2017年7月6日木曜日

【自社で徹底解剖】#4 カスタムIEM用 オーグライン0.3mm【オヤイデ店舗オリジナル・リケーブルシリーズ 】


7/8(土)発売のオヤイデ店舗オリジナルリケーブルシリーズ

#4 カスタムIEM用2pin オーグライン0.3mmを徹底解剖!

煌びやかに光る透明シースと、オーグライン独特の輝きが美しいです。

   【#4 カスタムIEM用2pin オーグライン0.3mm リケーブル 仕様】   

【ケーブル】 武藤製作所 オーグライン0.3mm
【コネクター】 オヤイデ電気特注 カスタムIEM用2pin メタルシェルコネクター
【プラグ】 オヤイデ電気 P-3.5G (3.5mmステレオミニ)
長さ:1.2m (LR分岐前80cm / LR分岐後40cm)
価格:¥14,500(税別)


/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_

  【ケーブル】  

オーディオ業界でも広く知られている「武藤製作所」のオーグライン0.3mm。
オーグラインとは「Au(金)+Ag(銀)」を独自配合で合金化した「Aug(オーグ)」という物です。

武藤製作所はプラチナ製品を中心に
マシーンチェーン、特殊貴金属溶接を手掛けている金属加工技術の専門メーカーです。

オーグラインで使用されるは、開発者の本業である貴金属、宝飾品用の素材を使用しています。
宝飾品用の素材は一般には「4Nクラス以上」とされてますが、実際には複雑な製造工程を経てから製品化された後に、
大蔵省の品位検定を受けなければならないため、これを確実に合格するよう、
はじめから5N~6Nクラスの材料が使われています。

なので、オーグラインに使用されている素材は、5N以上の高級素材です。
価格が高い理由も納得、品質はそれ以上の価値があると言えるでしょう。

金属加工技術の専門メーカーだからこそ寸分の狂いも許されない「技術力の高さ」と、
本業だから提供できる「マテリアルの質の良さ」が融合しています。

オーグラインはオーディオ用線材における新しいマテリアルとして認知されています。

  人気の理由  
歪みの少なさと、音場の広さが人気です!

純銅線純銀線とも異なる、オーグライン独特の音質は、
銅線では聞いたことないような低歪み感を堪能できますので、
音の粒が細かく表現され、全帯域においてクリアな音質を表現します。

また音場の広さも秀逸で、純銀を含有したからこその高域特性の良さも体感できます。

/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_

  #4「カスタムIEM用2pin オーグライン」開発背景  
オーグラインを好むユーザーは、まずオーグラインの音質に魅了されることが多い為、
オーグライン以外の色付けを排除するよう意識しました。

尚且つ、カスタムIEMの特性を底上げしてくれるような、
正真正銘のグレードアップケーブルとしての位置づけを目指しました。

そして各プラグで音質テストを重ねた結果、
最も色付けの少なかった「P-3.5G(金メッキ)」を採用しました。

カスタムIEMの持つキャラクターの印象を変えることなく
今まで聞こえなかった楽器や音色の数々、楽曲の空間に感動することでしょう。

   音質傾向   

すっきりとした低音域と、明瞭な高音域でも耳に痛くないオーグライン特有の音質傾向。
クリアで雑味のない澄み切った音質には根強いファンが多い。
高解像度な音質を求めるかたにとっては、どのイヤホンにも併せても相性が良く、
イヤホンのポテンシャルを底上げしてくれる優秀なリケーブル。

高音域:
中音域:★★★
低音域:★★★
解像度の高さ:★★
音場感の広さ:★★
取り回しの良さ:★★★
得意ジャンル:ロック、クラシック、ジャズ

0.3mmの単線なので取り扱いに注意が必要ですが、取り回しは柔らかいです。
オヤイデ電気直営店でも実際に触れますので、是非お近くの方はお手に取ってみてください!


/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_

如何でしたか?
オーグラインの魅力が伝わったでしょうか?
オーグラインは他社でも扱っていますが、
リケーブル用線材として製品化してるのはたぶんオヤイデ電気が最初でしょう。

何でオヤイデ電気オーグラインをリケーブルに使ってるのかというと、
お客様がリケーブルに使い始めたからなんです。

元々オーディオ用機材の内部配線などに使われていたので、
取り回しの良さを求める箇所では使用していませんでした。
しかも単線なので断線しやすいんじゃないか・・・?

そんな心配がありました。

でもケーブルジャンキーなお客様はオーグラインでリケーブルしまくってたのです。
それをキッカケにオヤイデ電気でも製作してみたら、予想外の大ヒット!
研究を進めるうちに補強を工夫すれば断線しにくいことも分かりました。

オヤイデ電気スタッフでもやろうとしなかったことを平然とやってのける
オヤイデ電気のお客様こそ「真のケーブルマニア」なのかもしれませんね。

***

明日の#5もオーグラインを使用したリケーブルですが、
FitEarコネクターを採用したレア仕様リケーブルを徹底解剖します。

是非読んでくださいね~。




以上、原田でした!

/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_

オヤイデ店舗オリジナル リケーブルシリーズ・アーカイブ

【#6 MMCX型 4N純銀撚り線0.1sq 3.5mmステレオミニ】を徹底解剖!
【#7 カスタムIEM用2pin 4N純銀撚り線0.1sq 2.5mm4極バランス接続】を徹底解剖!

0 件のコメント:

コメントを投稿