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2026年7月20日月曜日

電鍵とは? モールス信号を送るためのシンプルな道具

毎日、本当に暑い日が続いていますね。

ここまで暑いと、ちょっとした外出でも大変で、「できれば外に出たくない……」と思ってしまう方も多いのではないでしょうか。

熱中症には十分気を付けながら、無理をせず、この夏を乗り切っていきたいですね。


ところで、

 「電鍵(でんけん)」

という言葉を聞いたことはありますか?


電鍵とは、モールス信号を送るために使われるスイッチのことです。

レバーを押したり離したりして電気の流れをオン・オフし、その長さや間隔で文字や数字を表現します。


例えば、モールス信号では

A = ・-

B = -・・・

SOS = ・・・---・・・

というように、電鍵を押す長さと間隔を使って文字を表現します。

電鍵を使って短い信号(・)と長い信号(-)を組み合わせることで、離れた場所へ情報を伝えていました。


<電鍵の種類>


電鍵にはいくつか種類があります。


●ストレートキー(縦振れ電鍵)

最もシンプルなタイプで、レバーを上下に押して操作します。

昔の電報で使われていたイメージがある方も多いかと思います。


●パドルキー

レバーを左右に動かして操作するタイプです。

電子キーヤーと組み合わせることで、

スムーズにモールス信号を送ることができます。

現在のアマチュア無線ではこちらが主流です。

※掲載画像はAI生成によるイメージです。実際とは多少異なる場合がございます。


●セミオートキー(バグキー)

短い信号を自動で連続して送ることができるため、高速な通信を行う際に愛用されています。

※掲載画像はAI生成によるイメージです。実際とは多少異なる場合がございます。


先日、オヤイデ親善大使の平間至さんがアマチュア無線3級に受かり、CW(モールス)が使うようになられたそうです。

ストレートキータイプの電鍵のケーブルを新調したいとのご依頼で、

KV 0.2sq 赤黒ツイスト線にて特注製作を承りました!


電鍵は、電気のオン・オフだけで言葉を伝えることができる、とてもシンプルで奥深い道具です。


なお、「電鍵」という言葉は、モールス信号用のスイッチそのものを指す場合が多いですが、

広い意味では電信機の送信操作装置全体を指して使われることもあります。


現在では一般の通信ではほとんど使われませんが、

アマチュア無線や一部の訓練・教育用途、歴史的な展示などで今でも使用されています。

また、災害時にはシンプルで信頼性の高い通信手段として注目されることもあります。



モールス信号に興味を持ったら、ぜひ一度電鍵に触れて、その歴史と楽しさを体験してみてはいかがでしょうか?

冷房の効いた涼しい部屋の中で!



佐々木でした。

~:~~:~~:~~:~~:~~:~~:~~:~~:~
秋葉原直営店に是非お越し下さい。
皆様のご来店をスタッフ一同お待ちしております。

営業時間:平日10:30~19:00  土・祝 10:30~18:00

定休日 : 日曜日(年末年始)

☎ 03-3253-9351 FAX 03-3253-9353



2026年6月8日月曜日

【6/19(金)開催】耳福レコード by OYAIDE【OTOTEN2026】

”耳福”なレコードの音をHi-Endオーディオスピーカーで体験してみよう!


OTOTEN 2026
https://www.jas-audio.or.jp/audiofair/

🎵”耳福(じふく)レコード”とは?

今年のオヤイデ電気ブースは、㈱エレクトリ様提供のMAGICO A3スピーカーとHEGEL H600プリメインアンプを使用した総額800万円のオーディオシステムをセットアップします。
さらに、6/19(金)プレミアムデー限定企画としてスイートスポットの中心に椅子を一脚だけ配置し、このシステムを独占して鑑賞いただける企画をご用意しました。

もし音源(レコードor CD)を持参いただいた場合はその1曲と、弊社スタッフが厳選した”耳福レコード”から1曲(持参なしの場合は2曲)の計2曲(各曲5分程度)を鑑賞できる、今回だけの贅沢な体験となります。

6/19(金)プレミアムデーは入場料¥1,100(税込)が必要となります。(要事前登録・当日チケット無し)
※当日ブース(ガラス棟 4F G401)にて先着順受付。参加費無料。
※混雑状況に応じて早期受付終了となる場合がございます。予めご了承ください。

6/19(金)限定 オヤイデ電気ブース設営イメージ
椅子はもう少し前に配置することになると思います。

***
6/20(土)21(日)は入場料無料
両日セミナー以外の開催期間中は耳福レコードプレイリストから楽曲を再生する形式になります。

オーディオマニアやレコードマニア、音楽好きの方なら大歓迎ですので、お気軽にお立寄り下さい!

