2013年9月4日水曜日

ポータブルオーディオ自慢!ポタワングランプリ #10!

今年のポタワンGPもとうとうパート10となってしまいました!もうこうなるとポータブルオーディオの宝石箱や~!的な様相を呈してきましたが昨年と比べると明らかにトレンドが変化していることが見て取れたり、成る程~とかおやおや?とかはたまた吃驚するような驚愕の投稿もありました。などと言いつつ#10で終わる気か?みたいな口ぶりですがそうなんです! いや、、そうではありません!もう少しほどお付き合いの程、何卒よろしくお願い奉りまする!

ということでなめっちさんから!
●DAP:iriver Astell&Kern AK100 TC2
●アンプ:JH AUDIO JH-3A
●イヤホン:JH AUDIO JH16 PRO(旧型)
●接続ケーブル:FTVS-305を利用した自作同軸ケーブル(3極mini-4極mini)

「元々のAK100だと光出力にしか対応しておらず,JH-3Aを活用出来なかったため,思い切って改造依頼を行い,同軸接続に対応させました。ケーブルは汎用品に対応の物がないため、ブログを参考に自作。ケーブルは極地ケーブルRS-4C2VとFTVS-305とで比較した結果,個人的にはFTVS-305の方がスッキリして好みだったため,こちらを基本的に使用中。音質は元々のAK100で物足りない部分や解像度が整えられ、満足の行く組み合わせになっています。何より2段構成で尚且つ同軸出しという利用ポータブルでは中々難しい様に思います.HDP-R10でも同様の使い方は出来ますが,3段並に嵩張る!今の構成ならシザーケースにも入りますのでとにかく快適です!」

AK100を改造し、JH-3A with JH16PROに対応させるといった心憎いカスタムを行い、それを弊社製品FTVS-305+P-3.5Gを使用しデジタル接続をし仕上げたこのセットアップ。ハイレゾリューション!

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@earo_gaさんからの投稿はこちら!

●DAP:Apple iPod touch(5th)
●HDMI変換器:TEC HDCOM-001
●DAC:xDuoo XD-01
●AMP:Pico Power
●トランス:AClear Porta NIP-01
●lightningケーブル:Apple Lightning - Digital AVアダプタ
●HDMIケーブル:無名の30cm
●オプティカル:VentureCraft オーディオ光ケーブル24mm
●mini-mini1:白髪犬工房 声フェチ・艶
●mini-mini2:白髪犬工房 オリジナル
●イヤホン:Ultimate Ears UE900
●リケーブル:Re:Cable SR2

「Apple系は旧世代のDockばかり話題になりますが、自分はiPod touch 5thが大好きなのでHDMIからの光出力に挑戦しました。構成としては、lightning端子からHDMIを取り出し、それをHDCOMでオプティカルに変換、その後DACへ光入力して、アナログ最終段に出力した後、トランスを通過してイヤホンです。iPod touch&アンプの運用に比べて、非常にクリアで見晴らしの良い音になり満足しています。DDCとの3段にも音質的に負けていません。(写真左) DAPもDACもアンプもサイズがほぼ同じで、コンパクトにまとまっていると思います。背面はベンクラ製の光ケーブルがジャストフィット。XD-01用の光ケーブルでも、イイ感じにまとまります。(写真右) HDCOMはHDMIバスパワーで動く仕様ですが、iPod touchからだとパワーが足りず安定しないため、外部バッテリーを接続。iPod touchはHDMI出力を行うと、バッテリーの消費が激しいので、2時間弱しかもちません。なので長時間運用する際は、モバイルバッテリーでiPod touchにも給電(HDMI端子の横にlightningが挿せます)します」

iPod touchをHDMI出力で運用しているという@earo_gaさんはiPod touch 5にこだわり、この強力なセットアップに辿り着いた生粋のポータブルオーディオLOVER!こうしたマニアックなエナジーが新たなアイデアを生むのです!

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そして!昨年も強力な投稿を頂いた@UmeAudioさん!

●DAP:SONY NW-Z1070B ・SONY NW-A866B ・SONY NW-A867B
 周囲の皆さんが高価格帯のDAPに移行する中、Walkman一筋を貫いています。頑張れ日本企業!

●ドックケーブル:車載用ケーブルから改造、充電対応のライン出力、「音量可変/音量固定/Line出力なし」をDIPスイッチで選択可 (hot:アムトランス金メッキOFCφ0.9mm+潤工社銀メッキFEPφ1.0mm、GND:UEWφ1.0mm+4N純銀線φ0.8mm、PSPの充電器で給電/充電可能) ・オヤイデWM-Dockキット(チップ抵抗を47KΩに変更して音量固定, アムトランス金メッキOFCφ0.9mm×3) ・同上(潤工社銀メッキFEPφ1.0mm×3)

