2025年1月31日金曜日

【20周年】新世代の電源ケーブル”TUNAMI"の始まり【TUNAMI GPX】

2005年10月に「TUNAMI」が登場。

今年で20周年を迎えます。

(画像はTUNAMI V2)

当時のカスタマーニーズやトレンドを踏襲し、「TUNAMI」はPCOCC-A導体を採用した5.5sqの極太電源ケーブルとして一世を風靡しました。
現在もオヤイデ電気の代名詞的電源ケーブルの1つとして君臨し続けています。


(画像はTUNAMI GPX V2)

そして同日には電源ケーブル「TUNAMI GPX」が発売されました。

当時のリリースノート

当時のPhileweb記事(2005/10/03公開)
一通り読んでみると、現代の視点からも”革新的”と呼べる技術を取り入れていることが分かります。



TUNAMIは2014年に1度だけリニューアルを行っています。

2013年3月に古河電工がPCOCCの生産終了をアナウンス。
2014年9月にオヤイデ電気が自ら開発した音響用導体「精密導体102SSC」が誕生します。

わずか1年半の歳月でオヤイデ電気は音響用導体を”1から製造する”ことに成功。
TUNAMIは自社製造導体にリニューアルすることで生まれ変わります。

*

その拘りは計り知れず、下記インタビュー記事では精密導体102SSCの本質を深堀り。

当時のAV Watch記事(2014/12/4公開)

精密導体102SSCを採用した製品はモデル名に「V2」の表記を加え、正式なアップデートを行いました。

TUNAMI GPX V2コーポレートサイト(現行モデル)



当時は精密導体102SSCという全く新しい導体だったこともあり、オーディオファンの間でも戸惑いの声が挙がっていた記憶があります。一般の方からすれば「PCOCC-Aと比べて、どのような音になるのか?」全く見当がつかなかったからです。

実は2014年1月、FCMよりPCOCCに変わる新たな導体「PC-Tripe C」が既に登場していました。
お客様からも「オヤイデさんもPC-Triple Cを使うんでしょう?」と頻繁に問い合わせがあったものです。

しかし精密導体102SSCの目的やコンセプトは前述のカタログやインタビュー記事を読んでいただければ分かる通り、「普遍的な銅母材を使用しながら、オーディオケーブル向けとして世界最高品質に仕上げた」としています。その理由や背景はぜひAV Watch記事をご一読ください。

TUNAMI V2」に生まれ変わってから10年。
これからはPCOCC-A時代よりも102SSC時代の方が長い歴史を刻むことになります。


今後ともTUNAMI V2をよろしくお願いいたします!

以上、原田でした。

2025年1月30日木曜日

極細シールド線って知ってる❓


こんにちは!

三浦です!

 

年が明け、早くも一月が経とうとしていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

 

オヤイデ電気直営店がある東京秋葉原では、天気は良いのですが、連日寒さが厳しいです🥶


さて、本日のブログはこちら。

 

モガミ極細/フレキシブルシールドシリーズ

 

弊社でも頻繁に売れているロングセラー商品の一つでして、読んで字の如く!

細〜いシールド線で御座います!

自作工作から産業機器の内部配線などなど、さまざまな用途にご利用頂けます。

また細いのみならず、柔らかさも兼ね備えているのが特徴でしょう。

 

何かと使い勝手の良い商品なのですが、今回はこちらのシリーズを一挙ご紹介致します!

なるだけ細いシールド線をお探しの方は、ぜひご参考になさって下さい!

 

1

2444 AWG32 / 外径1.0mm





2943 AWG28 / 外径 1.5mm

1芯は上記の2種類を在庫しています。

AWG28番線は、弊社でもよく売れている細物ケーブルBX-S 0.08sqと同等のサイズになります。

 

2

2490 AWG32 / 外径 1.7mm

2794 AWG28 / 外径 2.3mm

3011 AWG36 / 外径 1.35mm

2芯は3種類をラインナップ!

