2015年10月30日金曜日

楽器向け電源ケーブル ~自作のススメ~

楽器弾きの皆さん、電源ケーブルは拘ってますか?

先日BABYMETALの神バンドに参加している
「ベーシスト:BOHさん」「ギタリスト:藤岡幹夫さん」「ギタリスト:大村孝佳さん」より
使用機材のワイヤリングレポート」をさせて頂きました。

実際にどんな機材が使われているのか、
QAC-222Gを使う事でどのようなメリットが得られたのか、
興味深い内容となっておりますので是非見てみてください!

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その際に藤岡幹夫さんには電源ケーブルを特注頂きました。

そのケーブルがこちら↓

こちらのツイートもたくさん反響がありまして、
リプライの中にも電源ケーブルを変えると音が良くなりますか?という質問も多く見受けられました。

もはやオーディオだけでなく、楽器においても電源ケーブルの重要性は無視できないようです。

今回はこの電源ケーブルを作る上で、
どういった仕様なのか?」「何を拘ったのか?
について、紐解いていきたいと思います。

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今回藤岡さんから要望を聞き出した上で重要視したポイントが

「ハイファイ過ぎない」
「音に色付けをしない」
「弾き手のニュアンスを損なわない」
「解像度は高く、デジタル臭さを減らす」

という藤岡さんの変幻自在のプレイスタイルが引き立つような
音質傾向のコンセプトで作ったのがこちら!


【商品名:L/i50 BE 1.8m】
ケーブル:L/i50 OFC 1.8m
プラグ:P-004無メッキ(ベリリウム銅ブレード)
IECコネクタ:C-004無メッキ(ベリリウム銅ブレード)

  【 商品ページはこちらから 】  

L/i50 OFC」は癖のない音質で、102SSC製品に比べてワイドレンジではないところが楽器的には功を奏し、
ベリリウム銅による情報量の多さとレスポンスの良さに加え、
無メッキを選ぶことによって音への色付けは排除しました。

ライヴではパワーサプライ用に使用されました。
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さらにバリエーションとして、Kemperに使う場合を想定して
「音の密度は濃くなる方向へ」と、
Kemper用にカスタムしたのがこちら!

  【 商品ページはこちらから 】  

片方のみプラチナ+パラジウムメッキをかけることにより、
さっきの電源ケーブルから解像度が上がるようにバランスを取りました。

このように違うメッキを組み合わせるでも細かく音質傾向を操作できるのは、
たくさんのメッキを取りそろえているオヤイデ電気ならでは、といったところでしょうか!

IECコネクタ側は色を合わせる為に「クリアーブラック・カバー」で製作した特別仕様です。

オヤイデ電気の電源プラグを見てみる。

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このように細かな仕様からユーザーの要望に合わせてケーブルを作れるのも、
ケーブル専門店だからこそ出来る技でしょう。

もちろん普段通りお客様からのお問い合わせも随時受け付けておりますので
何か相談したいことがあれば何でもお問い合わせください!

アンプの電源ケーブルでどれだけ変わるのか?
神レベルの彼らが納得するだけの変化がケーブルには秘めています。

皆さんもこの機会に音質改善に挑戦してみては如何でしょうか?


原田でした~。

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