こんにちは、本多です
本日はオヤイデ電気が洗足学園音楽大学にて行わせて頂いた特別講義についてのご報告です!
去年6月に、オーディオ評論家としても活躍されている生形三郎先生が講師を務める洗足学園音楽大学にて、先生からの依頼の元、初めて大学内でケーブルについての特別講義を行わせて頂きました。
その際の講義内容としては、XLRケーブルを用いて線材やハンダ、コネクタ等による音質の変化を実際に聴いて体感してもらう、というものでした。
講義用に製作した9種類のケーブルをオーディオインターフェースからモニタースピーカーに接続してそれぞれ聴いてもらうという中々にコアなものでしたが、生徒さん達が真剣に聞き入り、私の説明にも耳を傾けてくれる姿に、ついつい熱く語ってしまったのを覚えています。
こちらは講義で使用した資料の一部です |
そして、生形先生から再度お声掛け頂き、この度は電源ケーブルの自作講習会を大学の講義内で行わせて頂きました!
未来のクリエーターや技術職を目指す皆さんに、ケーブルを自作する楽しさや、やり方を知って頂く良い機会になればと思い、今回も講師を務めさせて頂きました
本日は講習会の様子をレポートとしてお届けします!
生形先生(左)と本多(右) |
場所は洗足学園音楽大学の講義室にて行われました
互い違いに座って頂き、感染症対策にも留意して行わせて頂きました。 |
生形先生が普段はオーディオやレコーディング、ワイヤリングについて講義を行われている3限と4限の時間にゲスト講師として登壇し、それぞれの生徒さん達と一緒に電源ケーブルの製作にチャレンジしました
今回、講習会を行うに辺り、弊社と音楽之友社様でコラボレートした「音質アップを狙うなら電源環境を改善せよ!」という電源ケーブルの自作を行えるキットを使用しました
キット専用のケーブル&プラグ/コネクターが付属しています。 |
2P仕様の電源ケーブルですので、各ご家庭でも使用しやすく、音質比較などにも用いやすいですね
また、講習会用のテキストには、2019年に実施したオヤイデ電気の自作講習会マニュアルを使用しています(コチラから無料でダウンロードできます!)
部材とテキストと工具 工具類はオヤイデ電気の自作講習会で実際に使用している工具達を準備しました! |
先ずは3限目の様子から こちらはアルミクイックバイスを用いてプラグにケーブルを固定しているところ マニュアルに沿って、90分の講義時間をほぼフル活用しての講習会です |
本多も一緒に作業しながら解説させて頂きました。 |
当日は時間の関係で行いませんでしたが、外装チューブを用いたドレスアップの方法も紹介しました せっかく自作するんですから、ケーブルの見た目にもこだわりを持てると、より愛着も湧くってもんです |
4限目の生徒さん達とも一緒に記念撮影 皆さんしっかりと完成させることができました |
最後に簡単なアンケートをとらせて頂いたのですが、皆さん楽しんで講習会に参加して下さったのが良くわかりました。
以下、一部を抜粋してご紹介します。
「久しぶりのものづくりができて楽しかった。使うのが楽しみです。」
「とても楽しかったです!自分でやってみることにとても意味があると思います!」
「ケーブルを作るという経験がはじめてでしたが、不器用ながら楽しんで作ることができました。」
「色々なケーブルの自作もしてみたいと思いました。」
「ケーブルの内部構造や仕組みを知ることができてよかったです。」
他にも説明がわかりやすかったなどお褒めの言葉も頂けまして、私も講習会がやれてよかったと心から思えました
アンケートでは他にも作ってみたいケーブルがあるか尋ねてみたのですが、TRSケーブルやスピーカーケーブルなどの他に、ちょっと難し目なUSBケーブルなんかにも挑んでみたいとの声があり、なんとも頼もしい限りです
自身で自作をできる様になりますと、修理やカスタマイズもできるようになりますし、好みの仕様にチューニングすることなんかもできるようにもなります
将来現場に出た時や、自身で製作を行う際にも必ず役立つスキルです
この講習会をきっかけに他のケーブルの自作にも是非チャレンジして頂けると嬉しいですね
改めまして、生形先生と洗足学園音楽大学様、この度は貴重な機会を頂けまして本当に有難うございました!
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毎年のように行っていた自作講習会もコロナ禍の為に去年一昨年と開催できていませんが、今年は無事に開催できることを切に祈っております
それではレポート記事はここまで
本多がお届けいたしました!
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