2020年3月23日月曜日

斜ニッパー!シャニッパー?ナナメニッパー?

東京はもう桜が咲いております。
暖かくなってきましたが、日本中、いや世界中がコロナ問題で大変ですね。
色々なイベントが中止やら延期になっていますが、テニスの全仏オープンも5月から9月に延期になったんですって。
まー、テニス以外にも大きなイベントはほとんど中止や延期が発表されていますけど。
で、テニスと言えば錦織選手。最初から読めました?「ニシコリ選手」って。
昭和生まれにとって錦織さんといえば、「ニシキオリさん」じゃないですか?
少年隊の。
たぶん錦織選手も何回も何回も「ニシキオリさん」って呼ばれてきたと思うんですよ。
世の中の「ニシコリさん」はみんな初対面の人に
「よく間違われるんですけど、ニシコリって読むんです」
って言ってきたんじゃないかと思うんですよね。
私の苗字も根津と書いて実は「ネツ」と読みます。
「いえ、ネヅでなくネツです」って必ずこのやり取りがありましたんで。
変わった読み方の苗字あるあるです。
見積もり依頼のFAXに「熱」とか、時には「捏」なんて漢字で届いたことも。
いや日本のどこかに捏さんがいるかもしれませんけど・・・。
日本語って難しいですね。今週の「週刊サンデン」はそんな読み方不明な、
でも便利な工具をご紹介。
お時間ありましたら、読んであげてください。


で、今週紹介するのはこちらの工具です。




2,497円

切断刃が斜めについていて、狭い場所での切断にも大変重宝する便利ニッパー!
もちろん普通の銅線や鉄線の切断にも使用できます。
単線でしたら、MAX2.6㎜。撚線であれば、2sqまで切断可能です。



単線が2.6㎜まで何で撚線は2sqまでなのか?単線で2.6㎜であれば数値的には撚線なら3.5sqまで切れるんじゃないかと思ったわけで、実際に切ってみることにします。


上の青いケーブルがKIVの3.5sq。下の緑に黄色のケーブルがKIVの2sqです。まずは2sqのほうから切ってみます。


当たり前ですがスパッと切れました。
次に3.5sqを切ってみます。




あっさり切れました・・・。
もう少し太いのもいけたかも。

で、次に単線も切ってみます。
まず2.6㎜。VVFケーブルを切ってみます。



被覆の上からでは無理でした。もっと力を加えれば切れるかもしれませんが。
では中の電線だけ切ってみます。



簡単に切れました。
では、これより太いのはどうでしょう?
2.9㎜のPEW(俗にいうエナメル線です)を切ってみます。



切れちゃいました。先に試した時は切込みが入ったぐらいで切れなかったんですけど。

注:撚り線にしろ、単線にしろメーカー公表値より太いものも切れるには切れますが、
無理して切るのは、ほどほどに。刃が破損してしまうことがございます。


ケーブルの切断以外に、こんな使い方も。



お問い合わせは下記まで。
で、結局「斜ニッパー」は「シャニッパー」らしいです。
「ナナメ」は「斜め」でしょうから。
以上、根津でした。

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