AWG36といえば、弊社で一番細い線2706と同じサイズになります。そりゃ細いわぁ。

 

3

2879 AWG32 / 外径1.8mm

2790 AWG28 / 外径 2.45mm

3019 AWG36 / 外径 1.45mm

 

4

2769 AWG32 / 外径2.0mm

2929 AWG28 / 外径 2.7mm

2810 AWG36 / 外径 1.6mm

 

5

2780 AWG33 / 外径 2.2mm

5芯は一種類のみのラインナップです!

AWG33番線ってあまり馴染みがないですよね、日本表記で言うと0.025sq

弊社では同じ細物のAWG33番線で、3351という高周波用同軸ケーブルも在庫しています!

 

6

3128 AWG28 / 外径 3.3mm

2880 AWG33 / 外径 2.5mm

2917 AWG36 / 1.85mm

 

8

3109 AWG33 / 外径 3.0mm

8芯シールドで外径3mmとは驚き!!

ただ中には「細すぎるよ笑」という方もいらっしゃいまして、そういった時に進めさせて頂くのが、

『軟質シールド12/0.12 8C



こちらはAWG26で外径が4.7mmになります。

 

9

3283 AWG33 / 外径 3.2mm

この中に9本も線が入っているとは、誰も思わないでしょう

 

いかがでしたか?

ご自身の用途にあった、極細シールド線をお求め下さい!

 

以上!

三浦でした〜


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秋葉原直営店に是非お越し下さい。

皆様のご来店をスタッフ一同お待ちしております。



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2025年1月27日月曜日

アースってなに?【生活家電を安全に使用する為に】

こんにちは。

2025年最初の買い物はお高いドライヤーだった鈴木です。


ここ数年は生活の質を上げるべく、毎日使う生活家電のアップデートを図っています。

本当は30万円ぐらいする乾燥機能付きドラム式洗濯機が欲しかったのですが、洗濯機を置く場所のある脱衣所のドアの幅が2cm足らず、通りませんでした。南無・・・


ところで皆さん、洗濯機をはじめとする家電製品の電源プラグに付いているアース端子って見たことはありますか?

見た目としては、こんな感じの形状をしています。



いやいや、コンセントって穴2つしかないやん。3本もあったら刺さらないやん。 っとそう思う方も、もしかしたらいらっしゃるかもしれません。



それもそのはず。通常、アース端子は洗濯機や冷蔵庫、エアコンなどを始めとした構造上および使用時に水回りに関わる製品に多く使用されています。

普段使うコンセントにアース端子が見当たらない場合でも、台所や脱衣所周りの普段は抜き差ししないところを探してみると見つかるかもしれません。


さて、ではこの「アース端子」、どういった目的で搭載されているのでしょうか。


早速結論から申し上げますと、アース端子の目的は一般的に「感電防止」です。


とはいえ、アース端子をつないでいないと必ずしも感電してしまうわけではありません。実は、電気製品が正常な状態であれば特に必要としないのです。

ではなぜ一部の家電製品にアース端子が必要かというと、電気製品が「正常でない状態になって初めて重要な役割を果たすからです。


その「正常でない状態」とは何なのでしょう。


それはずばり、「漏電」や「過電圧」です。



〇「漏電」とは・・・

機械内部の電気の流れが、本来の配線や回路を外れて流れてしまうことをいいます。

経年劣化」「ネズミ・虫・ペットなどがかじったりして破損」「浸水」などにより本来電気を通しにくいはずの絶縁処理がされているパーツから、本来流れない部分に電気が流れてしまうことがあります。


〇「過電圧」とは・・・

機器の設計上の許容以上に電圧がかかることをいいます。

主に「落雷」や「トランスの故障」などが原因で起こります。



これらが起こると、結果として何が危ないのか・・・

つまり「機器の故障」や「感電」、「火災の原因」になることです。


静電気のようにパチッっときて「痛っ!」となるだけならいいのですが、場合によってはこれらが原因で死亡に至るケースや、過去にはこれが原因となり地域一帯が火の海になるケースもあったそうです。