耳福レコード(邦楽編プレイリスト)

普段ストリーミングで音楽を聞く世代に向けて、現代の邦楽レコードの音を感じていただける様に、近年発売された音質が良いレコードを中心にセレクト。 長年の輸入盤レコードコレクターの選者も認める「現在の日本製レコード」の音を聞いていただくために、音楽性を考慮して幅広い世代に受けいれられる様な選曲をしました。

全てアーティスト名/曲名

1. Sweet Williamと青葉市子/からかひ

7. YOASOBI / ハルカ

2. くるり/ばらの花(Rei Harakami remix)

8. Friday Night Plan/ Plastic Love

3. 柴田聡子/ Synergy

9. 星街すいせい/ ムーンライト

4. 満島 ひかり/ 踊るノアール

10. Asound/ 新月

5. 羊文学/ More Than Words

11. 青葉市子/ Meringue Doll

6. 坂本慎太郎/ 麻痺 (Numb)

12. Kirinji/千年紀末に降る雪は (2025 Re-cutting)

耳福レコード(洋楽編プレイリスト)

いわゆるオーディオマニアに知られた楽曲は少ないかもしれませんが、音楽好きには響く2000年以降の洋楽レコードを中心とした楽曲を、ジャンルレスに選曲をしました。 いわゆる高音質盤と謳っているレコードではありませんが、もしかすると新しいタイプの音楽的な興奮が発見出来るかもしれません。
特にクラブ系音源のレコードを現代のHi-Endオーディオシステムで試聴体験できる機会はなかなか珍しいので、この機会にぜひどうぞ。

全てアーティスト名/曲名

1. Raye/Oscar Winning Tears

7. Solange/ Things I Imagined

2. Thee Sacred Souls/ Can I call you rose? 

8. James Blake/ Limit to your love

3. Michael Mayo/ Four

9. Boards of Canada/ Alpha & Omega (33rpm play!)

4. Bruno Mars / Cha Cha Cha

10. Ricardo Villalobos/ Chromosul

5. Snarky Puppy/ Something ft. L. Hathaway

11. Massive Attack/ Angel

6. Billie Eilish/ Future

12. Robert Glasper Experiment/ Dillalude #2

耳福レコード(近年高音質リイシュー盤編プレイリスト)

キーワードは音の凄み」。
音楽性は勿論の事、著名なカッティングエンジニアがオーディオマニアやレコードマニアに向けて、アナログマスターテープを元に原盤のスタンパーを製作した「近年の高音質再発盤の定番曲」をジャンルレスに選んでみました。  近年の高音質再発盤を最新のHi-Endオーディオシステムで聞いてみて、高音質レコードの”今”を体験できるセレクトです。過去に高音質リイシュー盤に疑問符を持ったオリジナル盤マニアも大歓迎です。

全てアーティスト名/アルバム・タイトル名

  1. バッハ:無伴奏チェロ組曲/シュタケル (45rpm Analogue Production 2020 & 33rpm Speaker Corners 2004)
  2. ストラヴィンスキー:春の祭典/ショルティ (45rpm Decca Pure Analogue -2025)
  3. Cantate Domino/カンターテ・ドミノ (AudioNautes 2025 & FIM 2014)
  4. Steely Dan/ Aja (2023 BG remaster - 45rpm Analogue Production & 33rpm Geffen)
  5. Bob Marley/ Exodus (45rpm Analogue Production 2025)
  6. Donny Hathaway/ Live (Rhino reserve 2026 )
  7. Marvin Gaye/ What’s going on ( UMe 2022)
  8. Erykah Badu/ Mama’s Gun (Vinylphile 2026 )
  9. A tribe called quest/ Low End Theory (45rpm - VMP 2022)
  10. Chick Corea Elektric Band/ Eye of the Beholder (LP Candid 2023)
  11. Duke Ellington/ Jazz Party in Stereo (33rpm - Classic Records 2012 & 45rpm Analogue Production)
  12. Billie Holiday/ Lady in Satin (45rpm - Analogue Production 2022)


