オヤイデ電気では、多くの種類の電線を販売しているわけですが、
電線の名前って似たようなものが多いんですよね。
アルファベットが1文字違うだけとか。(KIVとIVなど)
アルファベットの並び順が違うだけとか。(VCTとCVTなど)
今週の週刊サンデンは、そんな型番のお話です。
先週、お客様からの注文でこちらのケーブルを取り寄せたんです。
三ツ星 スターソフトS-VCTF3.5sqx2芯
通常、オヤイデ電気では3.5sqのキャブタイヤはVCTのみです。
灰色の被覆のこういうの。
VCTFとVCT。違いは何?って聞かれれば、
VCTFは300V耐圧、VCT600V耐圧。
その分ケーブル外径も変わってくるわけなんですが。
「はて?VCTFのFって何の略なんだろう?」という、
どうでもいいようなことを疑問に感じ始めてしまいまして。
VCTは
V:ビニル
CT:キャブタイヤ
の略なんだろうな。というところまでは想像できるんですが、「F」って何?
悩んだところで、まったく思いつかない・・・。
このご時世、ネットで調べればすぐ答えは出るだろうと思いまして、
すぐに検索したわけです。
「VCTF Fの意味」と。
出てきた答えは「Flexible」。
なるほどな!と思いながらも、
「いや、待てよ?VCTと比較してFlexibleって変じゃない?
確かに外径が細くなる分、柔らかい感じはするけど、それならソフトタイプのものもあるわけだし・・・」
と、別のページを検索してみると、
「FA(ファクトリーオートメーション)のFだ!」
ということを仰ってる方を発見。
これはこれで、何となくそれっぽい!
でも、これもいまひとつ納得いかない。
工場だったらVCTも使うこともあるんじゃなかろうか?
その他にも色々と検索してみた結果、VCTFの「F」は
どうやらFlexibleの「F」らしい。
が、個人的には、フレキシブルの「F」には納得いってない。
VCTと比較したって、そんなに大差なくないですかね?
で、冒頭のスターソフト。ケーブルの実物はこんな感じ。
光沢のある黒で、すごくしなやかなんですよ!
こういうのがFlexibleだと思うんですけどね・・・。
参考までに通常のVCTと比較すると、こんな感じ。
左側の灰色がVCT3.5sqx2芯 外径12.0㎜
右側の黒色がS-VCTF3.5sqx2芯 外径9.4㎜
スターソフトこそ、
Flexibleの中のフレキシブルだと思うんですけど。
オヤイデ電気で在庫している、
極東電線のスーパーフレックスVCTFよりも、柔らかいと思います!
スーパーフレックスVCTF2sqx2芯
今回は100m巻のお取り寄せでしたが、もっと少ない量でも
サイズによっては取り寄せ可能です。
在庫品ではないので、少しお日にちいただきますが、
お見積りさせていただきますので、お気軽にお申しつけください。
お問い合わせは下記まで!
TEL: 03-3253-9351
E-mail:webshop@oyaide.com
以上、根津でした。
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