的には思っていたより高域、低域共に鳴っている印象。
これでこの値段なら満足できること間違いなし!


勿論!オヤイデ電気秋葉原店では試聴スペースをご用意!
思う存分聴き比べしちゃってください!


今回はここまで!次回の投稿を楽しみにしていてください!





鈴木でした~






2015年1月26日月曜日

今度のはんだこてはセラミックヒーターで調子イイ!~HAKKO DASH FX650シリーズ

こんにちは!オヤイデ電気秋葉原直営店の柳沢です。
産業系に特化したブログ週刊サンデン


今回は、昨年の秋に新発売されたばかりの、イチオシセラミックヒーターはんだこて
HAKKO DASH FX650 15Wをご紹介します。

このHAKKO DASH FX650はセラミックヒーターのエントリーモデルとして、
電子回路製作を始める方にはもちろん、
抵抗・ICなどの細かい部分のハンダ付けや、ヘッドフォン、イヤホンのリケーブルなど
ポ―タブル系や、オーディオ系の自作派の方にも最適です!

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約90秒で340°Cに到達!

セラミックヒーターなので、ニクロムヒーターに比べて、約3倍(約90秒)の速さで立ち上がるので、すぐに使う事が可能です。






実際に、オヤイデスタッフ数名が使用し、立ち上がりの速さが、
作業効率を良好にしてくれると実感していました。

特に、クリーニングスポンジで、こて先先端を拭った後などは、
温度がどうしても下がってしまいます。正に、そんな時こそ、
このセラミックヒーターはんだこての実力が発揮されるのです。
15Wと消費電力は低目ですが、
オヤイデ製銀ハンダSS-47 極細タイプ(0.6φ、0.3φ)でも、問題無く使えます。



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15mmのスリムグリップで作業性アップ!

グリップ直径15mm、握りやすさバツグンの細さと形状で作業効率があがります。




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こて先の交換もスムーズ

1つのねじをゆるめるだけで簡単につけ替えが可能です。





別売りの交換用こて先(取り寄せ)に替えれば、チップ部品や表面実装などの電子部品や
スイッチ・端子などの電気部品など、あらゆる作業内容に対応可能。





弊社通常在庫品HAKKO DASH FX650-84は、オールラウンドタイプのこて先B型付。
初心者の方にも最適な形状だと思います。



勿論、ヘッドフォン、イヤホンのリケーブルなどポ―タブル系の自作や、
オーディオ系自作をされる方にも!

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従来のセラミックヒーターに比べて安価でお買い特!

HAKKO DASH


FX-650-84  15w はんだ付け入門セット
付属品:簡易こて台、はんだ(鉛フリー、ø1.0mm、約27cm)
弊社販売価格 
1、530円(
税抜)


オンラインショップページはこちらから!
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秋葉原界隈でも、販売しているのは今のところ
オヤイデ電気だけ!

是非、秋葉原直営店にお越し下さい。
あなたのご来店をスタッフ一同お待ちしております!



☎ 03-3253-9351

FAX 03-3253-9353

メールでのお問い合わせは、こちらのアドレスより!

✉webshop@oyaide.com




2015年1月24日土曜日

オヤイデ式ケーブル道 ~ついに出しちゃいます!店舗オリジナルDCケーブル!!~

 おはようございます、今年は攻める姿勢を大事にしていきたいです、本多です。

昨日UL1430の後継型にあたるUL3398シリーズが発表されました。
これでより手軽に新導体102SSCの魅力を体験して頂けるんじゃないかと思います。

もちろん私本多はリリース前から上司にお願いしてサンプルを分けて頂き、ケーブルを作っていました(笑

こちらについてはまた次回、紹介させて頂きます!



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 さて、今日は皆様に発表させて頂くことがございます。

本日24日より、秋葉原の店舗オリジナル商品として僕の作るDCケーブルが販売される事になりました!

その名も

Oyaide Shop Original DC-Power Cable
 HDC-1430 です!!