レコードマニアには再生機器の重要性を、そしてオーディオマニアには再生ソフトによる音質の違いを改めて感じていただけたらと思います。

レコード再生におけるケーブルやアクセサリー等についてのお悩み相談も承ります。



https://www.jas-audio.or.jp/audiofair/

6/20(土)・6/21(日)もブース内イベントを予定しております。
詳細は後日お知らせいたします!

皆様のご来場を心よりお待ちしております。

2026年3月16日月曜日

カセットテープが残りわずかです!

こんにちは。

今回はカセットテープのお話です。 


実はオヤイデ電気ではカセットテープを販売しております。

「Slow Flow Tapes」Caravan

SIDE-A

1.Birds On Strings

2.サンディアゴの道

3.Callin'

4.Obrigado

5.Saraba


SIDE-B

1.アイトウレイ

2.The Story

3.La Vida Es Corta

4.ハレルヤ

5.On The Road Again


プライベートレーベルSlow Flow Musicアイテムのベスト的音源を

Caravan初のカセットテープにて数量限定販売!

パッケージデザインからカセット用にマスタリングし直した音源までとてもこだわったレアな作品です。

オンラインショップで販売しておりますが、秋葉原直営店にも在庫はございます。



ところでなぜ今、カセットテープが再評価されているのでしょうか?


音楽は今、サブスクリプションで“無限”に聴ける時代です。

それでも、あえてカセットテープを選ぶ人が増えています。なぜでしょうか。


1. 「所有する喜び」の復活

ストリーミングでは音楽は“データ”ですが、カセットは“モノ”です。

手に取れる、並べられる、ジャケットを眺められます。

CDやレコードと同様に、フィジカルメディアには所有する体験があります。

特に若い世代にとっては、それが新鮮に映っています。


2. 不便さがつくる「集中」

カセットはスキップが簡単ではありません。

A面が終わればひっくり返す必要があります。

この「手間」が、逆にアルバム単位で音楽を聴く体験を生みます。

流し聴きではなく、能動的に聴く時間が生まれるのです。


3. ローファイ文化との親和性

現代の音楽シーンでは、完璧な音質よりも“質感”が重視される場面も増えています。

カセット特有のわずかなノイズや揺らぎは、いわば音の「温度」。

とくにインディーズやDIYカルチャーとの相性がよく、限定生産・少数流通という形も支持されています。


4. アナログ回帰の流れ

レコード人気の再燃と同様に、アナログメディア全体への関心が高まっています。

デジタルに囲まれた生活の中で、触覚や時間の流れを感じられる体験が求められているのです。


5. 「懐かしさ」ではなく「新しさ」

意外なことに、再評価の中心は必ずしも中高年層ではありません。

カセットをリアルタイムで知らない世代にとっては、それは“レトロ”ではなく“新しい表現手段”です。


再生ボタンを押す、巻き戻す、テープが回る。

その一連の動作そのものが、体験型コンテンツとして成立しています。


カセットは「音楽を聴く装置」以上のもの


カセットテープの魅力は、音質の優劣ではありません。

それは、音楽との向き合い方を変える装置であること。


便利さを極めた時代だからこそ、

少しだけ不便なメディアが持つ“余白”が、心地よく感じられているのかもしれません。



1970年代後半から1980年代は、ラジカセとカセットテープは必需品でした。

SONYのノーマルテープのAHF、BHF、CHF、クロムテープのJHF、フェリクロムテープのDUAD。

日立マクセルのUDシリーズやXLシリーズ。

Lo-Dのカセットテープもありました。

他にTDKや、BASFもありましたねー。


ステレオラジカセの「日立パディスコ8030」はもう動きませんが、捨てることが出来ません・・・
このパディスコのテープポジションはノーマル、クロムの2種類だけなので、
フェリクロムテープ、メタルテープは使えませんでした。

