本日は、「リケーブルを買ってみたもののタッチノイズが気になるなぁ.....見てくれはもう二の次でいいからどうにかしてこれを軽減させたい。何か方法ある?」
なんて方のために、後付け可能のタッチノイズ対策をお教えいたします。
タイトルにもある通り、あくまで力技ですよ~。見てくれは二の次ですからねっ。
今回は数多あるリケーブル可能なイヤホンの中でも、その正確な出音でロングセラーとなっていますが、同時にタッチノイズが大きいという声の多いEtimotic Research ER-4Sをチョイス。
タッチノイズが大きくなってしまう訳は、基本的に耳掛け方式ではない、といったところにもありそうですね。。
このモデル用のリケーブル「Re:cord Palette8 ER-4S」を使っての後付けケーブル加工方法をお伝えしていこうと思います。
<用意するものはこちら>
①ナイロンスリーブ6mm 1m
②ナイロンスリーブ10mm 1m
③スミチューブB2 12φ 20cmほど ※オヤイデ電気では1m単位でのみ購入可。
④ヒートガン 1台
⑤お使いのイヤホンリケーブル 1本
<製作方法>
それでは早速作っていきましょう。
①まずは、ナイロンスリーブの10mmを分岐からミニプラグまでより気持ち長めにカットします。
②ミニプラグ側からナイロンスリーブをかぶせていきます。
上の写真のように、イモムシのように少しずつかぶせていきます、とても地味な作業です。頑張りましょう。
③被せ終わったらナイロンスリーブの両端をライターなどでかるくあぶりましょう。毛先が燃えてほつれなくなります。
こんな感じです。
④次に、ミニプラグ側に収縮チューブをかけますが、最後に分岐部分にも収縮チューブをかけますので、4㎝~5㎝ほどにカットしたものを2本通しておきましょう。
うち1本をナイロンスリーブの上からミニプラグ根元部分に収縮させましょう。
⑤続いて分岐からコネクタ側の方です。こちらもミニプラグ側とやることは全く一緒です。
分岐からコネクタよりも気持ち長めにナイロンスリーブ6mmをカットし、かぶせていきます。
※スライダーは一番下まで下げておいてください。
⑥さて、またイモムシの時間です。かぶせ終るまで頑張りましょう。
⑦ナイロンスリーブをかぶせ終わったら、同じく毛先をライターなどであぶり、燃やしてください。
あぶり終わったら2㎝~3㎝ほどにカットした収縮チューブをそれぞれに通してください。
⑧ゴールが近づいてきましたが、ここで1番の難関がやってきます。
コネクタ側に収縮チューブをかける際に、ヒートガンで熱をあたえすぎるとコネクタが変形してしまいます。ここは一気に収縮させようとせず、少し収縮させて冷ます。少し収縮させて冷ます。これを繰り返してください。一気にやると失敗します。体験談です。
⑨さあ、コネクタさえ通過すれば後は簡単!
最初に通しておいた収縮チューブにナイロンスリーブの末端を突っ込み、分岐もろとも収縮してしまいます。
はい。完成です。
長い道のりのわりに見た目は。。。。
いやいや、見た目の話はしていませんね。「何よりもタッチノイズ対策を優先する方に!」ということでしたのでこれはこれでOKでしょう。
気のせいか、天の声も「これで良い。」と言っている気がします。
実際に使用してみたところ、確かな効果は感じられました。カリカリというノイズはなくなり、外で使用しても気にならないレベルまでノイズを落とせたかと思います。
このことから、ケーブル自体の柔らかさが関係しているというよりも、やはりケーブル表面の物理的な接触面が柔らかければ柔らかいほどタッチノイズは減らせる傾向があるとわかりますね。
また、自作でリケーブルを制作する際に最初からナイロンスリーブを組み込む場合は、すべて6mmのスリーブを使用してもう少しスリムな感じにできると思います。自作派の人はぜひオプションに入れてみてください。
気のせいか、天の声も「これで良い。」と言っている気がします。
実際に使用してみたところ、確かな効果は感じられました。カリカリというノイズはなくなり、外で使用しても気にならないレベルまでノイズを落とせたかと思います。
このことから、ケーブル自体の柔らかさが関係しているというよりも、やはりケーブル表面の物理的な接触面が柔らかければ柔らかいほどタッチノイズは減らせる傾向があるとわかりますね。
また、自作でリケーブルを制作する際に最初からナイロンスリーブを組み込む場合は、すべて6mmのスリーブを使用してもう少しスリムな感じにできると思います。自作派の人はぜひオプションに入れてみてください。
鈴木でした~
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