「 株式会社 小柳出電気商会」
これが弊社の正式名称です。
あ、申し遅れました、葛下です。こんにちは。
よくお店で領収書を見て
「オヤイデ電気ってこんな漢字書くんだー!」
って驚かれるお客様が多くいらっしゃいます。
私も長く秋葉原で働いてましたから「オヤイデ電気」の名前はよく知っておりましたが、漢字までは知りませんでした。
なのでハローワークで募集を見た時、秋葉原でケーブルを売っている「小柳出電気商会」・・・
「どこやそれ!?」って思いました。(笑)
この社名の由来は、何て事は無いです。
創業者の小柳出一二氏の苗字なのです。
今でこそ社名にお洒落な横文字を使ったりする会社が増えましたが、昔は創業者の苗字をそのまま社名にするのが当たり前の時代でした。
その一環で「小柳出電気」と付けたところ、非常に珍しい苗字が功を奏して、ある意味個性的な社名となったのでしょう。
ここで簡単にオヤイデ電気の歴史を
1952年(昭和27年)に小柳出一二氏が、現在ビックカメラのある場所に店を開きました。
当時はモーター/トランス用マグネットワイヤーや絶縁体を扱っていたらしいです。
で、1956年(昭和31年)に現在の店舗の場所に移転して家電を売り始めました。
でも家電の価格競争に伴い、家電から手を引いて、競争相手がいないケーブルの卸・小売りに特化したらしいです。
その後決してオーディオに詳しかった訳ではない小柳出氏は、マニアたちから情報を聞きながらオーディオケーブルに力を入れて行きました。
そして初の自社製品のスピーカーケーブルOR-800を生み出してオーディオケーブルの歴史が始まりました。
その後1984年(昭和59年)、開発した電源ケーブルL/i50を使ったコンセントボックスに着手し、翌年1985年1月、遂に
OCB-1シリーズの原点、OCB-1(オヤイデ・コンセント・ボックス1号)を発売したのです。
簡単に言ってますが、並大抵の努力では無かったと思いますよ。
そして私が感銘を受けたのは、2003年に小柳出氏の後を受け継いだ2代目の社長村山智氏の発想力です。
オーディオの限られた枠で考えるのではなく全く違う世界・業種からヒントを探して製品に反映していったと聞きます。
例えば、弊社の電源プラグP/Cシリーズってこんな缶ケースに入っているのですが、これ、何からヒントを得たか分かります?
なんと、よく蕎麦屋に置いてある七味唐辛子の缶ですよ!
こんなヤツ
普通思いつかないですよ。
これぞ発想の転換ってヤツですよね。
こういった偉大な方々の功績のお陰で現在の我々は働く事が出来ております。
感謝感謝です。
ちなみに余談ですが、全国で「小柳出」と言う苗字の方が何人ぐらいいるのか調べてみたトコロ、
およそ340人でした。
1億数千万分の340人、かなり貴重な苗字であることが分かりました。
ちなみにここからは更に余談なのですが、全国でもっと少ない苗字があります。それも群を抜いて・・・
それは、何を隠そう私、葛下です。
その数なんと
およそ30人!!
多分ヤンバルクイナよりも少ないでしょう。
もはや絶滅危惧種ですよ。
私、昔子供の頃「くず」が入っている自分の苗字が大嫌いだったのですが、最近この事実を知ってから周りの人達に言っているんです。
「1億数千万分の30人と言う超貴重な苗字の人間に出会えて君たちは幸せなんだぞ!」って(笑)
これも発想の転換では無いでしょうか?
・・・
以上、子孫がいないので葛下姓絶滅に更に拍車をかけている私葛下でした。
オヤイデ電気共々これからも末長くよろしくお願いします。
秋葉原直営店
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- TEL 03-3253-9351 FAX 03-3253-9353
11月の営業時間
平日:10:00~19:00
オンラインショップ当日発送受付時間15時までとなります。
土曜日:10:00~18:00
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定休日:日曜日
★臨時休業日:11月17日(金)、11月18日(土)社員研修のためお休みをいただきます。状況により、営業時間、対応期間は変更となる可能性がございます。- JR秋葉原駅の電気街口を出て徒歩1分総武線の高架下になります。
本社
- 〒113-0034
- 東京都文京区湯島1-9-6
- TEL 03-5684-2151 FAX 03-5684-2150
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