先日、カセットテープが聴きたくなって、モノラルのラジカセを購入しました。
40年以上前に録音したカセットテープは、今でも普通に聴くことが出来ました!
カセットテープの寿命がこんなに長いとは思っていませんでした。

TOSHIBA TY-XKR1(現行品です)


というわけで





佐々木でした。

~:~~:~~:~~:~~:~~:~~:~~:~~:~
秋葉原直営店に是非お越し下さい。
皆様のご来店をスタッフ一同お待ちしております。

営業時間:平日10:30~19:00  土・祝 10:30~18:00

定休日 : 日曜日(年末年始)

☎ 03-3253-9351 FAX 03-3253-9353


2025年9月5日金曜日

【BELDEN正規輸入代理店企画】U.S.A製のスピーカーケーブルが入荷!【8470 & 9497】

BELDEN正規輸入代理店「トモカ電気」企画!
U.S.A製「8470」「9497」がスポット入荷!


音響用スピーカーケーブルのデファクトスタンダード。
8470/9497を知らずしてスピーカーケーブルを語るべからず!

はじめに

BELDEN正規輸入代理店「トモカ電気」は東京・秋葉原にある音響・映像・照明の総合商社です。BELDEN製品はベルデンから納品されたケーブルを卸しているだけなので、正規輸入代理店はロットや工場を指定することはできません。

また以前より「BELDENには偽物がある」「中国製は品質が悪い」という噂が吹聴されており、正規代理店としても本件に関する問い合わせが多いと相談を受けておりました。本件については過去ブログで結論づけておりますので併せてご覧いただけますと幸いです。

過去ブログ:『偽物Beldenが存在してる説』に終止符を打ちます。

https://oyaideshop.blogspot.com/2020/01/belden.html

こういった背景がありまして、トモカ電気様よりU.S.A製を入手したので、販売してもらえないか?というご案内をいただき、今回はスポット的に取り扱いさせていただく運びとなりました!
※U.S.A製の販売は在庫限りとなります。

黒い樹脂ボビンも少し形状が違いました。
でも見た目じゃ分からないですね~。

U.S.A製との違い

オヤイデ電気直営店にある在庫とU.S.A製を比較してみましょう。

(上)U.S.A製8470
(下)中国製8470

(上)U.S.A製9497
(下)中国製9497

色が微妙に違います
スマホやモニターによって違いが分からない方もいらっしゃると思います。肉眼で見ても、色の差はほとんどありません。

もし両方を購入された(所持している)場合、取り扱いにはくれぐれもご注意ください。
※色の違いはあくまで今回のロットに限った話ですので、必ずしも色に違いが出るわけではございません。

(上)U.S.A製8470
(下)中国製8470

(上)U.S.A製9497
(下)中国製9497

導体の状態を観察してみましたが、こちらもほぼ一緒でした。
素線径は実測「U.S.A製:0.29mm」「中国製:0.285mm」と、わずかに中国製の方が細いようです。伸線の公差なのか、メッキ厚の差なのかは判断できませんでした。

それ以外に違いは見つからず、撚り線構成のクオリティはどちらも同じ。メッキ表面の状態も違いが分からなかったです。
また音質に大きな影響を与える「絶縁樹脂」の品質に関しても、硬さや質感に違いはありませんでした。

音質傾向

肝心の音質ですが・・・ほとんど違いを感じませんでした😓
電線構造が同じなので音質傾向が一緒なのは当たり前ですが、わずかに音質は違うかな?といった印象でした。(ザラザラとした高域の質感と、倍音の出方に差があるかも?という程度。)

過去のブログでは「U.S.A製8470は音が良かった」と書いていますが、前回納品されたU.S.A製とは品質が全く異なっていました。(特に絶縁樹脂・メッキの品質が全然違います。ちょっと残念。)

今回のロットはたまたま音質が似ていたのか、全世界のベルデン工場において品質統制の流れがあるのか、色々憶測をめぐらすことはできます。

重ねて提言させていただきますが、同じ工場・同じ原産国であっても、品質が毎回同じとは限らないというのは電線業界の常識です。
故に「入手ルートを統一したからといって、音質や品質が安定する」という理由には繋がらない旨をご留意ください。

