ARKシリーズ「Gaia」「Thetis」を徹底比較!
2022年12月17日発売の<Thetis>の情報が遂に発表されました。
ここでは<Gaia>との音質・使用感について深堀していきますよ!
線材の違い
<Thetis>コンセプトはコチラから↓ http://oyaideshop.blogspot.com/2022/12/arkthetis.html |
<Thetis>はARK樹脂の特性を最大限活かすことを目的とし、リケーブル用線材を開発しました。特に重要なコンセプトは3点です。
- 高音質と柔軟性の両立
- 高音質と高耐久の両立
- 高音質と良好な外観の両立
そして、これらを完全に克服したものが【ARK樹脂】であり、そのポテンシャルを最大限に引き出しつつ、線材との相乗効果を享受できるよう設計したものが<Thetis>となります。
ガラス並みの透明度を持つ【ARK樹脂】から透けて見える「青」が特徴で、樹脂内で光が反射することにより、より立体的で深みのある青を表現しています。
実は10種類以上のサンプルから「この青」を選出しました。ギラギラでしょう? |
ガラス並みの透明度を持つ【ARK樹脂】から透けて見える「青」が特徴で、樹脂内で光が反射することにより、より立体的で深みのある青を表現しています。
<Gaia>はリケーブルの最高音質を目的として、精密導体102SSCのポテンシャルを最大限発揮するよう設計。
<Thetis>と比べると少しケーブルが硬いのですが、タッチノイズを抑えるように取り回してもらえれば、さほど気になる硬さではないと考えています!
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スペックの違いは下記の通りです。
完成品”Proto”の仕様について
<Thetis Proto>商品ページはコチラ↓ https://shop.oyaide.com/products-thetis-proto-ark-series.html |
【Thetis Proto 仕様】
イヤホン側:MMCX SuperAgメッキ/CIEM0.78mm SuperAgメッキ
プレイヤー側:トープラ販売 CINQBES 4.4mm5極(金メッキ/無メッキ)
ケーブル長:1.2m
保証期間:1年間
オヤイデ製品で始めてSuperAgメッキを採用したリケーブルとなります。
金メッキとも比較をしましたが、天井の高さ・定位感の良さが抜群だったので、今回標準仕様に採用しました。
プラグ側はGaia Proto同様に「CINQBES 4.4mm5極」を採用。
高解像度重視の方は「無メッキ」を、ナチュラル志向の方は「金メッキ」をお選びいただけます。
<Gaia Proto>商品ページはコチラ↓ https://shop.oyaide.com/products/gaia-proto_ark_series.html |
【Gaia Proto 仕様】
イヤホン側:MMCX 金メッキ/CIEM0.78mm 金メッキ
プレイヤー側:トープラ販売 CINQBES 4.4mm5極(金メッキ/無メッキ)
ケーブル長:1.2m
保証期間:1年間
Gaia Protoのイヤホン側コネクタは「金メッキ」を標準としています。
試しにSuperAgメッキを使ってみたところ、Thetis Protoと同様に天井の高さ・定位感の良さは感じたのですが、少し輪郭が強調される印象で、この”ちょっとした”音質的個性が超高解像度な特性を邪魔しているような感じで、個人的にGaia Protoは金メッキを推奨したいと思います。
音質比較
<Gaia>の音質傾向
線材の存在を忘れられるほど、音に抵抗感が無く、雑味やもたつきがありません。
リバーブの余韻、ボーカルの息遣いからマイクの距離感も自然と感じられ、録音環境のリアリズムを如実に再現する音質です。
レンジの広さ・天井の高さ・奥行きを感じる定位感は随一で、イヤホン&プレイヤーの真価を発揮します。
原音忠実性が高いだけでなく、音楽に艶感や中低音の量感・高域のキレの良さ・音場の充足感を付与し、”音楽が楽しくなる音質”に最も重きを置いてチューニングをしました。
リバーブの余韻、ボーカルの息遣いからマイクの距離感も自然と感じられ、録音環境のリアリズムを如実に再現する音質です。