ブログにて作り方を紹介したり作りやすいよう線材を用意してはみたものの、やはりまだDCケーブルの自作に対するハードルは高いままの様に感じます。

「それなら僕が作ったものをそのまま使って頂こう!」

と言うわけで、個人的に購入していたプラグを店舗で入荷しまして、安心して使って頂けるよう絶縁などを特に気を付けながら作成致しました。

ラインナップは0.15m0.3mの2種類

気になるお値段は

0.15mが¥1,000-
0.3mが¥1,100-
です。


これは単なるいい導体(PCOCC-A)を使っただけの電源ケーブルではありません。

お使いのエフェクターの出音に変化をもたらしてくれるDCケーブルです!

その効果は歪ペダルで試して頂ければすぐにお分かり頂ける事でしょう。

PCOCC-Aという線材が持つ、様々な特徴が、出音に彩りを与えてくれます。

是非お手にとって頂き、その効果を実感して下さい!


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こちらのDCケーブルは秋葉原の店頭、ショップスタッフオリジナルコーナーに置いてあります。

使用方法などで何かご質問があれば本多までお気軽にお問い合わせ下さい!



それではご来店を心よりお待ちしております。



本多でした!


2015年1月19日月曜日

寒い季節は耐寒ケーブル!

最近めっきり寒くなってきましたね。私のまわりでも寒さにやられて、
風邪ひいてる人多いです。
こんにちは、根津です。
毎日、毎日寒いこともあってか、最近よく「寒さに強いケーブルってないですか?」
なんてお問合せを、ちょいちょいいただくようになってましりました。
毎年、毎年この時期には問い合わせは増えるんですけどね。
そういったわけで、今週の「週刊サンデン」は、
そんな寒さに強いケーブルのご紹介です。




まずはこちら。オヤイデ電気では、
かなり昔から販売している75Ω同軸ケーブル。


外被が強化シリコンでできておりまして、
氷点下50℃でご使用いただくことが可能です。
耐熱性能も150℃までご使用OKです。
冬季オリンピックやら、オーロラの撮影やら、
極寒の地域でも問題無し!


先ほどの「RS-4C2VS」は映像用ケーブルでしたが、音声用ケーブルもございます。





こちらも同じく強化シリコンの外被。
氷点下50℃での使用が可能です。
先日、お店に買いにこられた方はウズベキスタンに行くって仰られておりました。
ウズベキスタンって、寒いんですかね?行ったことある方います?

以上の2点は、以前からオヤイデ電気で販売してきておりました。
去年のソチオリンピックの頃に1度ご紹介させていただいています。

そうすると、映像用ケーブル・音声ケーブルはあるけど、
「寒さに強い電源ケーブルってないの?」
ってお問い合わせが当然出てくるわけでして、そこは断らないのがオヤイデ電気!

そんな耐寒電源ケーブルが、こちら!



SRCT・SR-KCT 



 シリコーンゴム絶縁電線を撚り合わせ、シリコーンゴムでシースを施した
耐熱性、耐寒性に優れた電線です。
SRCTは二宮電線工業の規格品で、定格電圧600V。
 SR-KCTは電気用品安全法<PSE>の規格品で、定格電圧600Vです。

行ったことないですけど、ウズベキスタンでも
フィンランドでもアラスカでも使えるぐらい
耐寒性能も優れています。
大変申し訳ございませんが、こちらの「SRCT、SR-KCT」ともに
サイズ、芯数ともに種類が豊富が豊富なため、
すべてお取り寄せ商品になっております。
使われる電流容量や芯数をお伝えいただければ、
早急にお見積りさせていただきます。
RS-4C2VS」「RS-4E6」「SRCT・SR-KCT」ともに
シリコン被覆のケーブルは引き裂き強度に弱い特長がございます。
ご使用の際はご注意ください。