これらの事故を未然に防ぐためにも、正常でない電気を地面に逃がすための保安用接地・・・アースが必要なのです。

アースの効果

実際のところアースがどういう働きをするかというと、電気製品の筐体などに流れた(漏電した)電気を地面に逃がすことで、大地と同電位にすることを目的にしています。


仮に漏電した電気を地面に逃がしていない洗濯機に触ってしまうと、触った場所から体を通り、地面に電気が流れます。これがいわゆる感電です。



しかしアース(設置工事)を行っていると、漏電していたとしてもアース端子の方に電気が流れる為、触っても体に電気が流れません



アース(設置工事)をきちんと行うことで、現代の生活の必需品となる家電製品が安全に使用できるってわけですね。

ちなみに、設置工事の詳しい構造については下記のサイトが分かりやすくてお勧めです。

日本地工株式会社 接地専門サイト 接地技術


アース端子の種類

コンセントの形状は世界中に数多くありますが、日本で一般的に普及しているアース端子の代表例は下記の2種類です。

3P仕様


2P+アース線仕様

●画像:2P+アース線



どちらも機能としては全く同じですが、対応するコンセントの形が違うので注意が必要です。

ちなみにこれらを互いに変換するプラグもあるので、購入した製品のアース端子が自宅のコンセントと合わない場合は、変換することで接続することが可能です。

3P2P+アース線

明工社

ME2900 接地アダプター/極性付

2P+アース線3P

明工社

ME2966 OA逆接地アダプター

まとめ


いかがでしたでしょうか。

今回は生活家電のアースの役割について、簡単に解説させていただきました。


・アース端子の目的は、万が一の感電防止の為にある。

・アース端子の形状はいくつか種類があるが、基本的に変換が可能。


便利な家電製品を安全に使用する為にも必要な機能だったんですね。


ちなみに、オーディオなどの音響機器に関しては、アースは少し違った目的も持っていたりします。

やってることは変わらず「大地と同電位にすること」ですが、主な目的が「安定動作の為の基準作り」だったりします。

詳しくは、また別の機会に・・・


少しだけオーディオにも踏み込んだ続編、ございます。

続・アースってなに?【機材本来の性能を引き出す為に】



冬場の布団乾燥機と加湿器は神。

毎日使う物ほどお金を掛けるべきだと思う鈴木でした。


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本社

2025年1月20日月曜日

ふっ素樹脂シートもございます!

 今週のサンデンは「ふっ素樹脂シート」のご紹介です。

オヤイデ電気では、ふっ素樹脂シートとして、日東電工 NO.900UL ニトフロン ふっ素樹脂(PTFE) フィルム 厚さ0.08mmを販売しております。

10m箱入り(300mm x 10m)の他に、

1mに切断したもの(300mm x 1m)を990円(税込)にて販売しております。

ニトフロンNo.900ULは、4ふっ化エチレン樹脂(PTFE)のフィルムで、耐熱性・耐薬品性をはじめ電気特性・低摩擦係数・非粘着性など数々のすぐれた特長を備えています。弊社在庫品は厚さ0.08mmですが、0.03mmから1.0mmまでラインナップは豊富です。

メーカーHP → こちら


NITOFLONは「すぐれた耐熱性」「すべりのよさは個体物質中No.1」「電気絶縁性がバツグン」「薬品に強い」「粘着物がくっつかない」などの特性を備え、さらにアメリカの難燃規格であるUL規格を取得。エレクトロニクスから自動車、OA機器、食品加工、家庭用品まで幅広い分野で活用されています。

 ニトフロンの特性動画 → こちら

主な使用用途

金型成型の離型

ACF・TCBなどの熱圧着の離型・緩衝

モータ、トランスコイルの耐熱絶縁


厚さ0.08mm以外のご希望の際はお問合せ下さい → こちら


他にもニトフロンフィルムがございまして、取寄せ可能です。


NO.920UL ニトフロン ふっ素樹脂強化フィルム


NITOFLON™(ニトフロン)No.920ULは、充てん材を含まない極薄の非粘着性フィルムで、4ふっ化エチレン樹脂(PTFE)のもつすぐれた特長を備えています。