「オヤイデのWM-Dockキットには4.7KΩのチップ抵抗が付属しますが、希に認識しにくい事があります。低抵抗で[4.7KΩ固定モード/10KΩ可変モード]よりも高抵抗で[47KΩ固定モード/33KΩ可変モード]としたほうが誤認識が減る傾向ですのでうまくいかない人はチップ抵抗の設定値を変えてみる事をお勧めします。上記の2シリーズで今のところ誤認識ありません。A860シリーズまでは可変だとやや音質劣化があるので音量固定モードで、Z1000/F800シリーズは劣化がないので音量可変モードにしてアンプのボリュームが12時より上になるようにして使うと良好です」

●アンプ:自作A47トリプルバッファBTL(M5216FP, 単3×4→±12V昇圧) ・秋月MUSES72320電子ボリュームキット改(MUSES72320+LME49990, 単3×4→±12V昇圧) ・SoundPotionモノリス改(各部定数変更, 単3×4→±5V昇圧)

「電子ボリュームをプリアンプにしてBTLアンプやモノリス改と二段重ねで使う事もあります。バランスアンプはまだ1作目でこれから色々作っていく予定。尚、私の自作アンプのコンセプトは『据え置きスペックの強引可搬』です。電池の持ち時間とかは二の次ですが交換できるので問題ありません。電池をダミー電池に変更してACアダプターを繋ぐ事でそのまま据え置きになります。
 据え置き形状で外部バッテリー運用する事でポタにも出来るデュアルモノのアンプなどもありますがここでは割愛します」

●イヤホン・ヘッドホン:SONY MDR-Z1000 ・SONY MDR-Z1000改 ・SONY MDR-7520 ・SONY MDR-7520改

「ヘッドホンは国内モデルと海外モデルの2タイプそれぞれチューニングをいじったものと元の調整のままのものを気分で使い分けています。全てヒロセHR10Aコネクタで6極化してあり、バランスアンプやデュアルモノアンプには両HR10Aコネクタのケーブルを使用し、通常のステレオミニのシングルエンドなアンプにはステレオミニ化変換コネクタの併用やHR10Aコネクタ~ステレオミニのケーブルを使用。また、ヘッドホン直近からシングルエンドに変換できるアダプターも用意しGND共通で元のステレオミニ~ステレオミニケーブルも使えるようにしてあります。(Z1000純正の7N-OFCリッツ線は優秀) この3方式でかなり音場や分離の傾向が変わってくるので色々付け替えて楽しめます。去年紹介したイヤホン(EX1000,EX800ST,XBA-4SL)などもMMCXから6芯に接続するケーブルで使ったりしてます」

●ケーブル:
「去年はMMCX端子で統一していましたが、イヤホンはおおよそ問題無いもののヘッドホンでは姿勢が変わる時にコネクタ部が軸を中心に回ることで芯ピンの接触不良を起こしやすく、ステレオミニジャック化もしくはヒロセHR10Aコネクタを使うように今年から変更しています。(MMCXは個体差や相性の問題など結構出やすいですし) 色々な線材でMMCX~ステレオミニケーブルを作っていた1年前から、MDR-1R, MDR-1RNCなどのステレオミニ対応機購入を契機にステレオミニ~ステレオミニケーブルばかり作る期間を経て今はヒロセHR10Aコネクタのケーブルに移行しました。結果的に多種多様のケーブルがあちらこちら散在して大変な事に。何種類も作っていますが最近のお気に入りは、
・belden 1172A (SBC4芯シールド 上のヘッドホン写真赤緑青黒 トモカ扱い)
・belden 1804A (銀メッキOFC4芯シールド トモカ扱い)
・VAN DAMME TGC-XKE-SMC (無メッキ+銀メッキUPOFC4芯シールド Bispa扱い)
・φ0.4mm単線×4芯(アムトランス金メッキOFC)
・φ0.4mm単線×4芯(潤工社銀メッキFEP)
・φ0.4mm単線×4芯(UEW+AWG26PTFEチューコーフローチューブ)
・φ0.4mm単線×6芯(hot:アムトランス金メッキOFC、cold:潤工社銀メッキFEP、GND:UEW)
単線6芯のものは金属パイプに巻き付けながら中心に介在の空芯チューブが来るように送り、7芯構造で手巻きしていくのですが1.5mもあるとものすごく面倒です。指先がボロボロになります。巻き間隔を調整の後、elegadgets扱いの軟質で透明度の高いφ5mm熱収縮チューブで保護。UEWはエナメルで絶縁されていますが他の線材と太さを揃える為にAWG26(内径φ0.46mm)のチューコーフローチューブに通してあります。(ヘッドホン側はGND未接続なのでツイストペアの役目のみ、シールド化しても良いのですが金銀銅が見えるようにしたものなのでUEW選択の意図は外観だけです)」

「色々交換が出来るシステム作りにして着せ替えを楽しむようにしています。結果的にバージョンアップは買い換えではなく買い足しになりどんどん機材やアクセサリーが増えていきます。使うのが目的というよりも作るのが目的になっているのは内緒です」

以上今年の@UmeAudioさんはこんな感じに進化してるという一端を見させて頂きましたがもっと見たい知りたいという方に朗報!・Togetter  ・ついっぷるフォト にも@UmeAudioさんの画像やまとめが色々載せてありますので興味がありましたら是非ご覧下さい!

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