こちらの「寒冷地ケーブル特集」も合わせてご覧になってみてください。

お問い合わせ、お見積りは下記まで
TEL03-3253-9351

根津でした。









オヤイデ式ケーブル道 ~ハンダのチカラ・ラインケーブル編~

 本多です、PCのバックアップを怠っていたせいで色々と取り返しのつかない事態に陥りました。
本多です、マジでどうしよう…

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 個人的なことはさておき、本日はいきなり本編へと参りましょう。

前回、前々回とDCケーブルの結線において、使うハンダの種類や組み合わせでエフェクターの音色への色付けがガラッと代わる、という内容の記事を書いてきました。


ハンダの種類で色付けが代わるっていうのは当然といえば当然の事なんですが、ホット側とコールド側のハンダを別にすることで「コールド側のハンダの特徴が前面に出てきて、かつホット側のハンダの特徴もレイヤーで下に重ねたように出てくる」という大変興味深い結果が出ました。





ではこの結果、DCケーブルだけに適応されるものなのでしょうか?



ラインケーブルではどうなのでしょう…?



今回はそれについて検証を行いました!


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 今回ラインケーブルにはオヤイデNEOのG-SPOT CABLEを使用しました。ハンダはkester44(以下K)が使用されています。


これに、ホットをK・コールドをSS-47(以下S)で結線したものと、その逆パターン(ホットをS・コールドにK)のものを作成し比較しました。

金メッキプラグの方がホットをS・コールドにK
もう片方が
ホットをK・コールドをSで結線しています

手持ちに金メッキのものがありましたのでこれも加えて、ついでにプラグのメッキでの音の違いも一緒にみてみました。


上からKK・KK(G)・KS・SK(G)となっています
ちなみに一番下のプラグは百式プラグと呼ばれています(笑

ラインケーブルの比較なので今回はいつものMicro Crushに直アンで聞き比べしました。



ギターは前回同様、Jazzmasterが不調なままですのでProdigyで行いました。


ちなみにこのProdigyというのはFender社で1991年~1993年の間だけ製造され、アメリカでのみ販売されていたちょっちレアなギターです。

スーパーストラトという位置づけではありますが、こいつをストラト呼ばわりされた日にはおかんむりです、えぇ、凄く。


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 話が脱線しました、戻しまして結果の報告と行きましょう。






さらりと述べてしまいますと、DCケーブルと同じ結果が出ました。



凄くわかりやすい位に違いがはっきりと出ました。

やはりコールド(グランド)部分が重要ということなんでしょうね。



コールドにSを置いた方は、Kで削られていたであろう高域が押し出されてきました。プラグがニッケルメッキなのもあってギラギラした音になります。高域・中高域が強めですがその下にはしっかりとした中域も感じられました。



コールドK・ホットSの方は金メッキなので角がとれた丸い感じの音になりつつも、ホットのSにより耳に痛くない高域が抜けてきます。そして音圧のある中高域が前面に、きらびやかな高域が後方に展開されます。プラグのおかげでローも感じれますので、この組み合わせが個人的にバランスがとれてる気がしますねー

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以上のような結果となりました。

比較用の音をとれ次第アップしたいです、努力します。




 最後に前回の記事への補足を。

SN100Cというハンダのシリーズを使った際に音の重心が下のほうにくるという書き方をしましたが、実際はKester44で削られていた低域が戻ってきたことで、PCOCC-Aの湧き出す低域をそう感じられた、ということなんじゃないかと考えています。

比較的フラットな色付けができるハンダですので、これをつかうことで低域が強調されるという訳ではないということを書き加えさせて下さい。



色々なことに気付かされますし、また新しい気付きに出会えて中々楽しいです。






 さて、今回は以上となります。



次回では皆様に一つお知らせさせていただくことがあります。



ヒントは僕が作ってきたものがついに…!というものです。



いったい何なのか!?少しでも興味を持って待っていただけると嬉しいです。



それではまた、お会いしましょう。



本多でしたー

2015年1月15日木曜日

がっちりマンデー1/18放送分にオヤイデ電気が登場します!

text by 荒川”オーディオみじんこ”敬


 がっちりマンデーと言えば、日曜朝7時半からTBSで放送されている経済バラエティ番組です。


そのがっちりマンデーにオヤイデ電気が登場します! 


