2.5mm4極プラグのL型を作る裏技、
ご紹介致します!
お客様より教えて頂き、実際に試してみたところ
かなりしっかりと作れたのでご紹介致します!
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使用する部材はこちら! 
| 部材代は約1,000円になります。 | 
●「2.5mm 4極プラグ」
●「Neutrik NTP3RC」または「NTP3RC-B」
以上です!
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作り方の前に部材の説明から。
| 画像はNTP3RC-Bの中身。 Neutrik公式の作り方は商品ページからどうぞ!  | 
| このようにケーブルを挟み込まれます。 | 
Neutrikのプラグは白い樹脂カバーがケーブルを挟み込む事で、
半田付け部に負担が掛かりにくく、引っ張りに強いというメリットがあります。
| 構造はこのような形になります。 | 
3.5mmプラグは黒いシェルボディにはめ込む構造になっています。
つまり、このブログは「NTP3RCに2.5mm4極プラグを取り付けてしまおう!」
という裏技です。
このプラグはコストパフォーマンスが高いと定評があり、
個人用途からメーカー使用品まで、幅広くお使い頂いております。
シンプルな構造ですが、精度は高いです。
これを加工して取り付けることになります。
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それでは裏技を公開!
| 普通に置くとこんな感じに。 | 
 2.5mm4極のプラグ部分だけを使います。
ネジ山外径とシェルボディ口径がほぼピッタリなのが分かります。
が、カシメ部分が邪魔なので当然収まりません。
画像のようにカシメ部分を曲げると・・・
| ジャストサイズ! | 
ピッタリですね! 
| カシメ部分は真鍮ぐらいの柔らかさなので、 ハサミで簡単に切れます。  | 
次に樹脂カバーにプラグのカシメ部分が引っかかるので、
カットした方が良いです。
この後、樹脂カバーを取り付ける必要があるのですが、
赤い円の部分がぶつかってしまいますので、・・・・
大胆にカットしてしまいます!
プラスチック程度の硬さなので、ハサミやニッパーで切れます。
樹脂カバーがピッタリ入りました!
あとは通常手順で組み立てたら・・・
| 完成! | 
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ケーブル外径が3.2mm以上の場合、
樹脂カバーを外して、ホットボンドを使いましょう。
本来、樹脂カバーを切り離して使うのですが、
この仕様で作る場合、ケーブルを挟み込む以外にメリットがないので、
3.2mm以上のケーブルを使う時はホットボンドを推奨します。
| シェルカバーを重ね合わせた時に、 隙間がないようホットボンドで充填させましょう。  | 
樹脂カバーでケーブルを挟み込む場合はカシメを短くした方が収まりが良いでしょう。
NTP3RCと同じくらいの長さにすると丁度良いです。
| (左)2.5mm4極 (右)3.5mm4極 | 
3.5mm4極プラグの場合、
絶縁体がシェルカバーに当たってしまうので・・・
絶縁体をカットしてしまいましょう。
ハサミやニッパーでカットできます。
カシメの部分は赤いラインの部分で曲げると丁度良いです。
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市場でもあまり2.5mm4極プラグのL型は少ないですが、
これなら頑丈かつスマートに作れますよ!
2.5mm4極でバランス接続されている方
是非試してみてください!


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