引っ張り強さがNITOFLON™(ニトフロン)切削フィルムの約2倍、絶縁破壊電圧が約1.5倍のため、電気部品、特にモータ・変圧器・界磁コイルなどの絶縁被覆やスペーサーなどの層間絶縁やスロットなどの絶縁に適します。

 メーカーHP → こちら


ふっ素樹脂(PTFE)フィルムの片面に表面処理した

NITOFLON™(ニトフロン) No.901UL

耐薬品性・電気特性・耐候性にすぐれたふっ素樹脂(PTFE)フィルムの片面を接着しやすいよう表面処理しました。接着剤や両面テープで被着体に貼りつけることができます。0.05~1.0mmと厚みのラインナップが豊富です。表面処理した面は、市販の接着剤、粘着テープなどで貼りつけることができます。

 メーカーHP → こちら


半導体製造プロセス用 NITOFLON™(ニトフロン) 

TCB(熱圧着)用離型フィルム HR-S051

HR-S051は、ポリイミドフィルムに、ふっ素樹脂(PTFE)層を複合した離型用フィルムです。PIの熱安定性とPTFEの離型性を兼ね備えており、耐熱性、機械強度、寸法安定性、離型性に優れています。薄いため熱電伝導性に優れ、300℃以上の高温化でも使用可能です。ポリイミドの熱安定性(機械強度、寸法安定性)とPTFEの離型性を兼ね備えています。

 メーカーHP → こちら


半導体製造プロセス用 NITOFLON™(ニトフロン)

モールド用離型フィルム MPSシリーズ

MPSシリーズ は耐熱性と離型性に優れるモールド用の離型ふっ素樹脂(PTFE)フィルムです。

 メーカーHP → こちら


耐熱・離型にすぐれた ふっ素樹脂含浸ガラスクロス

NITOFLON™(ニトフロン)No.970-2UL/No.970-4UL/No.9700UL

NITOFLON™(ニトフロン)含浸ガラスクロスは、無アルカリガラスクロスに4ふっ化エチレン樹脂(PTFE)を含浸し、焼成したもので、耐薬品性・電気特性・耐候性・非粘着性など数々のすぐれた特長を備えています。平滑性の異なる3タイプがあります。No.970-2UL:一般タイプ、No.970-4UL:平滑タイプ、No.9700UL:高平滑タイプ。


ご参考までに弊社在庫品のニトフロンテープ → こちら

絶賛発売中です!


佐々木でした。

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2025年1月15日水曜日

カナレとモガミ。どっちを選べば良いの?

 こんにちは、葛下です。


弊社は言わずと知れた電線屋なのですが、音楽用のラインケーブルも多様に取り揃えております。


中でも1番売れているのが「カナレ」と「モガミ」だと思います。


双方とも値段が安価ですし、音的にもあまり色付けが無くフラットな感じなので使い易いのです。


それでは「カナレ」と「モガミ」どちらを選べば良いの?って事になりますよね。


私的には「カナレ」は業務用・「モガミ」はオーディオライクと言うイメージです。

カナレが業務用として多く使われるのはやはり取り回しの良さと耐久性ですね。


シールド部分が「カナレ」はほぼ編組シールドで「モガミ」は横巻シールドが多いです。


これで何が変わるのかと言うと、やはり編組の方ががっちりシールドされますので耐久性・ノイズ防止に優れます。


横巻シールドの特徴は取り回しの良さと加工のやり易さなんですけど、カナレは取り回しも良く、加工もやり易いです。


ではもう「カナレ1択やん!」と思いきや、そこでポイントとなるのが音の違いです。

双方ともフラット傾向と言われておりますが、双方だけを聞き比べればやはり違いがあるようです。


やはり一番の違いは「カナレ」は銅線の素材がタフピッチ銅(普通の銅線)が多く、「モガミ」は殆どOFC(無酸素銅)で出来ています。


この違いが音にどう表れるのかと言うと、OFCの方が音のレンジが広くなります。


音の違いは人によって聞こえ方が違うので一概には言えませんが、カナレでは聞こえなかった高音や低音がモガミでは聞こえると言った声が多く聞かれます。


これはやはりそう言う事なのではないでしょうか?