※「どのロット・原産国の音が良いか」という話をするつもりはなく、あくまで「製造毎に違いは出て然るべき」ということをお伝えしておきます。あとはお客様のご判断にお任せしたいと思います😉



ベルデン社のケーブルスペックは常に更新されています。
100年以上の歴史がある8470でも、スペックシートは2025年にも更新されており、ここ数年で「導電性が向上」「耐熱仕様(+105℃)」に更新されています。※一部スペックシートから削除された項目もあります。

UKCA/CEやRoHS規制も近年始まった取り組みですので、20~30年前と比べて樹脂やメッキ液が変更されていてもおかしくありません。というか「耐熱仕様になった=樹脂材の仕様変更があった」となるので、樹脂材の変更前後で音質の違いは確実に出ているとも言えます。

「同じ型番だから、いつまでも同じ品質」なんてことは絶対にありえませんので、過信は禁物です。

●Belden / 8470 Specification

●Belden / 9497 Specification

8470 or 9497 違いについて

改めて、84709497の違いについて、簡単にご説明させていただきます。


2種類の違いは「ツイストピッチの違い」のみとなります。
使用している電線はどちらも同じ「UL1007規格 AWG16」をベースとしていますが、導体構造はベルデン独自の構成となっている点は大きな特徴です。(日本で販売されているUL1007をツイストしても、同じ音にはなりません)

9497は外来ノイズの影響を抑えるために「ツイストピッチ」を狭くしています。
ツイストピッチが狭くなると、真っ直ぐ伸ばした時のケーブル長が長くなりますので、導体抵抗が増えていることも考慮しなければなりません。
またツイストペア構造によりループアンテナ効果を抑制できますので、低域の締まりやノイズ感の抑制などにも影響を及ぼしますが、その反面で原音忠実から離れていく傾向もあります。
※相対的に”中音域が強調されて聞こえる”という特徴から、ギターアンプ用スピーカーケーブルとして定評があります。

8470はツイストピッチが広いので、真っ直ぐ伸ばした時のケーブル長との差が少なくなります。これにより導体抵抗の上昇を抑えられますので、9497よりも電気的なロスの少ない原音忠実な特性を得ることができます。
※「じゃあ平行線を使ったら良いのでは?」と思われるかもしれませんが、平行線の場合はツイストペアのように磁気影響を相殺できないため、かえって外来ノイズの影響を受けやすくなります。ですが、電線のポテンシャルを発揮するには何もしていない平行線の方が理想的です。何事も一長一短ですね。

さいごに

電線オタクであれば「U.S.A製の音ってどんなもんだ!?」と気になりますよね?
今回はトモカ電気様のご厚意により、U.S.A製8470/9497を販売させていただけることになりました!

原産国”が異なる”同一型番”が”同時期”に在庫しているという珍しい機会です。
もし興味がある方はお早めにお買い求めください!

【U.S.A製】

BELDEN / 8470【U.S.A製】 ¥847(税込)
https://shop.oyaide.com/products-8470-usa.html

BELDEN / 9497【U.S.A製】 ¥1,100(税込)
https://shop.oyaide.com/products-9497-usa.html


【通常品(現在は中国製が多く入荷する傾向にあります)

BELDEN / 8470(通常品) ¥418(税込)
https://shop.oyaide.com/products/p-2656.html

BELDEN / 9497(通常品) ¥660(税込)
https://shop.oyaide.com/products/p-384.html


以上、原田でした。

おまけ

U.S.A製の8470/9497ラベルを貼っておきます。
意外と細かくスペックも載ってますね。

9497 MADE IN THE U.S.A

8470 MADE IN THE U.S.A

2025年2月28日金曜日

【AXIS-303】って、どんな電源ケーブル?

皆様、電源ケーブル”AXIS-303”を使ったことはありますか?
オヤイデの歴史の中では比較的新しい電源ケーブルとなりますので、その特徴を深堀りさせていただきます。

AXIS-303を分解してみよう!


