こんにちは!『週刊サンデン』ブログです。
今回は手軽で簡単、経済的なハンダ吸取線
このハンダ吸取線(NO.3737 1.3mm×1.5m)
ハンダ付け作業時に、間違った箇所にハンダ付けしたり、
ハンダ付け作業時に、間違った箇所にハンダ付けしたり、
必要以上にハンダを盛ってしまった時、もう一度やり直す為にはマストなアイテム。
ハンダ吸取線は、過去の週刊サンデンで1度、動画で紹介した事があります。
今回は、基盤上に残ったハンダと、電線に付いた余分なハンダを
ハンダ吸取線を使用して、実際に除去してみました。
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まずは、基盤上に残っているハンダを、除去します。
ハンダ吸取線を、前回紹介した「カッティングピンセット N-993 HOZAN」 でつまんで除去箇所に持っていきます。 |
画像がボケてしまってて、わかりづらいですが、ハンダ吸取線を除去箇所にあて、 そこにハンダコテをあててハンダを溶かし、ハンダ吸取線にハンダを吸わせます。 因みにハンダコテは「HAKKO NO.502 40W」です。 |
ハンダを取り除いた状態。ハンダ吸取線にハンダが送られています。 基盤上にも、ハンダがほぼ残らず、吸い取られているのが確認できます。 (※ハンダコテが汚れてて、ちょっと黒くなってしまいました) |
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続いて、電線に予備ハンダ等で、ハンダを余分に乗せてしまった場面で試します。
予備ハンダのハンダの量が多すぎた状態 |
先程の基盤の時と同手順で、ハンダ吸取線にハンダを送っていきます。 |
先程の基盤の時と同手順で、ハンダ吸取線にハンダを送っていきます。 |
ハンダを吸取った状態の電線。ここから、 あらためて予備ハンダ、並びにハンダ付け作業に進むことが可能です。 |
尚、メーカーのホームページに安全なハンダ吸い取り作業を
行う為のポイントが書かれていたのでご紹介すると、
・ 吸取線の先端に少量のハンダをつける
・ フラックスの焦げつきや酸化皮膜のないコテ先を使用する
・ 使用した吸取線はカットして常に先端から使用する
しかし、今回は、実際の作業ではなく、試験的な要素が大きかったので、
上記したポイントをあまり気にせず作業しました。
結果、問題無く作業を行えましたが、より安全な作業をする
事を考えると、こういったポイントを参考にしたほうが良いでしょう。
因みに、コテ先の酸化皮膜の除去には、
「白光こて先クリーナー 599B」 |
「goot こて先クリーナーST-40」 |
がオススメです。
こういった工具を、上手に使う事で、より高いハンダ作業を可能にします。
是非、お試し下さい!
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