レンジの広さ・天井の高さ・奥行きを感じる定位感は随一で、イヤホン&プレイヤーの真価を発揮します。
原音忠実性が高いだけでなく、音楽に艶感や中低音の量感・高域のキレの良さ・音場の充足感を付与し、”音楽が楽しくなる音質”に最も重きを置いてチューニングをしました。
<Thetis>の音質傾向
音像の高密度感が最大の特徴。天井は広く、スピード感がありながらも耳に痛い高域は皆無で、重厚感のあるソリッドな響きを得意とします。
原音忠実性が高いだけでなく、音の艶感や中低音の量感・高域のキレの良さ・情報の密度感といった、”音楽が楽しくなる音質”に最も重きを置いてチューニングを施しています。
Gaia Protoをモニターライクの超精密な音質傾向とするならば、Thetis Protoはリスニング重視のマッシブ&ゴージャスな音質。
原音忠実性が高いだけでなく、音の艶感や中低音の量感・高域のキレの良さ・情報の密度感といった、”音楽が楽しくなる音質”に最も重きを置いてチューニングを施しています。
Gaia Protoをモニターライクの超精密な音質傾向とするならば、Thetis Protoはリスニング重視のマッシブ&ゴージャスな音質。
👇<Gaia>をお勧めするなら・・・
- 最高音質のリケーブルを使いたい方
- 空間表現と定位感が優れたモニターライクの究極系。でも音は冷たくならない
- 超低域から超高域まで、中音域を損なうことなく全帯域の密度感が特徴
- あまり動いて聞かないorイヤホンクリップを使うので、取り回しやタッチノイズはあまり気にしない方
- フラットな特性なので全てのジャンルにおいて得意ですが、ばちばちに全帯域が濃密なので、高域を抑えたい・柔らかい質感を求める方にはちょっと不向き。
👇<Thetis>をお勧めするなら・・・
- 取り回しの良い柔軟性=絶対条件な方
- 重厚感のあるソリッドな響きを得意としながらも、低音域がぼやけたりしないので、音圧感を重視したい方
- 高域のキレと豊かな倍音感が特徴で、音楽に彩りとエネルギー感が付与される
- 得意なジャンルはロックやメタル~アニソン~EDM系など。一応オールジャンル向いてはいますが、低域とエッジ感を求めるような音楽は特におすすめ。
- 青が好きな人
Thetisがどのぐらい取り回し良いのか、言葉で表現するのは難しいのですが・・・
Amazonで売っている中華系リケーブル(ウレタン系シース)と同等レベルの柔らかさと言っても差し支えないでしょう。しかしARK樹脂はウレタン系よりも高耐久で外観良好ですので、樹脂性能としても大きく上回っています。
Thetisはリケーブルにありがちな「柔軟性は良いけど、音質はそこそこ」「音質は良いけど、取り回しが良くない」を完全に解消しました。
【今回の試聴環境】 自分用のFitEarカスタムですみません。。。笑 |
個人的に面白いなと思ったのは、70年代プログレ(YESが好きです)を聞いた時にGaiaは骨太で定位感が良い反面、楽器や声との隙間が見えてくるモニターライクでタイトな音質でした。
それに対し、Thetisは1音1音に太さと倍音が付与されるので、空間が濃密に埋まってくれる印象です。70年代の音は現代の録音に比べて、良くも悪くも少し空間に余裕がある印象ですが、そこをうまく埋めてくれたな!という印象でした。
全体的にどのジャンルに置いても一音一音を太くしてくれるのに、空間や天井の狭さが感じられないので、かなりボリュームアップしたような印象も受けると思います。
是非新しいARK樹脂の魅力を体験してみてください!
【Thetis】リリースキャンペーンも実施中! |
\【ARK Series】Thetisリリースキャンペーン/
— オヤイデ電気 / OYAIDE ELEC. / NEO / d+ (@OYAIDE_NEO) December 14, 2022
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抽選で5名様に『Thetisリケーブル(1.2m)』をプレゼント!カスタムも可!
👇第2弾:Thetisの詳細https://t.co/x1qbEH9BLx
👇諸注意はリプで! pic.twitter.com/JuTlPONXWH
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