2023年11月30日木曜日

ギターケーブル自作の際の注意点!!導電性ビニルってご存じですか?

こんにちは!
金木です!

今回は、ギターケーブル自作家必見です!
まずは、こちらをご覧ください。


どこが良くない点か、お分かりになりますでしょうか?




⇩正解はこちら!⇩



そうです!黒い被覆が端子に触れてしまっているのです!

こちらは、導電性ビニルとなっておりまして、実は導通してしまうのです!

という事は……ショートしてしまっているじゃないですかーーッ!!


導電性ビニルとは


エレキギターを始めとする楽器音のピックアップは、微小な電流で駆動する高インピーダンス回路で 引き回される場合が殆どで、その場合マイクロホニックスという、ケーブルが動かされたりたたかれたりする時に発生するノイズ(通称タッチノイズ)が発生してしまいます。

ギターを弾いている時に、ケーブルが床と当たってしまった際に聞こえる、「パシッ」や「ピシッ」って音ですね。

そこで!
マイクロホニックスの防止対策を施したケーブルが、いわゆるギターケーブルと呼ばれるものになります。
通常は、シールド導体の下に導電性ビニルの層が入っており、はんだ付けする前にこの黒い導電性ビニル層を取り除いておきませんと、ショートしてしまったり、音が小さくなってしまったりします。



という事で、導電性ビニルを取り除いた姿がこちら。
通常は、はんだ付け前に取り除くのですが、はんだ付け後でも、ピンセットとニッパーで頑張れば取り除く事ができます。
ここまで取れていれば、導電性ビニルによるショートの心配は無くなります。

自作したギターシールドが、「音が出ない!」や「なんか音が小さい」となってしまったら、導電性ビニルを確認してみて下さい。
もしかすると、悪さをしているかもしれません。


⇩導電性ビニルがあるギターシールドがこちら⇩



G-SPOT CABLE(切売りケーブル)



2524 1芯シールドケーブル


3368 1芯シールドケーブル


Type-2 楽器用1芯シールドケーブル(切売りケーブル)






ちなみに、BELDENのギターシールドは絶縁体の上に黒い布被覆が付いていますが、こちらも導電性繊維となっておりますので、ハンダ付け前に必ず除去して下さい。

導電性繊維は、絶縁体に巻きつけるようについていますので、切れ目を見つけると、この様に綺麗に縦に剥がせます。
根本まで剥がしたら、ニッパーなどで切り取ります。



⇩導電性繊維があるギターシールドがこちら⇩


9778 1芯シールドケーブル


9395 1芯シールドケーブル



以上!
金木でした!

~:~~:~~:~~:~~:~~:~~:~~:~~:~


秋葉原直営店に是非お越し下さい。

皆様のご来店をスタッフ一同お待ちしております。



営業時間

平日:10:00~19:00

土曜、祝日:10:00~18:00 

定休日 : 日曜日


12月20日(水)10:00~18:00
オンラインショップ当日発送のご注文受付時間14時まで。

【年内最終営業日】
12月28日(木)10:00~15:00
オンラインショップ当日発送のご注文受付時間12時まで。
※12月28日12時以降のご注文は1月5日(金)より順次発送となります。

【年末年始休業】
12月29日(金)~1月4日(木)まで。
【2023年営業開始日】
1月5日(金)10:00から営業

皆様にはご不便をお掛け致しますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。


☎ 03-3253-9351 FAX 03-3253-9353


メールでのお問い合わせは、こちらのアドレスより!


✉webshop@oyaide.com

0 件のコメント:

コメントを投稿