第4号
えー、別冊サンデンでございますー。
えー、オリンピックのメダルと言えば
金、銀、銅
ですね。
では金属の電気抵抗が小さい順番、となりますと、
銀、銅、金
となります。
電線は電気信号を伝えますので、当然電気抵抗値が小さい方が伝導効率は高くなります。
という事は銀が一番、となりますが当然コストは高くなります。
そこで電線は銅が主流となります。
だいたい銅線です。
例えば
銅色の線ですね。
では、銅線なのに銀色の電線ってありますよね。
このような銀色の電線はだいたい錫(すず)でメッキされた
です。
耐熱温度が高い電線はスズメッキ線が結構多いです。
ちょっと高級な
というのもあります。
銀の場合は、錫よりも耐熱温度が高くなります。
上記のような電線は、多くの細い電線で構成されています。
上記のKIV 3.5sqは、素線構成が
45/0.32
つまり、45本の直径0.32mmの線で構成されていて、
断面積(被覆を除いた導体だけの部分)は、
直径0.32mmの面積(0.16×0.16×3.14)× 45本 =3.617平方ミリメートル
となり、ざっくりですが(笑) 3.5となります。
よって断面積 3.5平方ミリメートルなので、
3.5sq(3.5スクエア、通称:サンテンゴスケ)
となります。
このような線を
撚り線(ヨリセン)
と呼びます。
そんなに撚ってなくても、ヨリセンと呼びます。
撚り線に対して、
例えば、IV 1.2mmのように
一本の電線で構成されている線を
単線(タンセン)
と呼びます。
IV 1.2mmは、直径1.2mmの導体となります。
単線はご想像通り、固いです。
ちなみに単線 BX-S 0.65mm はこんな感じ。
ちなみに単線 BX-S 0.65mm はこんな感じ。
撚り線は柔らかいです。
ちなみに撚り線 BX-S 0.3sq はこんな感じ。
ちなみに撚り線 BX-S 0.3sq はこんな感じ。
固い線と柔らかい線の違いがこれでわかりましたね!
完璧です!
ではまた〜
佐々木でした。
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