AXIS-303」はオヤイデの代表的な電源ケーブル「TUNAMI」の構造を模したダウンサイジング版と言っても過言ではありません。TUNAMIをダウンサイジングしただけでなく、導体を特殊な撚り構成でチューニングしたり、絶縁樹脂部にタングステンを追加含有させることで振動特性が向上。音の締まりを加え、クリアで歪みの少ないサウンドを引き出します。

TUNAMIと比較してみよう!

さて、実際どれだけ構造が似ているのでしょうか?

電線の断面はほぼ一緒。
3本の線の周りを覆っている黒い絶縁体は「ポリオレフィン」と言います。

ポリオレフィンを剥いて、3本の線を露出させました。
うーん、瓜二つ。

これは「TUNAMIのダウンサイジング版」と言われても納得ですね。
しかし、実は目に見えない部分で仕様が異なります。微々たる差ですが、これがAXIS-303の音質的個性となっているようです。

【仕様を比較してみました】

特に「素線構成」「内シースにタングステンを含有」「外シース」は音質に影響を与えていると思います。

ちなみにTUNAMIの場合、TUNAMIの持つ低域のエネルギー感を飽和させず、その特性をフルに発揮させるには大きなアンプやスピーカーサイズを必要とする傾向があります。

しかしAXIS-303であればブックシェルサイズのスピーカーやD級アンプなど、小型システムとの相性も抜群です。これは特殊な撚り構成による複雑な倍音成分と、タングステン含有による振動特性の向上が底力を支えています。もちろん大型システムに使っても派手に鳴り過ぎないバランスの良い音質で、良い結果が期待できますよ。

一番大事なお金の話ですが・・・
TUNAMI:¥6,000/m(税別)
AXIS-303:¥4,400/m(税別)

断面積が半分以下だから値段も半分、、、とはいきません😅笑
TUNAMIの意思を継承しつつ、細かなところでブラッシュアップが行われており、これが価格に反映されているのが伝わります。

AXIS-303って、どんな音がする?

音像のフォーカスが合いやすく、位相乱れが起きにくい構造が特徴です。細径でありながら高解像度+ワイドレンジな出音を実現しています。
特定の周波数帯域が過剰に飛び出てきたり、引っ込んでしまうことが少なく、アナログ機器&デジタル機器のどちらにおいても良好な結果をもたらします。音の重心がやや腰高に聞こえる傾向も感じられますが、その特性も相まってか中音域の繊細さ&リアルさはオヤイデ随一。

中音域の情報量が濃密に感じられる特性から、ピュアオーディオのみならず、ギターアンプ/ベースアンプなど楽器用の電源ケーブルに使っても相性抜群です。


TUNAMI特有のエネルギッシュな印象は弱い傾向で、どちらかというとオールジャンルの音楽に合わせやすい、周波数特性の整っている優等生なイメージです。前述の通り中音域の部分に特徴を感じやすく、特に「」を最重要視してリスニングされるユーザーにはきっとハマる部分があると思います。


🔌2025年3月29日(土)に開催される自作講習会で作る組み合わせだとこんな感じ。


 電源プラグ/電源コネクター 

メッキ:プラチナメッキ(0.5μ)+パラジウムメッキ(0.3μ)
電極:ベリリウム銅

P/C-004の音質傾向
低音域~中音域にかけて情報量が濃く、音圧レベルが高くなったようなパワフル感に圧倒される。切れとコクを兼ね備えた高域も特徴で、繊細な表現も得意な、総じてバランスの良いメッキ。


★AXIS-303と組み合わせた場合
for オーディオ
ブックシェルフタイプのスピーカーをメインとした小型システムにオススメ。音場よりも音像派。低~中域の押し出し感が強調され、スピーカーが一回り大きくなったように感じられる。意外と優しい音色なので、少しコントラストが足りないと感じた時は電磁波吸収シートでバランス調整を。

for ギター/ベース
ヘッドアンプ/パワーアンプにオススメ。中~高域から倍音感が多く付与される印象。音像が立体的になり、音抜け・音圧感は抜群。ギターアンプで言うとBogner的なミドルレンジに厚みを感じる特徴が付与される。

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今回は「TUNAMIに比べると、音が物足りないよ!」というオヤイデファンの声も聞こえてきそうだったので、よりビッグでパワフルな質感を付与するために、今回の自作講習会は「P/C-004(ベリリウム銅電極/プラチナ+パラジウムメッキ」を奮発させていただきました。予算カッツカツ!