ゲストは香川照之さん。


1/18の特集は狭い業界シリーズ17弾「ワイヤー」。


3ジャンルの異なるワイヤー業界が登場しまして、オヤイデ電気は2番目に登場します。まず、オヤイデ電気の事務所訪問から始まり、社内試聴室での試聴レポートから、オヤイデが撚り線加工を依頼している三洲電線の工場見学まで、オヤイデのケーブルの高音質化のノウハウに迫ります!上写真の左端に102SSCの元になる荒引き銅線を巻いたドラムがあり、そこから荒引き銅線が伸線機に導かれていきます。さらに隣にある素線の直径測定を行う装置に素線が導かれて、その過程で電気アニールが行われ、さらに右端にある巻き取り機でアニール済みの素線がボビンに巻き付けられていきます。


こちらは102SSCを延ばす伸線機の前で天然ダイヤモンドダイスをレポーターの方が手に取っているところ。


三洲電線の企業秘密満載なので、あまり細かいところは見せられないのですが、これが102SSCを伸線している様子です。20個ほどの天然ダイヤモンドダイスの中を荒引き銅線が通っていくうちに、段々と所定の細さまで伸線されていくのです。この様子もテレビで流れます。


さて、私スタジオ収録にもお邪魔しまして、実際にスタジオでの音質比較テストも試みました。このように同じオーディオシステムを2セット用意しまして、同じCDをセットし、瞬間的に 切り替えて試聴しました。急なお願いにも関わらずオーディオシステムをお貸し出しくださったディーアンドエムホールディングス様には感謝感謝です。試聴システムはマランツのプリメインアンプPM7005とCDプレーヤーSA6005、スピーカーがB&Wの685だったかな。このシステムを乗せたテーブルを本番時にスタジオセットにえいこらせっと持ち上げて、出演者の皆さんにお聞きいただきました。試聴ディスクはドナルドフェイゲンのザ・ナイトフライから1曲目のI.G.Y.をセレクト。


裏面はこうなっています。奥が機器に付属したりしている普通のケーブル。手前がオヤイデの102SSC導体を使ったオーディオケーブルでワイヤリングされたシステム。アンプにはTUNAMI GPX V2、CDにはTUNAMI GPX-R V2、RCAケーブルにはTUNAMI TERZO RR V2、スピーカーケーブルにはTUNAMI II SP-B V2を使用。写真には写っていませんが、一般のシステムには普通のOAタップ、手前のシステムにはMTB-6を使用しています。 また、この2セットのシステムまでは50mもの昭和電線エコシース線を用いた電源タップを急遽製作し、それでスタジオの壁コンセントからシステムの近傍まで引き回しています。とにかく、スタジオ収録でオーディオシステムによる比較試聴をやりたいので準備お願いしますと言われたのが、収録の2日前だったので、準備がえらく大変でした。


とにもかくにもスタジオでの音質比較デモは大成功。最初は懐疑的だった森永卓郎さんも聴き入るうちにやはり違うなということになり、加藤浩次さんもギターの胴鳴りが全然違うと言って下さり、香川照之さんも音のリアルさが伝わってくると、延々十数分に渡り何回も何回も聴き比べて遊んでおられました。たぶん実際の放送では大部分がカットされていることでしょうが、香川照之さんはケーブルの見た目も気に入られ、ワイヤー特集なのに、ケーブルケーブルと豪語され、これからはオーディオを裏返してケーブルを拝みながら音楽を聴きたいね、とまでおっしゃれていました。


テレビの深夜番組でオーディオが取り上げられたことは何度かありますが、朝の経済番組で音質比較試聴まで行ったテレビ放送が放映されるのは、おそらくこれが初めてではないでしょうか。


というわけで、がっちりマンデーのワイヤー特集は2015年1月18日(日)の7:30-8:00の放送です!お見逃し無く!