ラッピングワイヤー、どうやって使うの? |
こんにちは!
金木です!
今週の週刊サンデンはこちら!
ラッピングワイヤーです。
ラッピングと聞くと、おしゃれな袋や包装紙などで、品物を包む方を想像してしまいますが、
実は、ワイヤラッピングという、電線の接続方法があるんです。
~~~~~~~~~ワイヤラッピングとは~~~~~~~~~~
角柱状の端子(ラッピングポスト)に被覆を剥いた単芯被覆銅線(電線)を数回巻きつけることで電気的接続を得る、はんだ付けを伴わない電気配線接続の方法である。現在では試作基板の作成、またはきわめて少量の製品生産に使用される。
上手に加工されたワイヤラッピングは、端子のエッジに銅線が食い込むことにより、きわめて安定した接触・導通を保つ。配線修正の為にほどくことも容易である。はんだ付けと異なり、個人の技倆に依存せず、専用工具によって必ず一定以上の品質の作業が行われる、という利点もある。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より一部抜粋
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つまり、ラッピングワイヤーとは、ワイヤラッピング用のワイヤーと言う事なのです!
⇩オヤイデ電気で在庫しているラッピングワイヤーがこちら⇩
ラッピング用ジュンフロンETFE
主な用途としては、伝送制御装置・数値制御装置・コンピューター周辺装置・電子交換機などのラッピング配線に使用されます。
CSMW用ラッピング電線なので、通常のETFEラッピング電線の特性を保持しながらCSMW用ツールにも使用できる製品です。
(※CSMW用ツールとは、電線が被覆された状態のまま動作させると、内部で自動的にカット、ストリップ、ラッピングが行われるラッピングツールです。)
絶縁体の材料ETFEの連続最高使用温度は150℃と、耐熱性に優れています。
必ずワイヤラッピングで使用しなければいけない訳ではありませんので、ハンダ付け、圧接などでも使用できますので、非常に使い勝手の良い内部配線材です。
取り扱いサイズ
ETFE 0.26φ / BE63A020 10m巻 50m巻 100m巻 250m巻 500m巻
ETFE 0.32φ / BE63A030 10m巻 50m巻 100m巻 250m巻 500m巻
ETFE 0.4φ / BE63A040 切売 10m巻 50m 100m巻 250m巻
ETFE 0.32φ / BE63A030 10m巻 50m巻 100m巻 250m巻 500m巻
ETFE 0.4φ / BE63A040 切売 10m巻 50m 100m巻 250m巻
ETFE 0.51φ / BE03A050 切売 10m巻 250m巻 500m巻 ETFE 7/0.10 / BE03C020 100m巻 500m巻
ETFE 7/0.12 / BE03C030 100m巻 250m巻 500m巻
ETFE 7/0.16 / BE03C040 250m巻 500m巻
ETFE 7/0.12 / BE03C030 100m巻 250m巻 500m巻
ETFE 7/0.16 / BE03C040 250m巻 500m巻
10m巻 |
50m巻 100m巻 |
500m巻 |
⇩今回は「ラッピング」のお話なので、実際にワイヤラッピングしてみました⇩
実はワイヤラッピングってやった事無くて……。
ワクワクしながらラッピングツールを買って参りました!
AWG30用との事なので、ラッピングワイヤーのサイズは0.26mmを使用していきます。
まずはラッピングワイヤーを10mm~20mmほどストリップます。
真ん中の穴はストリッパーになっておりまして、このまま引っ張るとストリップ出来ます。
ラッピングツールの長い方の先端から、ストリップしたラッピングワイヤーを溝に沿って入れます。
その状態でラッピングポストに差し込み、くるくる回します。
ラッピングポスト用のピンを探していたのですが、どうやらピンヘッダーで代用できるみたいなので、今回はピンヘッダーを使用しています。
回し終わったら、ラッピングツールを抜いて完了です!
おお~簡単!
軽く引っ張ってみたのですが、簡単には外れそうにありませんでした。
もし、外す際は、ラッピングツールの短い方を差し込んで、くるくるすると外せます。
以上!
ラッピング用ジュンフロンETFEは、色が多くて細く、耐熱も150℃と、非常に優秀ですので、ラッピングする方も、ハンダ付けする方も内部配線材としていかがでしょうか。
金木でした!
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秋葉原直営店に是非お越し下さい。
皆様のご来店をスタッフ一同お待ちしております。
営業時間
平日:10:00~19:00
土曜、祝日:10:00~18:00
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