何だかんだ言ってオレはオーディオマニアだぜと自負しておられる皆様ごきげんよう。オヤイデ電気です。
世のトレンドがポータブル機器に席巻され続けている昨今、ハイレゾ? …んなもんアナログに敵う訳ないでしょう!なんて思いを抱きつつレコードに針を落とし、一曲一曲を大切に聴いているというそこのあなた! …そうですあなたです。今日はあなたのために、ブログを認(したた)めたいと思います。
我々オヤイデ軍団もですね、アナログ好きが多いんです。実は。だから若干アナログ用のオーディオアクセサリは熱が入っているというのも事実。いやいや、だからといって他のモノに熱が入っていないのかといえばそうじゃないですよ(笑)。でもレコード好きの皆さん(もうすでに読者を限定しています)にはお分かりになられるでしょう。音楽ソフトとしてのレコードへの思い入れが。一曲を聴くためにアンプを温め、レコードをセッティングし、針を落として急いで定位置に着き、悦に入るあの瞬間を。
そうです、正に我々はあの瞬間の心地よさの追求のために日々商品開発に明け暮れていると言っても過言ではないのです!だから!あなたにとってちょうどいいモノってなんだろうという発想のもと作った商品がコチラ!
かく言う私もレコード大好きで、レコードを極力良い状態で聴くにはどうしたらいいんだ?機材か?ケーブルか?何だ何だ?などと思考を巡らせつつ、ひとつ辿り着いたのがレコードスタビライザー(レコードの上に乗せて盤の安定化を図るやつ)です。
そんな中、あれあれ?スタビライザーとして使えてしかも7インチ(ドーナツ盤)のアダプターに併用できたらこれ、使えるんじゃない? ね、これ良いんじゃない? ついでと言っちゃ何だが水準器も付けて1台3役的な、便利グッズ的なやつ、作っちゃわない?
ってことで出来上がったのがこの「STB-EP」。便利グッズなんて言っちゃ聞こえが悪いですが、便利という点で言わせて頂きますとDJ NORIさんも「引っかかり無いのが、最高です。レコード盤によってサイズが合わない物が、このEPアダプターには有りません」とおっしゃられている通り、ジャマイカ盤の穴が何か適当に空いた感じのレコードでもちゃんとハマってくれる、しかも手に馴染みやすくある程度重いのにしっかりとしたホールド感の所謂エルゴノミクスデザインなのです。開発者のみじんこ荒川もこのデザインに仕上がることに相当腐心しておりました。そしてこれでもか!と水準器までつけてしまうという、これは便利にも程があるぞ!というね、一品でございます。
そしてこの「STB-EP」、日本国内はもとより世界の名だたるDJの皆様にも波及してるんですね。先日「STB-EP」ユーザーのレコード番長sunaga t experienceこと須永辰緒さんが南仏でのイベント「Worldwide Festival 2016」にてDJで使用していたら、主宰であるジャイルス・ピーターソン氏が激しく反応されたそうで、あのジャイルス・ピーターソンをして「なんだこれ!良いじゃないか!どこで手に入るんだ?」と言わしめた「STB-EP」な訳ですが、他にもDJ SPINNAやKENNY DOPE、DANNY KRIVITなど、名だたる7インチDJ(語弊あり)にも使われる程の高いポテンシャルを備えております。
じゃあ具体的に何なんだよ、そのポテンシャルって。…ですよね、ぱっと見ちょっとした金属の塊ですもの。しかもスタビライザーというには何か軽い感じだし、一般的なドーナツ盤アダプターとしてはちょっとでかい。しかも余計なもの(じゃないですよ、水準器です)が付いている。…ところがですよ、これが実際使ってみると実に具合が良いのです。
スタビライザーはレコード盤に載せるだけでやっぱし盤面が安定して音質の向上を図れますし、オーディオ機器の設置に何かと便利な水準器が付いてて、一見フワッとしたゆるキャラ的な佇まいの本体は、レコードの脱着がスムースに行え、且つレコードの安定感が向上。さらには誤って盤面に落とすことのない掴みやすさを追求した究極のEPアダプター機能。そのひとつひとつに拘り、3つの機能が必然的にひとつになった「STB-EP」。DJの皆さんは大体2個買い。オーディオファイルの皆さんは普通に1個買いの「STB-EP」。さあ、あなたもレコードを聴くなら「STB-EP」! 一家に1個(2個)、「STB-EP」をどうぞよろしくお願い申し上げます!
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