2025年も自作講習会を開催します!

3/29(土)自作講習会「電源ケーブルをつくろう!AXIS-303編」が開催されます!💡



AXIS-303は何と言っても加工が簡単
『オヤイデは硬くて・太くて・作りにくい』
そんなイメージを払拭してくれる電源ケーブルでもあります。

もしAXIS-303に興味が湧きましたら、この機会にぜひ自作講習会へご参加ください~!



2024年12月13日金曜日

DA-404|4N純銀単線を採用したオーディオ用USBケーブルが登場!

100cm未満:¥1,760(税込)/10cm単位
100cm以上:¥1,540(税込)/10cm単位
※こちらは10cm単位の切り売り販売となります。
 【  商品ページはこちらから  】 

DA-404は4N純銀単線0.4mm2ペア(4芯)使用したオーディオ用USBケーブルです。
高いシールド性能により特性インピーダンスが安定。
ドレインワイヤーを仕込んでいるため、加工性も抜群。
外径5.0mmと細径で取り回しが良く、柔軟性にも長けています。

オヤイデ電気はハイエンドUSBケーブルとして「Continental 5S V2」を販売していますが、ケーブルの切り売り販売は無く、完成品のみお取り扱いしています。
最近はUSBケーブルの自作需要が高まってきているので、オヤイデ電気店舗オリジナルの切り売りケーブルを開発しました!

ケーブル構造

【DA-404の内部構造】

導体は信号線・電源線ともに「4N純銀単線0.4mm
全ての導体を純銀線で仕上げたオーディオ用USBケーブルは、DA-404がオヤイデ電気初となります。

信号線の絶縁体は「EPTFE×)」
電源線の絶縁体は「FEP×)」

シールド構造は「編組シールド+アルミPETテープ」による二重シールド構造。
アルミPETテープはツイストペアの特性インピーダンスを安定させる100%遮蔽。
編組シールドはテープよりも可撓性を向上させつつ、電源線に混入する外来ノイズを防ぎます。
USBコネクタにハンダ付けを行う際は細かなシールド処理が必要となるため、各シールドにドレインワイヤーを追加しました。

シース材は柔軟性の高いPVCを採用し、単線を採用しながらも取り回しの良さを実現しています 
外径は約5.0mm(1stロットは4.7mm程度の仕上がり)となり、様々なコネクターに勘合します。

加工方法

過去ブログのDIY講座をご参照ください!

※DIY講座の画像は廃番製品「オーグラインUSBソリッドケーブル」を使用していますが、DA-404でも製作方法は変わりません。

ラインケーブルにも!

DA-404は2重シールドを施した4N純銀単線の4芯ケーブルとしてもお使いいただけます。

4.4mm5極の結線例
緑:L+赤:L-白:R+黒:R-
※機器によってはシールド線(ドレインワイヤー)をGNDに落としても良い


XLRの結線例
1番:ドレインワイヤー2番:+3番:+
※GNDの断面積を確保したい場合、赤と黒を1番に落としても良い。

RCAの結線例
TIP:+SLEEVE:ドレインワイヤー++
※アレンジとしてTIP:+|SLEEVE:ドレインワイヤー++黒にしても良い。

TS/TRSも同様に作れますので、簡単に4N純銀ケーブルを自作することができますよ。
他にもヘッドフォンケーブルやギターケーブル、DCケーブルなどに使っても良さそうです。

さいごに

DA-404はドレインワイヤーとケーブル構造により、ケーブル表面に凹凸が見られる箇所があります。これによる性能への影響はありません。

触ると一発で分かりますが、画像だと分かりにくいですね・・・


DA-404は「Dual+Ag(銀)」「Digital+Analog」のダブルミーニングとして命名しました。基本構造はUSBケーブルとして設計されていますが、”多くのニーズに応えられる銀線ケーブル”という思いが込められています。
※404=4芯×0.4mm

オーディオ用USBケーブルのみならず、様々なラインケーブルにもチャレンジしてみてください!


以上、原田でした。