そこで今回、弊社で在庫しているカナレとモガミのケーブルの中でも同じ仕様のケーブルを比べてみました。


4芯シールド

カナレ:L-4E6S

導体   TPC(タフピッチ銅)

線径   AWG 24(0.2sq・40本/0.08mmA)×4

シールド  編組タイプ

外装シース ビニル(PVC)

外径   φ6.0mm


モガミ:2534

導体   OFC(無酸素銅)

線径   AWG 24(0.226sq・20本/0.12mm)×4芯

シールド  横巻シールド

外装シース 軟質ビニル(Flexible PVC)

外径   φ6.0mm


芯線の表面積自体はほぼ同じなのですが、素線構成がカナレの方が細い線が沢山撚り合ってます。

この事により、仕上がりがよりしなやかになります。

あとカナレは糸の介在が入ってますが、モガミは入ってません。

あとは導体とシールド形状の違いです。


細径4芯シールド


カナレ:L-4E5C

導体   TPC(タフピッチ銅)

線径   AWG 26(0.15sq・30本/0.08mmA)×4本

シールド  編組タイプ

外装シース PVC

外径   φ4.8mm


モガミ:2893

導体   OFC(無酸素銅)

線径   AWG 26(0.15sq・30本/0.08mm)×4芯

シールド  横巻シールド

外装シース PVC

外径   Φ4.8mm


芯線の表面積・素線構成共に全く同じです。

双方糸の介在が入ってます。

芯線のシースがカナレは青2本と白2本ですが、モガミは黒・赤・青・透明と色分けされています。

あとは導体とシールド形状の違いだけです。

 

2芯シールド

カナレ:L-2T2S

導体   TPC(タフピッチ銅)

線径   AWG 22(0.3sq・60本/0.08mm)×2本

シールド  編組タイプ

外装シース ビニル(PVC)

外径   φ6.0mm


モガミ:2549

導体   OFC(無酸素銅)

線径   AWG 22(0.339sq・30本/0.12mm)×2芯

シールド  横巻シールド

外装シース 軟質ビニル(Flexible PVC)

外径   φ6.0mm


こちらも芯線の表面積は同じですが、やはり素線構成がカナレの方が細い線が多く撚り合ってます。

カナレは糸の介在が入っていて、モガミはビニールの介在が2本入ってます。

あとは導体とシールド形状の違い


1芯シールド

カナレ:GS6

導体          OFC (無酸素銅)

線径          AWG 18(1.0sq・127/0.1㎜)×1芯

補助シールド 導電性ビニール

シールド     編組タイプ 

外装         PVC

外径         5.8mm


モガミ:2524

芯線         OFC(無酸素銅)

線径         AWG20(0.565sq・50本/0.12mm)×1芯

補助シールド 導電性ビニール

シールド     横巻タイプ

外装         ビニール(PVC)

仕上り外径   φ6.0mm


導体は共にOFC

芯線の線径がカナレは1.0sqでモガミは0.5sq。カナレの方が倍太いですが、素線構成が0.1㎜の線が127本。

これが線径が太いのに仕上がりがしなやかな理由です。

あと双方共に導電ビニールの補助シールドが付いていますが、カナレの方が剥き易いです(笑)

あとは外径がカナレの方が若干細いのとシールド形状の違いかな。



主だったケーブルはこんな感じです。


似ているケーブルでもこうやって比べてみると小さな違いがいくつかあるのです。


私的に感じたのは、やはりカナレは業務用的に非常に利便性に優れた作りになってますね。

音質的なモノを求めるならモガミって感じですかね。ただし、カナレGS6はしっかり音的にも対抗出来ます。

とは言え、カナレ・モガミ、どちらを選ぶかは、



あなた次第です!



以上、葛下でした。


マイクケーブルに興味が湧いてきた方は、こちらのブログもどうぞ!
https://oyaideshop.blogspot.com/2018/10/2.html



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